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2022年10月17日

退職年金生活世代の一週間、一ヶ月、一年の過ごし方 続編2

退職年金生活世代の一週間の過ごし方

私の家のカレンダーは月めくりの日曜始まりのカレンダーです。
夫婦各々の部屋に、白い書き込める余白が大きいシンプルなカレンダーがあり、リビングには二人共用の同じようなカレンダーときれいな風景の一年カレンダーがあり、こちらはカラーマーカーで年間旅行スケジュールの記入用です。
現役時代、カレンダーは月めくりのJALカレンダーがあった程度、週間スケジュールを書き込むようなカレンダーはありませんでした。
週間スケジュールは必要なかったのです。
予定というのは当たり前に各々の会社・勤務先に行くだけですから。
仕事・勤務に関わるものは、自宅でなく勤め先かあるいは、バックの中の手帳にあったからです。
特に私は、超大型現場を担当しており、数年間スケジュールという長期なので、仕事の予定は手帳ではなく、現場のパソコンの中にありました。

やがて、二人共私55才、カミさん52才で退職してから、とくに一時期の海外ロング・ミドルステイが終わった65才頃からは
「きょういく」「きょうよう」が二人の生活に必須ワードとなってきました。
「きょういく」は「教育」ではなく、今日行くところ
「きょうよう」は「教養」ではなく、今日する用事 です。


団塊世代70代夫婦の一週間スケジュール

退職シニア夫婦の一日のスケジュールは前回述べていますので、今回は一週間のスケジュールについてです。
わたしの場合の退職直後の一週間は
 原則、必ず一日は休息日、予定は入れません
 原則NPOセンター 広報業務デスクワーク
 スポーツ 硬式テニス 午後バドミントン
 英会話サークル 本郷台
 スポーツ ラケットテニス  鎌倉武道館
 NPOセンター講座担当 午後・夜間
 市民活動団体支援   午前・午後

簡単に書くと以上でしたが、ここに趣味のサークルや、予定外が入ってきていました。
退職し、鎌倉のNPOに参加した時56才、の若手、現役SE、プログラム経験者で、しかも無給ですから、確かに引っ張りだこでしたし、スポーツにしても還暦前ですから、幾らでも体は動き、毎日鎌倉市内の公園・コート・学習センターを自転車で走り回っていました。

74才現在の週間スケジュールの実際 来週の場合
 東京へ ブエノス時代の友人と会食
 東戸塚 歯医者 11:15
 予定 なし
 予定 なし
 ラケットテニス 鎌倉武道館 
 予定 なし
 市民活動団体支援 西鎌倉

特に予定のない曜日が3日あります。「きょういく」「きょうよう」がないのです。
でも、別に焦ることはなく、自宅の自分の机、パソコンの前ではいくらでも「きょうよう」はあるのです。

確かに、65才まで毎日、電車通勤で、役職を離れた身軽なポジションにいても、やはりお給料をいただき、雇われている身ですから、それ相応の働きをしなくては、5年間居づらいでしょうから、開放された定年後に急にすることがなく、行く所、用事がなくなると、不安になるでしょうが、不思議にその時間、空間に慣れるものなのです。
それには、同じ屋根のしたで暮らす、伴侶・妻・奥様とのコミュニケーションが必須となります。
よくいわれる「夫在宅症候群」は何十年も夫が平日朝から晩まで自宅をおらず、いるのは週末に一日程度、それでもせっせと、一般的サラリーマン以上の稼ぎをもたらしてくれる存在だったものが、毎日、毎週、毎月、づっと家にいて、ゴロゴロ、していると妻の目に映ります。

カミさんの友人の言葉を借りるとこんな言い方しています

「嫌になっちゃう、私がカーブスに出かけて、買い物して帰ってくると亭主は、私がでかけた時と同じ場所、同じソファに同じ姿勢でいるのよ」
「ほぼ、二時間づっと、何もしないで、朝の食器の片付けも、勿論、昼の自分の用意もせずに」
「離婚までは考えないけど、一人暮らしにあこがれるわ」と云っているそうです。

カミさんに、「君はどうなの」と聞くと
「私達早期退職者の年金で離婚したら、二人共に食べていけないわ」
「第一、私一人になったら、銀行にもいけないし、パソコンもできないから、君が頼りよ、長生きしてね、でも元気でね、介護は嫌よ」
と、ごく現実的なことを云います。

この一週間の予定には書かれていませんが、予定なしの日に必ずあるのは、ロングウォーキングの一日1万歩と、重い物、嵩張るもの、急いで持ち帰るもの(冷凍食品)の買い出し
があります。つまり、一日中一歩も外にでないという事は先ずありません。
こうやって、恐らくですが、後4、5年くらいはこんな一週間は続くのでしょう。

団塊世代70代夫婦の一ヶ月プラン、過ごし方
年間プラン・計画となると、夫婦二人の年齢、退職後の年月によってかなり変わってきます。
気力・体力・好奇心の低下により、動き回る時間や、趣味、時間の使い方が変化してくるのは当たり前です。

現在74才・71才の文字通り老夫婦一ヶ月の過ごし方・スケジュール
毎日、毎週ではなく、一ヶ月の予定というものがあります。
・月に一度の千円カット床屋での散髪
・月に一度の映画鑑賞
・月に一から二度の契約団体webサポート
・月に一度の日帰り旅行
・月に一本のビデオ作成、You Tube UP
・月に二度のスポーツ団体のオンライン申し込み、決済
・月に一度の銀行まわり、記帳、月間費用現金引き出し

団塊世代70代夫婦の一年のプラン、過ごし方
一年、数ヶ月単位となると、医療と旅行関係になります。
医療関係は
・二ヶ月に一度の内科系ファミリードクター問診 年二回の検査・検診
・四ヶ月に一度の大病院泌尿器検診
・六ヶ月に一度の眼科、緑内障検診
・一年に一度の脳外科、MRI検診
・一年に一度の皮膚科、

旅行関係は
退職直後から10年間は、年六回の主に海外のミドルステイ地めぐりと、世界遺産の地めぐり
その後5年間は、年2回のハワイリピートステイと、その他インドシナ半島のディフープアジアめぐり4回、そして、66才、海外旅行卒業後は、原則、宿泊を伴う国内旅行は年に六回と決めています。

55才退職で来年後期高齢者となる75才まで、こんなペースでやってきた。

この20年間、大きな経済変動もなく、ややデフレ気味の社会情勢では、退職世代には恵まれてきていたと思われます。

そしてついに、来年誕生後月イコール、私が退職した月が来ると丸20年、ここから先のプラニングは正直ありません。
当初、40代はじめの頃作成した、人生のプラニングでは、その当時の平均年齢78才で逝く予定でしたが、現代の医療環境、現在の私個人を顧みると、いいところ、後6年、81才が妥当な線でしょう。

如何に、カミさんに迷惑をかけずに、苦しまず、迷惑をかけずに逝くかを夢見ています
カミさん(医療関係の元プロ)は本気です。
「自宅介護はない、君の、下の世話は絶対ない」 と云い切っています。
さて、どうなることやら。

このブログ記事は、同じ時代を生きる、同じ団塊世代おじさん(最近、おじさんではなく、本当にお爺さんかと思えていますが)と、次に続く、シニア世代の皆様への多少、上から目線のアドバイス&自虐ネタブログです。
とうぞ、お元気でお過ごし下さい、

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posted by 西沢 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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