かおだしたとき:2023年3月19日(日)13時〜16時
かおだしたさき:東本梅町ふれあいセンター、赤熊の山林
亀岡市青野小学校区域の有志チーム「青のたすき」が取り組もうとする「行きつけの森をつくろう」プロジェクトのキックオフイベントにかおだししてきました。
「青のたすき」は、地域ぐるみで子育てが面白い場所にしていこうと発起した団体。亀岡市東本梅町・宮前町を校区とする青野小学校が2024年3月に閉校することが決まっており、「青野」の名前を残そうと、両町にまたがる同校区を「あおの地区」と名付けられました。
今回のプロジェクトは、古墳群が残る半国山の麓、赤熊の山林を整備して、子どもたちの「行きつけの場所」にしていこうという試みです。森林の整備は、(一社)山守の「にしけん」こと西本賢さんの指導で、「きらめ樹(き)間伐」という手法が用いられる予定です。
19日のイベントでは、にしけんさんから森林が抱える問題や歴史的背景、きらめ樹間伐の特性などのお話や現場見学が行われました。
参加者はあおの地区の住民を中心に約25名。南丹市からも5名ほどの参加者があり、南丹市と隣接するこの地区の取り組みや、山林整備に関心を寄せていました。
あおの地区と隣接する南丹市西本梅地域でも、埴生区などで森林を整備して人が出入りする場所にしていこうとする取り組みが5年ほど前から進められています。行政区分は南丹市と亀岡市で違えど、隣同士の村で、同じ半国山の周辺ですので、一緒に高め合っていける関係になればと、私も期待を寄せているところです。
(記事:田畑昇悟)
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【きらめ樹間伐】
スギやヒノキを立ち木のままできるだけ高く皮をむき、そのまま天然乾燥(立ち枯れ)させてから伐採する手法。乾燥させることで軽くなり、運搬が容易になるなどのメリットがあります。間伐した木は、材木として使われます。南丹市日吉町にもこの手法を用いた森林整備を行う地域があります。
2023年03月19日
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