健康と医療のワーキンググループ発足 [2010年04月30日(Fri)]
トランジション藤野から、また新たなワーキンググループが立ち上がりました。
藤野近辺在住のお医者さまや、その他さまざまな医療や健康に関する技術や知識をお持ちの方々があつまり生まれました。 トランジションタウンとしても今までに例のない、あらたな切り口のワーキンググループです。今後どう展開してゆくか、お楽しみください。 <発足の背景・目的> 私たちは皆、常日頃、健康でありたいと願います。では健康とはいったいなんなのでしょうか。病気に罹患すると健康ではなくなってしまうのでしょうか。ミヒャエラ・グレックラーは健康の定義を次のように述べました。「世の中の出来事に対して関心を持ち、心を開いてむかいあうことができる人のこと。」これも健康の定義の1つだと考えます。 地域で支えあって生きている私たちが、それぞれに自分なりの健康像をもつことができ、そこにむかって医療に依存しすぎることなく歩むことができれば、個々そして地域全体のレジリエンス(対応能力、回復力、底力)が向上し、持続可能な社会に近づいていけると考えます。もちろん必要なときには十分な専門的医療が受けられる体制が整うことも併せて必要です。 そのような社会に少しでも近づきたい、健康を支援することから地域社会を支えあいたいという願いのもと、このWGは発足しました。 (文:石橋了知) これから皆さんと少しずつ考えていきたいと思っています。 TT藤野・健康と医療のWG(窓口:佐々木博信) +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ そして、早速イベントのお知らせです! 「健康と医療のワークショップ・イベントのご案内」 「健康って何だろう?」あらためて問われると答えに窮することもあるのでは? とはいうものの明確な答えがあるわけではありません。人それぞれに答えがあることでしょう。 健康と医療の1stワークショップは皆さまに「健康って何だろう?」とご自身に語りかけてみることをご提案いたします。健康に正面から向き合う、そんな時間を共有できたら嬉しいです。皆さまのご参加をお待ちしております。 トランジション藤野・健康と医療のワークショップ ■テーマ:「健康って何だろう?」 ■日時:2010年5月23日(日)13:30-16:30 ■場所:藤野中央公民館 大会議室 ■費用:200円(事務経費として微収させていただきます。) ■内容: 1・ お話1「健康とは?」 志水 祥介(内科医) 2・ 参加型ワークショップ 「健康って何だろう?」 3・ お話2「在宅で安らかな死を」 石橋 了知(在宅緩和ケア医) 大人向けの内容です。別階に子供の部屋を用意いたします。保育はありませんのでご配慮をお願いします。 皆さまの健康感の形成にお役に立てば幸甚です。 健康と医療のワーキング・グループ |