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2013年10月07日

第15回BU活 キャリア教育で島おこし

盆子原です!

みなさんは季節の変わり目って、どこで感じますか?
たとえば夏と秋。数字的には10月から秋、というのが個人的な節目です。
学生が夏服から冬服に変わり、冬服を着た学生が町を歩いていると、
何となく町の風景が変わったな、と実感します。
もう、秋やのぅ……。



そんな秋一発目のてごねっと石見、今月のBU活は
山口県周防大島でキャリア教育をとおして島おこしに取り組む
大野圭司さまをお迎えしました。

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『教育から郷育』
大野さんがやっていきたいことは、故郷を育む人材が育てる事。
昭和25年から島の人口は5分の1に。高齢化率は57%。
大野さんの母校も廃校に。


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島で行っている中学生のキャリア教育。
校長から直々に。「一緒に教育を」。
“コミュニテイ・スクール”
学校、PTAに加え、地域(コミュニティ)が入り込み、学校行事などを実施。
道の駅、福祉施設がサポーターになって、学校の行事を協力して運営。
よくあるキャリア教育は、講師を招いて生徒たちに話を聞かせるパターン。
大野さんの場合、先生たちと前年度から年間計画を立てている。
一年生は地域づくりの視点を学ぶ。
二年生は起業体験。道の駅で仮想店舗を出店。儲けたお金はどう社会貢献に使うか?を問いかける。
三年生は自分の夢を見つけて走り出すための準備を。身近にいるカッコイイ大人へインタビュー。

民間という立場で公教育・キャリア教育の現場に踏み込むことの難しさ。

キャリア教育の課題
1.ボランティア講師・コーディネーターの限界
⇒職業としてのキャリア教育専任者を配置(集落支援員制度の活用を提案)

2.家庭教育の格差
⇒学校が最後の砦(新入生の長期宿泊合宿の実施など)

3.キャリア教育の時間だけがキャリア教育ではない
⇒全教科・学校行事すべてがキャリア教育
…「なんでこの教科を学ばないといけないのか」に対する答えを教員は持ってほしい。
…民間のコーディネーターがいなくても、教員が知識、スキルを持つようになれば。
(教員の意識改革研修・教員の長期インターンの実施など)

資金調達の話。
高校生向けのキャリア教育デザイン。
島外へ出て行った子どもたちを、もう一度つなげたい、との思いから実施。
調達した2割はクラウドファウンディング運営会社へ。
残ったうちの1割は出資者へ、出資金額に応じて特産品などでお返し。

ここからは、初めて話す内容!!
“フルサトアカデミー”
進学塾+ふるさとおこしができる人材教育。
対象はふるさとおこししたい!という高校生。
その高校生を塾に集めて、大学に出かけたり、中小企業の社長のカバン持ちをしたり、NPOにインターンに行ったり、自分の企画をプレゼンしたりして、大学のAO入試を受験、地域づくり・まちづくりを生業とする企業や団体へ。

大野さんが目指す、20年前の周防大島。
800世帯の子育て世帯増(1,600人子供増)
80億円の新しい“経済”
bukatsu131004.jpg

質疑応答(一部)
Q.公教育とういうシビアな世界で、これだけスバスバものを申して大丈夫?
A.僕はクレーマーではなく、同じ土俵に立つパートナーとして「僕はこう思いますけど、どうですか」というようにしている。

Q.現場ではある程度の段取りをこちら側でやっておくなど、気を遣うこともあるのでは。
A.この予算でこの仕事はできない、ということは伝える。丸投げされても「一緒に考えましょうよ!」と言う。生徒から直に意見ももらう。「どう? 面白い?」と。

Q.生徒と接する上で心がけていることは?
A.必ず「いいね!」から入るようにしている。

Q.ドラクエについて

A.ドラクエについては、生徒にこんな話をする。
戦士になって格闘家になってバトルマスターになるんだよ、これってキャリアの作り方と同じだよ、って話をします。まず一つ極めて、また次を極めて、掛け合わせて上級職に転職する、そうすると年収もあがるよ、と。
毎日雑魚キャラを倒すレベル上げも同じだよ、と。スライムも24時間斬り続けると経験値がたまる。毎日のつまらないと感じる宿題も、スライムみたいに斬り続けろ、と。
ドラクエは最後にラスボス、魔王がいる。自分にとっての魔王をつくれ。魔王を倒したら世界に平和が訪れる。それが自分にとっての夢だよ、とドラクエをたとえにすることもある。


民間として公教育に携わることの難しさや、民間だからこそ提案できること・やりがいなど、
大野さんの個性全開で楽しくお話していただきました!

大野さん、参加くださったみなさま、ありがとうございました!!


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江津市ビジネスプランコンテスト2013
『Go−Con2013』

■応募テーマ■
江津市の地域資源の活用や、地域の課題解決につながるビジネスプラン

■大賞・賞金■
大賞1名。受賞者に活動資金100万円。
※賞金の授与に関して一定の要件有

■一次審査■
※締め切りました※

■最終審査■
日時: 2013年12月15日(日)13:00〜17:00
場所: 江津商工会議所 大会議室

一次審査通過者による公開プレゼンテーション
★一般の方もご参加いただけます。ぜひお越しください!
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posted by てごねっと石見 at 17:00| Comment(0) | BU活
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