豊川町会防犯パトロール隊 [2010年11月02日(Tue)]
今回ご紹介させていただくのは、北海道函館市豊川町会でご活躍されている
豊川町会防犯パトロール隊さまです。 ![]() 豊川町防犯パトロール隊のある豊川町会は函館湾と津軽海峡に挟まれた地域にあり、日本三大夜景の一つである函館山からの風景にも写し出されている地域にあります。 また豊川町会防犯パトロール隊の事務所は豊川町の守り神である豊川稲荷神社の社務所に間借りしていています。 この地域は昭和9年の函館の大火により焼失し、豊川稲荷神社と社務所はその後の町の復興と伴に再建され現在で築72年となり、とても歴史が感じられ外観はレトロで風情のある建物です。 函館は何度か火事で焼失していることもあり、建物の煙突に見える部分は火の見やぐらとして設計されたということ。ちなみにこの建物は、隊長の敦賀さまと同じ年齢であるとのことでした。 ![]() この豊川町会は函館湾側にはベイエリアがあり、商業エリア、住宅エリアの3エリアに分かれています。 豊川町防犯パトロール隊の活動も、週に2〜3日、毎回90分近くをかけてこの3つエリアを巡回しています。 特にどの地域も大きな問題はありませんが、住宅地域は地域の方々が生活しているエリアなので特に念入りにパトロールをしています。 商業エリアでは路上駐車が目立つので、警察との連携を深めながらパトロールを実施しています。 またベイエリアは、エリアとしては大きいのですが、青パト車でパトロールできる道路も少ないのと同時に観光客の方々も多く、ゆっくりと時間をかけて巡回しています。 時にはゴミがあったりもしますが、、観光客の皆さまも協力的でトラブルもなく、感謝をしながらのパトロールを実施しています。 ![]() 函館市警はとても青パト車に対して理解があり、今年度から各団体に青パト車1台に対して補助金5000円の支給やパトロール中のステッカーや帽子などの支給もするようになりました。 また、函館市内でもパトカーと青パト車でパレードをしたりと連携を深めながらパトロールを実施しています。 豊川町会防犯パトロール隊は海に挟まれた地域であり、津波の心配もあります。 現に1960年のチリ沖地震や今年のチリ中部地震のときも津波が押し寄せ、町全体に海水が流れ込んできています。 このようなことから豊川町会は万が一の災害のためにもチェーンソーや発電機もあり、いざというときは青パト車を利用して救出作業もできるようにと考えています。 これからも函館市の一体の防犯・交通安全活動を頑張ってください。 |