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2022年06月23日

垣谷美雨の小説と妻が実家の介護から戻らない友人たち 


垣谷美雨の本「姑の遺品整理は迷惑です」

カミさんはある日の新聞紙面に、カミさん世代の人気小説家、垣谷美雨の「姑の遺品整理は迷惑です」という新刊?の広告が掲載されているのを見て、まだ読んでいない本なので夕方の買い物ついでに、最寄り駅周辺では2店舗だけになった本屋さんのうち、市内で一番大きい本屋に行って何時もの、新刊書・話題の本の紹介コーナーを覗いてたが置いておらず、店員さんに聞こうにも、題名も出版社もうろ覚えなので、尋ねずに帰宅し、私にネットで調べるよう命じました。

調べると、これは新刊ではなく2019年初版で今回は、文庫のようです。
出版社は「双葉文庫」です。
あの、大書店の新刊文庫に平積みしてなかったことから、中小出版社「双葉文庫」はお取り寄せになるかも知れないと考え、アマゾンで検索すると売ってました。
定価650円+税で715円。アマゾンは配送料無料ですから、ポチしました。
帯の惹句は
捨てたい嫁、捨てない姑の家を片付けるはめに
どうして、こんなに溜め込むの、切実な叫びに共感必至の「実家じまい」応援小説

お話はというと
郊外の団地で一人暮らししていた姑が突然なくなった。
嫁の望登子は業者に頼むと高く点くことから自力で遺品整理を始める、だが、「安物買いの銭失い」の姑を甘く見ていた。
至るところにぎっしりと詰め込まれた物、物、物。
あまりの多さに愕然とし、夫を駆り出すもまるで役に立たない。
無駄を溜め込む癖を恨めしく思う望登子だが、徐々に姑の知らなかった顔が見えてきて・・・
誰もが直面する”人生の後始末”をユーモラスに描く「実家じまい」応援小説

アマゾンの最新近未来的配送システム

最近のアマゾンは「置き配」を徹底しているようで、共同住宅のインターホンさえもピンポンせずに、宅配BOXに入れて帰ってしまい、スマホに配達完了のメールが入るまで、一日中在宅していても解らない状態です。
蓮送料無料てすから仕方ないのでしょうが・・・
私のような、セキュリティのしっかりしている共同住宅、宅配BOXがある住環境ならそれでもOKでしょうが、スマホもネットも使えないお年寄りの戸建て一人暮らしの場合、いったいどうしているのでしょうか?
老婆心ながらそう感じています。

そして、数日前の新聞報道で、アマゾンの国内20ケ所に物流センターを設けており、最新のセンターの様子を公開したと報じていました。
自走式商品棚ロボットシステムを採用しており、客からの注文が入ると、その商品が収められている自走式商品棚は自動的に、スタッフの元にやってくる。これまでのようにスタッフが広い倉庫をあるき回わなくて済むシステムになり、出荷にかかる時間は大幅短縮し、商品も最大四割多く保管出来るようになった。と報じていました。
またある日の報道では、現場配達員の管理と待遇についても触れていました。
配達員(外部契約)の一日の配達ルート、動き方は全て、アマゾン本部コンピューター指示で行われているそうです。
報道ではこの仕事の形状は外部委託契約ではなく、労働者として組合を組織して改善を要求すると報じています。
ちなみに、外部契約契約者の報酬は、車・ガソリン・保険など全て込みの契約で一日18,000円だそうです。
ある種の人にとって昼・夜・休日も働けば、月50万になると考えるかもしれませんが、一年も保たないでしょう。明らかに大手の搾取であり、私達消費者が望みすぎなのでしょう。

アマゾンからの文庫本は郵便受けに
カミさんは私が「ポチ」し、私のクレジット口座で払ってから二日後の午後届いた本を、その日の夜のお風呂の中から読み始めました。
夜中に私がトイレに起きると、カミさんの部屋の灯りでついていました。
翌朝、朝食にリビングに行くと、既に食べ終えていたカミさんは、最後の数ページを読んでいました。
私は「どうなの、お話は」と聞くと
「垣谷美雨の小説らしく、そうだよねと相づちうちながら、一気に読める本」
そして「早く読みおえて!。読み終わったらお友達に回すから」
というわけで、今月は各種病院・医院の検査をまとめている月なので、各医院の待合室や、電車のなかで一気に読み切りました。

この本を読んでいて、作者垣谷美雨さんの年齢が気になりました。
私のカミさん世代から圧倒的な支持を受けてる彼女は・・・1959年兵庫県生まれ、私達団塊世代とちょうど一廻り下の世代です。
彼女の小説に登場するヒロインの女性の背景のように、山陰の地方都市に生まれ、東京の有名私立大学文学部を卒業しています。
これまでの垣谷美雨さんの小説を読んでいると、私達男性と女性の味方の違いに気付かされます。

この小説のなかにも「わし族」なるものが登場します。

定年退職して男性、会社の仕事こと以外は全くわからず、これまで子供の教育や親戚づきあい、近隣コミュニティ、社会のお付き合いなどを全て奥さんに任せてきた、無趣味の男性・・・
定年後、外に一人では出ずに、奥さんが出かける時に
「何処にいくの」
「誰と行くの」
「何時に帰るの」と尋ね、「俺の昼飯は?」と聞き、
最後は「わしも行く」という、何も出来ない夫

私達男性は、これまで世間・社会の競争社会、経済戦争の戦士と十分に働いてきた、給料もボーナスも人以上に稼いできた、家族を幸せにしてきた、退職後は自由に、縛られずに、生活していきた、それが行けないのか?と考えて当たり前と思っていますが、この作家「垣谷美雨」の小説を読むべきなのですが、残念なことに、彼女の書く小説は少し、団塊世代の男性には遅すぎたかも知れません。
定年間近の夫婦をテーマにした小説を発表したのはここ10年のことなのです。
七十歳死亡法案、可決(2012年1月 幻冬舎 / 2015年2月 幻冬舎文庫)
ニュータウンは黄昏れて(2013年1月 新潮社 / 2015年7月 新潮文庫)
あなたの人生、片付けます (2013年11月 双葉社 / 2016年11月 双葉文庫)
子育てはもう卒業します(2013年12月 祥伝社 / 2016年7月 祥伝社文庫)
老後の資金がありません(2015年9月 中央公論新社 / 2018年3月 中公文庫)

2003年私が早期退職して鎌倉で出会った男たち

1,三ヶ月のアメリカ出張から帰ってきたら、家はもぬけの殻、妻も子供も消えていた。
2,定年退職した当日、妻の弁護士から離婚届を渡された。
3,妻は実家の両親の介護にでかけたまま、子供と共に戻ってこない。
4,妻は、実家の母親の介護、その後葬式までおえたが3年経ってももどって来ない。

1,と2,のケースは団塊世代の退職直後、女性週刊誌を賑わかせていたお話で、私の鎌倉の廻りでも同世代の間で沢山、実際に見聞きしています、
両者ともに、商社・金融の営業トップまでいった家庭のお話です。二人共超有名大学、企業にお勤めで、鎌倉の海の見える高級住宅街にお住まいでした・・・過去形
最終的には、離婚弁護士が介入して、財産分与で家を手放しています。
このお二人、実に仕事は優秀で、会議でのプレゼンも的確なのですが、この会議に出席していた私は、この人、家の中でもこのような話し方をしているのだろうか、この人を説き伏せるような話力、態度で、奥さん大変だろうな・・と思っていたら、案の定です。
このお二人、現在でも時々お会いしますが、共通点があります。
着ている、シャツ・ズボン、ジャケットがここ10年変わっていないのです。
齢いっての離婚、独身生活の哀れみを感じずにはいられません。

今、増えている 定年後別居・卒婚・なかよし別居のケース

このケース、3,4も奥様の実家の両親の介護が発端でした。
3,の場合はご両親の介護問題が發生し、奥様が実家(東海地方)に通いはじめたのですが、通いは無理となり奥様が常駐するようになり、独身の息子さんが様子を見に行き、自分の母親の苦労を目にして、東京の仕事をやめ一緒に田舎の実家で暮らすようになりました。
鎌倉の家は、夫(私の友人)と上の息子さん(独身)二人暮らしです。
4,のケースは、九州で暮らす母親の介護に行き、看取った奥様がお葬式が終わり、家の片付けをしたら帰ってくると云っていたのに、もう3年経つても帰って来ないと云います。
共通の友人との飲み会での会話では、あの人の元に奥さんが帰って来る訳ないよね。
でも、離婚はしないだろうね・・・どうして?と聞くと、あの人金にウルサイ、正式に離婚となると、かなり持って行かれるハズ。
現在はどうしているのか聞くと、お二人共に年金口座は独立して持っており、一ヶ月の生活費は、夫から振り込んでいるそうです。

この3,4,のケースに共通している点は、お二人共、超一流企業・メーカー出身でお二人共に数千マンの元会社株券を持つているのを、私が知っていると言うより、相手が聞かずともにお話するタイプなのです。
奥様にしてみれば、ここで争って離婚するよりも、現状維持で、自分の生まれ育った田舎で、昔の学校時代のお友達と一緒にのんびりと暮らすほうが、鎌倉の住宅街で片肘・見栄張って、古臭い昭和戦中生まれの夫と暮らすよりは、こちらを選ぶのは当然でしょう。

これからは熟年離婚でなく、定年後別居が益々増えていくでしょう。

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posted by 西沢 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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