かおだしたさき:川の家(芦生公民館)
ここでは、川で遊ぶために芦生の由良川にやってきた方々のために、飲み物やちょっとした食べ物の販売、川で遊ぶための道具(ライフジャケットや浮き輪など)の貸し出しを行っている。いわゆる「海の家」の川バージョンです。
実際、お客さんは、ライフジャケットを借りたり、設置されているテントの中で水着に着替えたり、そして、遊び終わったあとは、カフェスペースで飲み物をいただきながらちょっと一休みと、海の家と同じように利用されていました。
主催は、地域の商店と(株)野生復帰計画のコラボチームで、芦生という美山町の中でも奥地の地域活性化のために何かできないかと考え、今年の夏からこの事業をスタートさせたそうです。現地には、野生復帰計画の青田夫妻が常駐しておられ、この夏はこの仕事だけに専念されています。
芦生は由良川の最上流であり、川の水がとてもきれく、夏には遠方から川遊びに来られる家族づれなどがたくさんあります。しかし、これまでは他に立ち寄るところがなく、川遊びが終わるとすぐに帰ってしまう。青田さんは「川に遊びに来て帰るだけの方に、ちょっと立ち寄ってもらい地域の方と交流してもらう拠点を作りたいと思った」と話してくれました。
そして実際、川遊びが終わった方と地域の方がカフェスペースで談笑しているシーンをいくつも見られ、とてもよい新しい動きが起こり始めたと感じました。
(記事:高橋)
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