総勢40名を超える参加者が集いました [2009年02月16日(Mon)]
2月15日(日)、やまなみ温泉の隣にある牧野農業環境改善センターにて
トランジション藤野の第1回定例会を実施しました。 子どもを含めると総勢40名を超える参加者が集い、中身の濃い3時間となりました。 内容としてはまず前半でトランジション・タウンという活動の背景や内容について説明をしたあと、 休憩をはさんで後半はオープンスペースという手法を使って全員参加型の話し合いを行いました。 藤野を脱石油型のまちにしていくためにどんなことが できるか、食や交通、森林活用、仕事、育児など 参加者自身が挙げた8つほどのテーマに分かれて 熱心に話し合い、すぐに実践できそうなアイデアも いくつか出てきました。 【オープンスペースで挙がった8つのテーマとアイディア集】 ●交通 「移動手段」 ・乗り合いOKのステッカーを貼ったマイカー ・歩きやすい環境整備 ●森林活用 「地元の森林再生活用」 ・ペレット工場をつくる(コミュニティビジネス) ・間伐材と薪ストーブユーザーのマッチングサービス ●仕事 「地元で生計を立てる方法」 ・一昔前の生計の立て方を見直す ・貨幣経済に頼らない ・地元のなかで助け合い、世代間コミュニケーションを大切にする ●「リニアモーターカーが走るかも?」 ・国交省も明らかにしていない情報なので、詳しいことはわからない ●コミュニティ 「人がつながっていく場所・空間づくり」 ・既存団体への訪問ツアーや食事会を通じて横のつながりを図る ・様々な活動をしている人々が発信できる場を設ける (フリーマーケットのような敷居の低いイベント等) ・子連れOKな場 ●育児 「子どもの環境」 ・便利さからの脱却、あえて不便な暮らしを選び、それを大人が楽しむ ●食 「地元の食」 ・旬のもの、地元のものを! ・有機野菜の作り方教室、郷土料理等の教室 ・食をテーマにした地元情報誌の発刊、地元生産者マップづくり ・地元スーパーにも地元野菜 ●ライフスタイル 「都会暮らしのなかで今できること」 ・ワークスタイル、ライフスタイルを変える ・フードマイレージやカーボンフットプリント等を考慮した買い物 今後はこうした定例会(話し合いだけでなく、 実際に手足を動かして行動するものも含めて)を月2回くらいのペースで開催していきたいと考えており、 その内容などを企画したり、運営したりするグループへの参加を呼びかけたところ、 8人くらいの人が手を挙げてくださり、メンバー一同大いに心強く感じた次第です。 これから何が起こるのか、楽しみです! |