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2023年02月11日

殿田お助けたい発足式

かおだしたとき:2023年2月11日(土)10時00分〜10時30分
かおだしたさき:殿田交流センター(日吉町殿田)

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日吉町の殿田交流センターで開かれた「殿田お助けたい発足式」にかおだししてきました。

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殿田区有志の住民たちは2020年度、「殿田をもっと元気で楽しく」を合言葉に4回の懇談会(主催:殿田集落支援事業推進委員会)を開き、今後の取り組み計画を話し合ってきました。その中で計画されたのが、生活やお買い物サポートをする「お助けたい」のプロジェクトです。
初期から懇話会に関わっていたメンバーが中心となってプロジェクトを推進し、住民ニーズの吸い上げや隊員の募集をしてきました。また、取り組みをスタートすべく、勉強会や協議を重ね、この日の発足式を迎えられました。

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初期の登録隊員は24人で、全員が住民有志。隊員たちは、「@お買い物サポート」「A簡単な日曜大工等」「B簡単な庭木の手入れ」「C家の周りの草刈り等」「D簡単な掃除、ごみ出し、家具移動、電球の取り替え等、話し相手、安否確認」の5チームに分かれて活動します。
利用希望者は事前に登録しておき、支援してもらいたい1週間前を原則に電話で依頼をすれば、燃料代などの実費を除き、基本無料でサービスを使うことができます。お買い物サポートは往復利用で500円です。

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発足式には40人を超える出席があり、お助けたいへの期待感が伺えました。市職員や市社協職員、民生さんらも来賓で出席されていましたよ。
殿田集落支援事業推進委員会の委員長・吉田正彦さんや、お助けたい隊長の井尻治さんから取り組みに込めた想いや、仕組みの説明があり、その後、隊員たちには辞令書と顔写真入り缶バッチが自治会長から交付されました。

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福祉を行政や社協に任せっきりにせず、できることは自分たちでやろうというすばらしい共助の取り組みだと思います。「はじめてのことだから、楽しみながら、少しずつ改善しながらやっていきます」と言う隊員のみなさんの手探りスタンスも、とてもよいですね。

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ブログ読者に誤解がないよう伝えておきたいのは、ことの発端。今回の取り組みは「お助けたいをつくろう」を前提にはじまったものではありません。公募で集まったメンバーで住民のお困り事や地域の資産(まちづくりに使えるもの)を話し合っていく中で、有志の小グループ(プロジェクトチーム)が生まれ、再度のニーズ調査や隊員公募を進めていった結果の形です。答えありきで進めていないからこその柔軟さや心地よさのようなものを隊員みなさんの表情から感じることのできる発足式でした。
こうした取り組みがいろんな集落にも広がっていくことを期待しています。
(記事:田畑昇悟)

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【殿田集落支援事業推進委員会】
殿田をもっと元気で楽しくしよう!という想いで住民有志が集まり、2020年度に殿田集落支援事業推進委員会が設立。約半年間、殿田の将来を考える会議を開き、新規プロジェクトを企画運営する9つのチームができました。2021年度から各チームが中心となり、川掃除の実施や居場所の開設、パソコン教室の開催、散策マップの配布などをされています。
posted by テダス at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) |   日吉町
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