かおだしたとき:2021年12月12日(日)9時〜12時
かおだしたさき:日吉町殿田区
殿田集落支援事業推進委員会の殿田みんなで美観プロジェクトチームと、ひよし龍の森プロジェクトチーム、南丹清掃株式会社の三者共催で、殿田を流れる胡麻川や桂川の清掃が行われ、約60人が参加しました。私(田畑)も息子と一緒にかおだししてきました。
前回2月のごみ拾いには約40人が参加したので、今回その1.5倍の人数が集まったところを見ると、ちょっとずつ取り組みの認知度が上がってきているようにも思います。
今回集まった殿田区民や南丹清掃のスタッフ、龍の森のメンバーら約60人は、4班に分かれて1時間ほどごみを拾い、軽トラック5台分ほどのごみが集まりました。
田畑親子は胡麻川の日吉橋あたりでごみ拾い。一緒にごみを拾われていた地域の方に「この辺りは流れが緩やかで淵になっていますし、子ども達も遊びやすいでしょ」と言ったのですが、「この辺りの川で、子ども達は遊ばないな。川で子どもが遊んでいるところをだいぶん見てないよ」とおっしゃっていました。
河岸を歩いていると、何か所も川で何かを燃やした跡を見つけ、燃やす用だと思われる木材も置かれていました。そして、焼けこげたごみも見かけました。川で何かを燃やすことを頭ごなしに怒る気はないのですが、そもそも川と人の関係が遠くなりすぎていることに問題があるように思います。
地域の子どもが遊ぶ川や、生業として使われている川ならば、自分にとっても大切な物として川を捉えるのではないかと思います。
ごみ拾いのあと、参加された区民たちに、お手製の肩掛け布バックにゴミばさみ(トング)やごみ袋を入れた「エコウォークトングセット」がプレゼントされました。犬の散歩やウォーキングの際にごみを拾ってもらえるようにと願いを込め、地域のおばちゃんたちが作られたそうです。
こうした取り組みも、たくさんの住民を巻き込んでいくためには大切だなと思いました。
ごみ拾いとその分別が終わったあと、自然体験アドバイザーの仲田丞治さんが、殿田の川で見つけた生き物(オイカワやアブラポテ、スジエビなど)を見せながら「殿田の川・今と昔、人・暮らし・自然」と題してお話をされました。実は私、仲田さんの大ファンで、今回殿田に仲田さんが来られたのも、企画の主催者の方に「仲田さんを呼んでください。私もぜったい行きますから」と懇願したのがきっかけ。
そんな背景があったのですが、残念ながら私は次に行かねばならないところがあって、途中抜け。仲田さんのお話しを聞けませんでした。最後までおられた方の感想では「希望が持てる良いお話し」とのことでした。どんな内容だったのか、めっちゃ気になります!
(記事:田畑)
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【殿田みんなで美観プロジェクトチーム】
2021年に住民有志によって立ち上がった殿田集落支援事業推進委員会のなかで、9つのプロジェクトチームが生まれました。そのうちの一つが、「殿田みんなで美観プロジェクトチーム」で、殿田をより美しい集落に、また上流域の集落として下流域の環境にも責任を持とうと活動されています。
【ひよし龍の森プロジェクトチーム】
地元の南丹市日吉町世木地域の住民や関係者が中心となり、2016年に「ひよし龍の森プロジェクト」が発足。チームの名称にある「龍の森」は、日吉ダムができたことにより生まれた天若湖(ダム湖)が龍の形に似ているところからきています。このチームでは、龍の森マップを作成するなどしてPR活動を行っているほか、地域の資源価値を高めるための清掃活動などに取り組まれています。
【仲田丞治さん】
・亀岡ふるさと研究室
・自然体験活動アドバイザー
・NPO法人亀岡人と自然のネットワーク理事 ほか
仲田さんは、ふるさと研究や自然体験教室のアドバイザーなど多方面で活動されています。南丹市においても、園部町天引区や法京区の生物調査およびアドバイザーとして関わってくれています。
2021年12月12日
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