かおだしたさき:あかまつの丘 西本梅(旧西本梅小学校)

このイベントは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で見直されようとしている人と食との関わり方について、「土の経済」をテーマに多くの人と言葉を交わして考えることを趣旨としたものです。
この企画に50人以上が集まり、そのほとんどが西本梅地域外からの参加だったことにも驚いたのですが、さらにびっくりしたのは、「これから畑をはじめたい」と考えている人が10人以上いて、ほかにも「田舎への移住を考えている」という人が10人近くいたことです。「田舎暮らし」や「野菜づくり」といったことへの関心がとても高まっているように感じました。
当日は講演をメインとした内容で、7人が登壇されました。なかでも特に印象に残ったのが、京都市左京区から亀岡市東別院町へ1時間半かけて通い米づくりをしている太田泉さんの「この石はどうしてここにあるのだろう?米を作りはじめてから、そうした些細なことに想像を巡らせるようになった」という言葉です。
私も米づくりをしており、草刈りの休憩中とかに、太田さんのようなことを考えている時があります。田舎生まれ田舎育ちの私は、取り留めもない何かをボーと考えている時間は日常的なことで、特別なものとして捉えていなかったかもしれません。
しかし、都会暮らしをしている人や、土に触れてこなかった人にとっては、とても素敵で心地よい時間なのだろうと思います。
何でもないようなことに想像を巡らせる、そんな時間に感謝しながら生きていきたいと思わせてくれえる素敵なお話でした。
(記事:田畑)
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