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●【NEWS】スタッフ募集 (02/03)
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●【コラム】はのさちの絵手紙[2012年02月06日(Mon)]
 ●【コラム】はのさちの絵手紙
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 ●【コラム】はのさちの絵手紙


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●【コラム】はのさちの絵手紙[2011年12月02日(Fri)]
 ●【コラム】はのさちの絵手紙

●【コラム】チャレンジジャーニーが大切にしていること[2011年12月01日(Thu)]
 ●【コラム】チャレンジジャーニーが大切にしていること

 
 今回はスタッフのあり方編です。

 前回は感情の落差を表す「感情曲線」についてお話ししました。

 簡単におさらいすると感情の谷と山を設けることです。
 「感情の谷」とは、
  失敗したときに無能感や挫折感を体験すること。
 「感情の山」とは、
  成功したときに有能感や達成感を体験すること。
 「感情の幅」とは、
  感情の谷の深さと比例して感情の山は高くなること。
  ということをお話ししました。

 チャレンジジャーニーを実施する際に、ファシリテーターには必ず
 「感情の谷」「感情の山」ができるように運営してくださいと口を
 酸っぱくして言っています。

 そのおかげでチャレンジジャーニーのスタッフは「感情の谷」を
 作りだすのがかなりうまくなって来ました。

 感情の谷を作り出すために、3つの要素がります。
  1, 課題圧をかける(ルール、設定を難しくする)
  2. 内部摩擦を明確にする(立場や意見の差異を明確にする)
  3. 外圧をかける(他の例を出す/けしかける)

  1, 課題圧をかける(ルール、設定を難しくする)
    この課題圧をかけるというのはルール、設定をかなり
    難しくすることでできない体験をさせるもの。
    例えば、ものすごく難しい設定にする。
    達成が到底不可能だと思えるようなタイム、
    課題を投げかける。

  2. 内部摩擦を明確にする(立場や意見の差異を明確にする)
    グループ内部の意識のズレ、立場の違いによる考え方の
    違いを明確にすることで、グループ内部の不満などをわかり
   やすく提示する。
   例えば、課題は達成したけど「満足している参加者」と
   「不満足な参加者」がいた場合、その理由を聞いていく。
   そうすると、グループ内の意見の差異が明確に現れて、
   参加者はグループがバラバラだということに気がつきます。

  3. 外圧をかける(他の例を出す/けしかける)
    これはグループとファシリテーターの対立を作ることです。
    例えば、「この課題は他のグループはもっと簡単に
    できたのに」「もっと出来るんじゃない?」
    などファシリテーターから圧力をかけていき
    ファシリテーターとグループの間に摩擦を作り出す。

  チャレンジジャーニーでは上記の3つを駆使して
  「感情の谷」を作り出します。

  「感情の谷」に落ちて行っている時の参加者を見ている
  のはとてもつらい気分になります。
  もっと簡単な課題を設けるほうが良いのかなと感じたりもします。

  しかし、この谷を抜け出せば必ず山を迎える事ができると
  信じているからこそ、参加者とともに谷に落ちて行くことが
  できるのです。

  学校向け教育旅行プログラム
  チャレンジジャーニーの詳細はこちら
  http://www.teforum.org/c_journey/
●【コラム】チャレンジジャーニーが大切にしていること[2011年11月03日(Thu)]
 【コラム】チャレンジジャーニーが大切にしていること

 今回で3回目となりました。
 これまでお伝えしてこともチャレンジジャーニーの中では
 大切な要素ですが、今回のテーマもチャレンジジャーニーを
 特徴付ける大切なキーワードです。
 
 みなさん是非一読ください。
 
 「感情の落差を設ける1」

 チャレンジジャーニーでは、1日という短い時間の中で
 チームとしての学びをより深めるために「感情の落差」を
 設けることを大切にしています。

 これは簡単にいってしまうと成功と失敗です。

 課題を達成した時の有能感や満足感は誰でも味わったこと
 があると思います。
 何かを成し遂げ、やり切ったときに思わずガッツポーズを
 したり、声が出てしまったり、はたまた涙が流れてきてしまった
 ことってあるのではないでしょうか?

 それとは逆にすべてのことがうまくいくわけではありません。
 失敗してしまい、無力感や絶望感を味わったことってあるの
 ではないでしょうか?
 こんな時って本当にどうしようもなく、自分がすごくちっぽけな
 存在だと思ってしまうことって誰しもあるのではないでしょうか?

 チャレンジジャーニーでは、失敗した時の感情を深く味わえば、
 味わうほど成功した時の感情はより高いものになると信じています。

 どうしようもない自分を体験しているからこそ、成功した時の喜びは
 何倍にも膨れ上がるのです。

 チャレンジジャーニーでは感情の落差を設けることを感情曲線と
 よんでいます。
 HPに理想の感情曲線を載せているので見てください。

 チャレンジジャーニーHP
 →http://www.teforum.org/c_journey/
●【コラム】はのさちの絵手紙[2011年11月01日(Tue)]
 ●【コラム】はのさちの絵手紙

●【コラム】チャレンジジャーニーが大切にしていること[2011年10月04日(Tue)]
 ●【コラム】チャレンジジャーニーが大切にしていること

 前回は「あり方を学ぶ」についてお伝えしました。
 みなさんご理解いただけたでしょうか。

 さて、今回は、チャレンジジャーニーが大切にしていること
 の2つ目、「感情から学ぶ」についてお伝えします。

 みなさんは物事がうまく進んだり、そうでなかったりした
 ときどのように感じるでしょうか。
 成功では達成感や有能感、一体感を、失敗では挫折感や
 無能感、孤独感などを感じることはありませんか。
 


 チャレンジジャーニーでは、そのすべての感情を味わいます。
 1人1人が感情と向き合います。
 それは苦しいときもあります。そこから目を
 背けたくもなると思います。
 しかし、このチャレンジジャーニーでは、それを乗り越えて
 いくための「仲間」や「ファシリテーター」がいます。
 チームみんなで、乗り越えていくことで深い学びを手に入れる
 ことが出来るのです。 

 もっとよく知りたい方はチャレンジジャーニーホームページ
 をご覧ください。
 →http://www.teforum.org/c_journey/
●【コラム】はのさちの絵手紙[2011年10月01日(Sat)]
 ●【コラム】はのさちの絵手紙

●【コラム】チャレンジジャーニーが大切にしていること[2011年09月01日(Thu)]
 ●【コラム】チャレンジジャーニーが大切にしていること Vol.1
      〜「あり方」を学ぶ〜

 今月から、冒険教育事業「チャレンジジャーニー」
 について皆さんに少しでも知っていただきたいと思い、
 この事業で「大切にしていること」についてお伝え
 しようと思います。

 
 *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=
 まず、第1回目は「あり方を学ぶ」
 
 私たちは「Doing」(やり方)、「Being」
 (あり方)、「Space」(場)という言葉を
 使います。
 「Doing」(やり方)には行動や習慣が含まれる。
 [how to]とも言い換えられる。これは、目標を達成
 するために行われる行為を指して、結果に即効性がある
 点が特徴。
 「Being」(あり方)には人の価値観や存在
 意義、考え方などが含まれる。これは「チーム
 を創る」ためや、集団維持機能を発揮するために必要に
 なってくるもので、「Being」は結果に遅効性がある
 点が特徴。
 「Space」(場)には複数いる人の空間やその
 場の雰囲気などが含まれる。これはその場にいる人
 がどのような「Doing」や「Being」を
 体現するかによって変わってくる点が特徴。 
 

 日々の暮らしの中で、私たちは必ず複数の人と
 「チーム」になって、関わりを持って生活して
 るよね。
 仕事、家庭、学校・・・
 そこでは、「チームを創る」ことが大切になって
 くる。

 では、よりよい「チームを創る」とは、
 どういうことなんだろう。

 例えば、運動会でバケツリレー競争があったと
 する。10人1チームの4クラス対抗戦だ。
 このとき、
 「Doing」が強いと、やり方にこだわった
 チームになる。いろんな持ち方、運び方など
 試行錯誤しながら取り組んでいる。
 このときの「Space」は、ゴールに
 1番に向かう空気感と、失敗は許されないと
 いった緊張感がある。失敗するとギクシャク
 した空気が漂うこともある。
 「Being」が強いと、仲間同士の関係を
 大切にするチームになる。
 そこでは協力や信頼関係が重要とされ、1位に
 なることよりも、お互いが心地よく、楽しく
 仲良く行うことに重点が置かれるだろう。
 このときの「Space」は順位に対する
 こだわりは弱く、緊張感もない。仲間が
 楽しく笑顔でいればそれでいい、といった
 雰囲気もあるだろう。

 日頃、あなたのいる「チーム」ではどっちの
 傾向がある?
 
 「チームを創る」上で大切なことは両者の
 「バランス」。
 最も良い「チーム」とは「Being」に
 裏付けられた「Doing」が出来るチーム
 だ。
 
 「Being」に裏付けられた「Doing」
 が出来るチームとは、上の例でいくと、10人
 がお互いに一緒に1番を目指して取り組みたい
 と思っている上で、お互いによりよい方法を
 模索し実行している、といった感じだ。
 このときの「Space」は、お互いの存在を
 感じつつ、1人1人が自分の役割を全うし、
 チーム全体がゴールに向かっていく一体感がある
 だろう。

 「Being」と「Doing」のバランスと、
 それに伴う「Space」は、みなさんの
 「チーム=会社、家庭、クラス」などの風土、
 地域性、理念、目標などによって何を選択する
 のかが変わってくる。
 また、課題の緊急度と重要度によっても
 変わってくる。

 現在、いわゆる「ハウツー本」といわれる
 ような「Doing」(やり方)を学ぶ方法
 はたくさんある。
 しかし、チャレンジジャーニーでは、
 「Being」を大切にしている。
 様々な課題をチームで乗り越えていく中で、
 達成できないこともある。
 それでいいのだ。
 達成することが全てではない。
 苦しいからこそ、

 その課題とどう向き合うか、
 仲間とどう向き合うか、
 自分とどう向き合うか

 を考える。
 そうやって、1人1人が「自分」の
 「Being」に気づき、自分らしく
 豊かに生きる方法を学んでいくのが
 チャレンジジャーニーだ。

 *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*==*=

 
 更に詳しく知りたい方は、チャレンジ
 ジャーニーHP、またはパンフレットを
 ご覧ください。
 パンフレットを希望の方は、NPO法人
 都留環境フォーラムのメール
 【daihyo@teforum.org】まで
 ご連絡いただけますと送付いたします。

 詳しくは
 →http://www.teforum.org/c_journey/
●【コラム】はのさちの絵手紙[2011年08月30日(Tue)]
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