佐用町商工会青年部 [2010年10月07日(Thu)]
兵庫県佐用郡佐用町でご活躍される佐用町商工会青年部さまをご紹介させていただきます。
佐用町商工会青年部さまは2004年から青パト車を使用したパトロールを開始しました。 開始当初に使用していた青パト車は廃車にする軽自動車を譲り受け、地元の子どもたちに「夢」を寄せ書きしてもらい運行していました。 2009年になり青パト車の世代交代と考え、日本財団が青パト車を助成させていただきました。 ![]() 贈呈式は2009年6月で、とても大々的に行われました。しかし、8月9日の台風9号による被災により死傷者が出てしまうという水害被害を受け、青パト車も120cmの水に浸かり廃車となりました。 その後、復旧途中ではありましたが10月に再度、青パト車の助成をさせていただき、復興への手助けをさせていただきました。 ![]() (右後部ドア) 新しい車両(3号車)の右後部ドアには、水没した車両(2号車)の部品を再利用して浸水被害の教訓を伝えたり、復興の合言葉としての「がんばろう 佐用町」を表示し日々のパトロールを実施しています。 また、佐用町のイメージキャラクターの鹿も描かれていて、子どもたちも人気です。 (ボンネットイメージキャラクター…遠目に見たら菊の御紋のように見えたりもして…) ![]() (佐用町の青パトのマスコット) 佐用町商工会青年部さまの青パト運行者は現在44名で、平日は毎日1時間〜1時間半をか けて下校時のパトロールを実施しています。 また土日はさまざまなイベントなどに出動し、フル稼働をしている状況です。 佐用町は2005年に4町が合併しとても大きな町となりました。 そのため、町内をくまなくパトロールするのはとても難しくなり、登下校でよく使われる道路や重点地域、危険地域や警察から連絡があった地域などを中心にカーナビを搭載してパトロールを実施しています。 ![]() 佐用町商工会青年部さまは、市からの委託を受け青パト車でのパトロールをしている関係で、春・秋の交通安全週間はもとより、教育委員会からの依頼で小学校での防犯講話や防犯に関する寸劇などもされるなど、とてもユニークな活動もされています。 また、パトロール中に交通事故現場や火事の現場に遭遇し交通整理などもするなど、地域のために活躍しています。 そのような場面にでくわしことで、AEDや消火器の大切を実感し、今では青パト車に搭載するようになりました。 ![]() 先日も夏祭りでは防犯コーナーを設置し、青パト車のペーパークラフトを配布するなど、地域に根ざした活動もされています。佐用町商工会青年部のホームページからダウンロードできますので、どうぞ。 http://www.hm.h555.net/~sayou/index.html (JR姫新線のペーパークラフトもあります) これからも安全で安心して住めるまちづくりのための活動やさらにユニークな活動に期待しています。 |