かおだしたとき:2019年11月17日(土)午後
かおだしたさき:わっかっか!
日吉町のみんなの居場所「わっかっか!」で開催された講演会「防災×地域=乾燥野菜」にカオダシしてきました。
北海道で若者たちの活力をうまく地域とつなぐ活動を行っているNPO法人ezorockの草野代表を招いて、防災と乾燥野菜の話を聞いた。
ezorockは、もともと札幌で開催されるロックフェスティバルのごみ問題を解決するために若者ボランティアを集めて、会場をきれいにするという活動からスタートした。若者達がその活動を通して大きく成長すること、若者たちの活力に地域が期待していることを感じ、若者と地域を結んでwinwinの関係を作るプロジェクトを数多く生み出している。
そんな中、東日本大震災の際に若者たちの力が今こそ必要だと思い、被災地に北海道の若者たちを送り込むプロジェクトを行った結果、被災地の食事が炭水化物に偏ってしまう現象を課題と感じ、乾燥野菜を作ってみんなでストックする取り組みを広めている。
乾燥野菜は、予めカットした野菜をオーブンのような専用の機械に入れれば簡単に作れ、半年から一年の保管がきくため、どこの家庭で作っても無駄がない。特に農家さんの余剰野菜や不適合野菜にはもってこいだ。また、一人暮らしの若者などに野菜をまるまま送っても、調理しにくく腐らせてしまいがちだが、カットされた乾燥野菜なら、お湯で戻したり、インスタントラーメンに放り込むだけで、ちょっとヘルシーな食事になる。
いろんなヒントがもらえ、すぐに取り組みたくなるお話だった。
会場には、地域内外からたくさんの若者やお年寄りが来られていたが、「何の話か分からんけど、わっかっかでなんかやるときは必ず来ますねん」という近所のおばあさんが何人も来られていたのに驚いた。「わっかっか!」という場所に、ファンがたくさんいる。
さらにそのおばあさんたちは帰り際、ニコニコしながら「わかった、わかった。私らが乾燥野菜作ったらええんやろ」と納得して帰られた。すてきな場所だ。
(記事:高橋)
2019年11月20日
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