2015年05月17日
【実施報告!】ごうつ道場2015(2期)第1回「自分のアタマのなかを広げてみよう!」
こんにちは!てごねっと石見、ごうつ道場事務局の渡辺です!
先日の5/16、今年度も実施することになった「ごうつ道場」のvol.1が行われました。
(ごうつ道場概要:http://tegonet.net/g-doujou2015.html)
(vol.1イベントページ:https://www.facebook.com/events/396968440488646/)
これから約半年間、じっくりがっちりまったりレポートしていくので、ぜひご注目下さい!
■ ごうつ道場2015、ついに始動!
ごうつ道場は、今年度で2期となります。ということで、今回の道場生は2期生。我こそは!と立ち上がり、道場へ入門してきた2期生は、総勢11名。これから11名のメンバーで、切磋琢磨していきたいと思います!(メンバー紹介は、追々行っていく予定です。)
ごうつ道場、記念すべきvol.1の開催地は、浜田市の周布駅から車で10分ほどにある栗栖邸。いつもお世話になっている、「まちの縁側」(https://blog.canpan.info/h-engawa/)の代表をしている栗栖さんの旦那さんのご実家とのことで、素晴らしいロケーションと空間といことで、「何か人の集まる機会に使用して欲しい」とご相談があり、今回、使用させていただきました!
■ ゲスト講師が語る!
ごうつ道場は、大きく前半・後半に分かれて進行していきます!
前半は、ゲスト講師によるケース・スタディセミナー。
後半は、道場生によるプラン発表とグループワーク。
vol.1のゲスト講師は、ローカルジャーナリストとして活動している、田中輝美さんをお招きしました。
- - - (ゲスト講師プロフィール)- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
田中輝美(たなか・てるみ)
島根県浜田市出身。1999年、山陰中央新報社入社。報道記者として、政治、医療、教育、地域づくり、定住・UIターンなど幅広い分野を担当した。企画「医変−地域医療の存亡」で2008年ファイザー医学記事賞大賞、琉球新報社との合同企画「環(めぐ)りの海−竹島と尖閣」で2013年日本新聞協会賞を受賞。プライベートでは、島根の有志で、島根のリアルを発信するブログ「シマブロ!」を運営し、「UIターンカフェ」や100人規模の「しまね若者大交流会」などのリアルイベントを主催するほか、社団法人・日本ジャーナリスト教育センター(JCEJ)の運営委員も務める。2014年秋、同社を退職し、フリーの「ローカルジャーナリスト」として島根に暮らしながら、島根を記録、発信している。共著に「未来を変えた島の学校−隠岐島前発ふるさと再興への挑戦」(岩波書店)。
(ブログ 自由のドア:http://d.hatena.ne.jp/terumism/)
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所属をしていた新聞社を退職し、フリーのジャーナリストの道へ進むことを決断した輝美さんの「なぜ、いまここにいるのか?」という道筋をじっくりと伺うことが出来ました。
学生時代から、企業に所属している頃、そして今に至るまで、迷いながらも自分の価値観を大切にし、決断してきた輝美さんのパワーと人間的魅力を見ることができ、共感できる部分をたくさん見つけられました。
あまり内容に触れてしまうと、せっかくお呼びした意味が無いので、少しだけ渡辺自身がポイントだと思ったことをご紹介したいと思います。
★自分の違和感と、とことん向き合う。
昔から、鉄道と仏像が大好きだったという輝美さんは、日本全国の国宝を見ながら鉄道を網羅するという猛者。大学に進学し、学芸員の実習を受けることになったときに、いま自分が体験していることに対して「つまらない!」ふと気づいてしまったとのこと。
そこから、大幅な路線変更。「モノではなく、ヒトと生きたい!」と覚醒し、記者という選択肢が生まれ、いまのジャーナリストという結果に結びついているとのことでした。
長い間自分が追い求め、信じていたものがふとした瞬間に「おや?」「本当にこれで良いのかな?」と思ってしまうことってありますよね。
自分が熱心に追いかけてきたものであればあるほど、「いや、そんなことない!」と自分に言い聞かせてしまいます。しかし、輝美さんは、そこで「自分の違和感」」と向き合うことをとことん突き詰めたからこそ、天職を見つけられたとおっしゃっていました。
これから何かを始めようと意気込んでいる道場生の中には、おそらく自分の立ち上げたプランが途中で「あれ?これって本当に自分がやりたいことなのかな?」と迷う瞬間がくるはずです。(1期生だった、僕もそうでした。)
立ち止まるタイミングが来た時、田中輝美さんの言葉を噛み締めて欲しいですね。輝美さん、vol.1に相応しいプレゼンをありがとうございました!
■道場生演習(グループワーク)
ゲスト講師によるケース・スタディセミナー終了後は、道場生によるプランの発表が行われます。プランの発表といえども、今回が初回なので、自己紹介メインに、暫定的なプランの発表となりました!
vol.1のテーマは「自分の頭を広げてみよう!」ということで、とにかく自分のこれまでの経歴や印象に残った出来事、自分の興味などを考え、伝えることを意識してもらいました。
実は、この行程がとても大切だったりします。自分の興味や、これまでやってきたことを語ることで、これまで自分が見えていなかった本質的な興味や能力が垣間見えることがあります。
そして、その興味や能力が垣間見れた時、ふと自分の掲げたプランに違和感を感じることがあります。
「あれ?これが本当にやりたいことなのかな?」
そう、これが「自分の違和感」。まさに、ケース・スタディで輝美さんに話していただいた内容とぴったしカンカン。
道場生の中には、今回のvol.1でこの気づきを得れた人もいました。(すばらしい!)もちろん、既に一致していた人はさらなるブラッシュアップを目指してもらいます!(道場生のプランは追々公開していきますね。)
■ 仲間と出会えることで、思った以上の効果が期待できる!
vol.1も無事終了。それぞれの感想を聞いてみたところ、「仲間と一緒にいいものを作っていきたい!」「こうやって意見を言い合える仲間って良いなって思えた」など、「仲間」というワードが出てくることが多かったように思えます。
我が塾長の尾野氏(てごねっと石見・副理事)も、「第一回目で、こんな話が出来るとは思わなかった!」と、自分のプランだけではなく、周りに関わる人間を巻き込んで、一緒にプランを作り上げていく大切さを語っていました。
事務局としては、とても楽ちん...ではなく、とても心強い仲間が集ってくれたと大変嬉しく思っています!一緒に、石見の団結力と底力を見せつけてやりましょう!(出雲と広島から来ている、道場生のお二方は、今だけ石見人になったつもりでよろしくお願いしますね...笑)
■ 次回予告!
ごうつ道場、次回vol.2の予告です!
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第2回「自分が本当にやりたいことって何だろう?」
日程:6/6(土)
講師:三成 由美 氏(おくいずも女子旅つくる!委員会)
場所:蓮敬寺(江津市敬川町)
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次回のテーマは、「自分が本当にやりたいことって何だろう?」ということで、vol.1で田中輝美さんが素晴らしいバトンを渡してくれたので、ばっちりテーマに入り込んでいけそうです!
vol.1で広げてもらったアタマの中をもう一度見つめなおし、「自分の違和感」と向き合い整理していくフェーズとなります。
そのときに大切になってくるのが、自身の「原体験」です。自分が行動しようと思うとき、そこには輝美さんのように何かキッカケがあります。その過去に体験した自分を突き動かしたキッカケこそが「原体験」道場生には、その「原体験」の深堀りを目指してもらいます!
ゲスト講師でお呼びするのは、おくいずも女子旅つくる!委員会の三成さん。風の噂ではスーパー行政ウーマンとして名を轟かせている三成さんに、女性らしいポップでキャッチーな取り組みの裏側にある「原体験」や「本当にやりたいこと」を伺いたいと思っております!
(おくいずも女子旅つくる!委員会:http://okutabi.shimanedeep.jp/)
そして、vol.2の会場は、江津市の敬川町にある蓮敬寺で行います!お寺de道場第二弾!(昨年は、大田市の清水大師さんで行いました。)お寺cafeやDJ活動もされているという、若手住職の冨金原さんにも注目です!
次回、vol.2も乞うご期待!
あでゅ!
posted by てごねっと石見 at 12:42| Comment(0)
| ごうつ道場
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