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理事長 加藤大吾 [2010年01月01日(Fri)]

●<発起人紹介>理事長 加藤大吾

 今回から各回発起人メンバーが一人ずつ自己紹介とこのNPOに
 かける想いを紹介します。

 第一回は理事長であり、アースコンシャス代表でもある
 加藤大吾のメッセージです。

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 6年前、森に出会ったのです。

 他の候補地も沢山見ましたが他を見れば見るほど、
 ここの森がよかったのです!

 私は山林に道を作りはじめました。

 毎日、チェーンソーと刈り払い機をまわし、木を切り薮を払い
 多くの仲間の手を借りて小さな家を建てました。

 そして4年前、都留市平栗に家族で移住したのです。

 家屋、田んぼ、畑、家畜等は、自然の力をうまく利用し
 パーマカルチャーの考え方を取り入れ、
 環境に配慮した持続可能性を持ったデザインで現在も作り続けて
 います。



 そもそも人間は生態系の中に生きてきた動物です。

 頭はとにかくその中に生きることは気持ちのいいことと人間は
 捉えるはず、生活自体を生態系に戻すことは人類全体が幸せに
 向かう第一歩と考えています。

 例えば、命の繋がりのある有機野菜を栽培し食べること、
 野草を食すること、狩猟すること、巣をつくることなどが
 あげられます。


 これらは我々人間がちょっと前までの日常だった、
 本来の生活様式でもあるのです。



 現代人は便利が当たり前の生活で、更に便利を求めています。

 この状況から「便利を捨てて昔の生活へ」と、いくら唱えても
 共感する人はいないでしょう。

 そこで、わたしたちは昔へ帰る訳でもなく、
 更に便利を求める訳でもなく、
 その間「第三の道」環境配慮且つ便利という道を示していく
 必要性を感じています。


 当NPOでは、この「第三の道」を実践を通して模索し、
 模索していること自体を情報発信していきます。

 それは、「環境のまち“都留“」であることを更に
 ブランディングし、
 都留市全体が活発化することを意味しています。

 これを実現するには市民、行政、企業、各種団体が
 ネットワークしそれぞれの立場で、
 できることを持ち寄ることが大切です。

 市民がいくらがんばっても、役所がどれだけ予算を
 つぎ込んでも、
 都留市全体がやる気にならなければ実現しないのです。

 今、必要なのは連携できる仕組み、環境活動したい人の集う場、
 実践できる場。

 最終的には環境活動が市場経済に乗れるようになることが
 不可欠です。


 大きな話しになりましたが、日々一歩づつできるところから
 実践してまいりますので、
 ご指導いただけますようよろしくお願いいたします。

 参考HP:アースコンシャス