かおだしたさき:NANTAN交流の家(園部町埴生)
丹波地域で自伐林業をやっていきたいと志す林益郎さんを講師に開かれた「自伐型林業研修報告会」にかおだししてきました。
自伐型林業とは、現在主流の林業に比べて小規模(2人から可能)な方法です。環境保全型で低コスト、参入容易な林業であることで、注目を集めています。
この“小さな林業”とも言えるこの手法を学んで「自らやってみたい」や「地域づくりに取り入れたい」、「自分の持ち山をなんとかしたい」などと思っている、南丹市を中心とした有志が集まり、有機的グループ「自伐型林業でつながろう会」が今秋に発足しました。
同会にも関わる林さんは、福井県で行われた50日間の林業研修に参加。今回の報告会では、研修での学びや今後の展開、林業を営んでいくための知識などを話されました。
報告会で聞いた内容は何かの折りに紹介したいと思っていますが、今回の企画でまず私が驚いたのは「小さい林業」に対する市民の関心の高さです。
今回の企画、広報開始から当日まで一周間足らず。Facebookページのみでの広報にも関わらず、すぐに定員の20名になりました。参加者は真剣な眼差しで投影されたスライドを見つめ、前がかりで耳を傾けており、熱気を感じる会となりました。
自伐型林業は、京都府近郊では福井県や奈良県、兵庫県、府内では福知山市などでトレンドとなってきているテーマです。生業としての林業のみならず、環境向上や移住促進といった視点でも注目を集めています。今回の報告会の様子から、南丹市にも波が来ているように感じました。
(記事:田畑昇悟)
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【自伐型林業促進協会】
https://zibatsu.jp
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