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2024年03月10日

演技ワークショップ|日吉町映画部

かおだしたとき:2024年3月10日(日)13時〜16時
かおだしたさき:田舎暮らし体験施設「とまり木」(日吉町殿田)

日吉町映画部演技ワークショップ.jpg

今年1月に初上映された世木地域の映画「地蔵に願いを」に続く第二弾映画の制作準備が始まっており、その一環で、出演予定の住民ら向けに演技を学ぶワークショップが3月10日、殿田にある田舎暮らし体験施設「世木の里 とまり木」で開かれました。地元中学生6名のほか、未就学児や大人も参加しました。私も演技を学びたい、あわよくばちょい役で出演をと思ってかおだししてきました。

このワークショップは、現在設立準備を進めている地域団体「日吉映画部」が主となり、映画監督の田中大志さんが企画したもの。奈良県出身の俳優で演出家の芹井祐文さんが講師に招かれました。

三部構成だったワークショップを通し、私は次のことを学び取りました。
◇ 演技は日常でしている。日常から学ぶ
◇ 一緒にいる人を意識する
◇ セリフの外にあることを意識する
◇ 言うことを決めてから話すのではない。目的を持って、その流れなかでセリフを出す

2人がペアになって「いこうよ」「いようよ」のセリフだけでやりとりするワークがあったのですが、どうすれば「いこうよ」や「いようよ」の感情が伝わるのか想像しながら演技しました。必死に伝えようとしていると涙がこぼれてきて、本当に「行きたい!」「ここに居たい!」という気持ちになり、不思議な体験でした。

最終ワークでは、提示された台本を使って2人ペアのお芝居に挑戦。私は、キッチンあまわかの石川剛さん(前回映画のお父さん役)と一緒にペアを組みました。どんなシチュエーションで、その前後には何があるのか、どんな人物なのかといった設定を2人で話し合いながら演技を考えました。お芝居している最中も楽しかったのですが、その手前の、台本を読み合わせながら空想を広げていく段階がとても面白く、いつまで空想で遊んでいれるような時間でした。

映画を作る過程で、今日のようなワークがあることで、地域の子ども達が表現することを学んだり、それに興味を持ったりする機会になったように思います。将来、この日のワークに参加した子ども達のなかから俳優とかが生まれれば、「(映画に出ている)あいつ、実は俺と一緒に演技学んだんやで」とかなんとか言って自慢できるなーと、そんな妄想も広がりました。
(記事:田畑昇悟)
posted by テダス at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) |   日吉町
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