
2024・12・11 夜8:30みぞうちに痛み、タクシーで湘南鎌倉へ、原因不明、鎮痛剤点滴。夜中3時にカロナール服用
2024・12・13 2日後、湘南鎌倉病院ERドクター検診 肝機能値異常、胆嚢エコー変化認め、外科的処置の勧め
2024・12・25 かかりつけ医定期検診 胆嚢炎外科的治療の勧め、湘南鎌倉病院外科へ紹介状
2015・01・08 正月休み明け、湘南鎌倉病院肝胆膵外科外来へ、外科手術・担当医決定
2015・01・16 手術前、各種検査
2015・01・22 麻酔医、担当外科医、病棟看護師のレクチャー
2015・02・20 手術11時半から3時間
2015・02・21 朝9:00退院、帰宅
手術1ヶ月後のお腹の手術の傷後は
手術後のアフターフォローは
2015・02・26 術後二週間目のドクター検診 採血、やや肝機能値高く、肝臓のエコー撮影
2015・03・12 術後四週間目のドクター検診 採血異常なし、肝臓エコー問題なし、これで全て完了
一ヶ月後のお腹の傷四箇所ははどうなっているのか?撮影してみました。

「何なのこの締りのないお腹」は程度となりますが・・・
とても、生きている人間の体内の臓器を摘出した跡は見つかりません。
このおヘソから、摘出した臓器「胆嚢」を体外に取り出した・・ようです。
おヘソの上のくぼんだ傷跡、ここにカメラが入って、体内をモニターに映し出し。
左側の二箇所の傷跡から、術者の器具で、体内の手術をしたようです。
このくらいの傷ですから、開腹手術とちがって、患者の負担は1/10の程度と云われており、実際に手術よく翌日でも、筋肉痛程度の痛みしかなく2週間後には、全く痛みも、違和感もありませんでした、
以前、外科手術としては一番簡単と云われている、鼠径ヘルニアの時は、内蔵に関わる手術ではなく、お腹の筋力が歳とともに衰えてくるシニア男性に多くみられるもので、足の付け根(鼠径部)の筋膜が薄くなり、腸などの内臓が飛び出してくる病気です。
いわゆる「脱腸」とも呼ばれものです。術後一年ほどチクチクはしてたのと大違いです
現代主流の腹腔鏡下手術ラパとは

【特徴】
■ 従来の開腹手術に比べて身体的負担が軽減される
■ 傷が小さく、手術後の痛みが少ない
■ 入院期間が短く、腹腔内がくっつく(癒着する)可能性が低い
■ 退院後の社会復帰も早い
■ 傷跡が開腹手術に比べ小さいため、目立たない
【適応疾患】
● 子宮内膜症
● 卵巣嚢腫
● 子宮筋腫
● 急性胆嚢炎
● 虫垂炎
● 良性卵巣腫瘍
● 大腸がん
【手術方法】
▲ お腹に1〜4箇所の小さな切開(3〜30mm)を設ける
▲ 腹腔内画像をテレビモニターで観察しながら、専用の手術器具を使ってさまざまな操作を行う
▲ カメラを使うことで病変部を拡大して見ることができ、緻密かつ繊細な手術が行える。
しかし、今回の私のような慢性胆嚢炎の場合、胆嚢が肝臓の裏に癒着している可能性や、胆管や、胆嚢への動脈と他の臓器との切り離しが難しい場合、開腹手術になると何回も驚かされていました。
現代主流となりつつある腹腔鏡下手術は1990年代半ばから行われるようになったようです。
我が家のカミさんも職業柄、何度か、医療機器メーカー社員の立会いのもとでの実際の手術に関わったと云ってます。
手術前から外科医の書いたベストセラー小説を読んでいます

カミさんは、私が腹腔鏡下手術を簡単に考えていると知ったカミさんが、ブックオフから数冊買ってきたのが、実際の現役外科医「中山祐次郎」が書いている一連の外科医小説です。
私が胆嚢摘出を腹腔鏡下でやることを決断した時、胆嚢炎の治療ではなく、単純に摘出、胆嚢につながっている動脈のをクリップで留め、胆管もクリップで留め、胆嚢本体をお臍に開けた大きめの穴から取り出すだすだけの手術と理解していると云うと・・・甘い、カメラが写しだす、モニターを見ながらの施術だから、そう簡単に出来るものではないし相当の経験がなくて出来ない、この本を読んでおいて、差し出されたのが、この小説でした。
元々、この作家中山裕次郎は現役の外科医で、自分が外科医になるまで話
・高校受験から医学部入学、国家試験までの話
・医師となり研修医として大病院の外科医となるのまでのお話
・泣くな外科医、走れ外科医、やめるな外科医
・外科医、島へ
・迷うな女性外科医
今回の私の腹腔鏡下胆嚢摘出を担当するのは肝胆膵外科の女医さんです。

湘南鎌倉病院で多い、地方の国立大学医学部を卒業し、これまで全国三箇所の国立病院の外科を経由して二年前に湘南鎌倉病院の肝胆膵外科のロボット手術の若手認定医として現職についている様子が読み取れました。年齢は推定39歳。
カミさんが手術前に読んでおけという「迷うな女性外科医」の主人公の経歴設定とほぼ同じ年齢と経緯です。
ファミリードクターの紹介状は湘南鎌倉病院外科としか書かれていなく、担当医は、病院任せでしたが、外科医の外来は週に一回のみで、その他曜日は手術室勤務のようなので、webページで外来の勤務日を調べてでかけました。
小説のなかでは、「胆嚢摘出手術」は外科医として一番基本的な腹腔鏡下手術として紹介されていましたが、それでも、モニター映像のなかだけの世界での手術です。
全身麻酔、全ての人の呼吸器の機能は人工呼吸器に依存し、常に各種モニターで体のデータを監視しながらの手術となります。
何があっても対処できる体制下での手術あることは、この小説で解りました。
でも、何も突発的なことは起こらず、摘出した胆嚢はごく正常、胆石も胆砂もなく、胆泥ていどだったと、手術後の開いた胆嚢をみせられたカミさんの話でした。
「日にち薬」とは

10年前2015年、同じくここの外科で行った鼠径ヘルニアの手術の傷は一年間、チクチクしていました。
この時、別の手術で入院していた同じ鎌倉のNPOの同僚女性から「日にち薬」という言葉を知りました。
「日にち薬」とは、月日が経つことで悲しみや苦しみを癒やしてくれることを意味する言葉です。病院でもよく使われいるもようです。。
今回の腹腔鏡下手術では、なんと一週間でほぼ痛みはなくなりました。
願わくば・・・
今回の手術が人生の最後の手術であってほしいと77歳、喜寿のオジサンは思っています。
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