• もっと見る

2023年11月03日

日吉町文化祭|劇団 とのだの案山子

かおだしたとき:2023年11月3日(金)14時30分〜16時
かおだしたさき:日吉生涯学習センター「遊youひよし」

日吉町文化交流協会が主催する「日吉町文化祭」にかおだししてきました。
日吉町文化祭は11月3日から5日までの日程で開かれ、書道や手芸、陶芸などが展示されました。3日はステージ発表の部もあり、弾き語りや漫才、オカリナ演奏など9演目が披露されました。

劇団とのだの案山子 日吉町文化祭公演.jpg

今回私のお目当ては劇団「とのだの案山子」。たいへん面白いと住民らから評判で、私も観に行きたいと常々思っていました。
日吉町殿田区は、劇団や手品、詩吟など芸達者な人が多い集落として知られています。案山子は2005年に旗揚げし、18年間、敬老会などを舞台に公演を続けてこられました。現在12名が所属されています。
この日の演題は「番頭はん丁稚どん」。丁稚4人と番頭さんが繰り広げる喜劇で、たいへん笑わせていただきました。

「パブリックアート」という言葉があります。公共空間のための芸術・文化作品という意味です。趣味を自分たちだけで楽しむのであれば私益の活動ですが、その趣味を外に向けて人を喜ばせたりメッセージを発信したりすると公益の活動へと変わります。私益をパブリックアートとして公益にチェンジしていくのって、素敵なことのように思います。

今回の目当ては案山子でしたが、ほかにもすばらしい発表や展示がいくつもありました。年1回の旧町単位で開かれる文化祭、来場者数はたかが知れており、世代構成はご年配よりで、若者の姿はほとんどなし。それぞれの芸がここだけのもので終わるのではもったいないので、文化祭をゴールではなくきっかけに、よりパブリックに広がっていくことを願います。

南丹市には、個の“できる”を みんなの“できる”こととして捉え直していこうという取り組み「ひとものクロス事業」があります。個人や団体が持つ資産、ひと(芸や知識、スキル)・もの・ばしょをカタログにまとめ、ソーシャルの資産として紹介しています。
詳しくはテダスホームページをご覧ください。
http://tedasu.com/cross.html

(記事:田畑昇悟)
posted by テダス at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) |   日吉町
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
トラックバックの受付は終了しました
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック