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2025年03月03日

第18回桂川流域クリーン大作戦

かおだしたとき:2025年3月3日(日)9時〜11時
かおだしたさき:日吉町殿田の大堰川・田原川

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桂川流域クリーンネットワークが呼びかける淀川水系一斉美化アクション「桂川流域クリーン大作戦」で、南丹市の環境を守り育てる会が担当する日吉会場に息子とかおだししてきました。

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桂川一斉のクリーン大作戦は、今年で18回目。川草が枯れてごみが拾いやすくなるこの時期に毎年行われています。年によっては全会場の計で3,000人以上参加、120トンを超えるごみを回収することもあります。今年は、日吉町会場を最上流に、大阪府島本町の水無瀬川合流地点会場まで23カ所で実施されました。南丹市内の会場は、日吉町のほかに、八木町黒住公園もあったのですが、雨の予報のため中止となりました。

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日吉会場では、世木地域振興会、殿田区みんなで美観プロジェクトチーム、ひよし龍の森プロジェクトの3者で実施する「川原クリーンアップ作戦」が同時に行われ、南丹清掃(株)や日進浄化槽センター(株)からの応援もあり、約50名で2時間ほどの活動が行われました。

我が家は毎年夏に殿田内の田原川で泳いだり魚を捕って食べたりしながら遊ばせていただいています。遊ばせてもらった川への恩返しにと、親子で毎年クリーン作戦に参加しています。今年も田原川に落ちている、ビールの空き缶や電気の配線、農業資材などを集めました。いつも我が家のことを気にかけてくれている田原川沿いのおじさんと一緒にごみを拾い、我が子も楽しそうでした。
「川は子どもが遊ぶ場所」というメッセージをもっと発信することで、心無い投棄ごみがなくなればと考えています。

こんなことを言ってはなんですが、農業資材ごみのほとんどは、上流の地域から出てきたもの。実施場所が殿田であっても、流域のことはすべて自分事だと捉えていただき、もう少し日吉の上流に住む人も参加してくれたならば、と思います。

船井衛管持込み料金.jpg

今回拾い集めたごみは、市が調整役となり市・府で連携して処理してくれます。
これが個人の自主的な活動となれば、いささか面倒。市管理の道や川で拾ったごみと、府管理の場所でのものでは管轄が変わるし、拾ったものをきれいに分別して、自分で船井郡衛生管理組合のクリーンセンターなどに持っていかなければいけない。さらには、持込み量に応じた処理手数料を支払わなければいけない。他人が捨てたごみの処理費を、善意で拾った人が負担しなければならないので、あまりいい気分にはなりません。
それに、軽トラを持っているならまだしも、他人が捨てたごみで車内が汚れるのも嫌な気持ちになります。広いお庭があれば家に仮置きして指定日に出すこともできるのですが、我が家のように小さなお庭や、ご近所と隣接しているお家だと、指定日まで大量のごみを置いたままにするのも現実的ではない。
自主的に拾ったごみをストックしておき、定期的に市や府が回収しに来てくれるパブリックな場所があればどんなにらくかと思っています。市に対して提案したこともあるのですが、@市・府の管轄問題、A善意で拾ったごみ以外のものが持ち込まれる可能性問題の2つの理由で実現は難しそうなニュアンスでした。@に関しては「そのぐらいうまく調整してや」と正直思っていますが、Aについては「確かにあるなー」と納得できます。

日吉会場での今回のクリーン作戦、小雨が降る中でしたが、いつも通り参加者同士が親密な空気感でした。ごみ拾いの度に顔を合わせる、ごみ友的コミュニティの輪にもなっていると感じています。
(記事:田畑昇悟)
posted by テダス at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) |   日吉町
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