• もっと見る

種プロのブログ〜種あったね!

 種プロ(種プロジェクト)は「NPO法人 食の自給ネットワーク」の「種」をテーマにしたプロジェクトチームです。
 流通している野菜の多くは、規格がそろい、経済効率を求める市場に合うように作られた「F1種」です。一方、地域にはその風土に合って継承されてきた野菜があり「在来種」等といわれています。
 種プロは、在来種の栽培に取り組む農家との交流や、種に関する学習等を行っていきます。


<< 2022年09月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
最新記事
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
日別アーカイブ
苫小牧の畑〜湯上り男子 笑 [2022年09月27日(Tue)]
 苫小牧のそこつファーム。

 枝豆収穫第2段。

 そこつファームの家宝種黒大豆の「湯上り男子」の収穫です。

 忙しくて少し遅くなっちゃった。
 写真は9月10日。
 もう5日くらい早くてよかったね、鞘がパンパン。

yuagaridansi0910.png
 コクがあって美味しい。
 採りたては違うなあ。

 その後、忙しくて収穫できず。
 9月21日に全部収穫しました。

yuagaridansi0921.png
 いやもう、かなり大豆。
 かなり黒豆。
 まあ、これはこれで美味しいんだけどね、歯応えがあって。

 中を見てみましょう。
 鞘から出してみました。

yuagaridannsinonakami.png
 左から順にご覧ください。
 黒大豆だなあって分かりますね。

 皮を剥くとまだ中は緑。
 枝豆ですね。

 割ってみました 笑

 豆の左に胚軸がはっきりわかりますね。
 ピーナッツを割ったら、凸と凹がありますよね、その部分。

 命をいただいてるんだなあって分かりますね。

 ところで、この豆の大部分である子葉になる部分って、芽を出してしばらくの間の栄養として使われる部分なんですが、豆によってこれを地上に出してくるか(例えば大豆)か地下に残して置いたままにするか(例えばエンドウ)の2通りに分かれますよね。
 地上に出せばハトに喰われる、地下に置いとけば虫に喰われる(芽がでないなあって掘り起こしたらなんか細長い虫が豆に刺さってるの見たことある)って、両方にデメリットがあるから、どちらを選ぶかって、もともと育っていたところの環境による選択なんでしょうね。

 さて、タネを採るべく頑張っているクロサンゴキュウリ。

kurosango0910.png

 今年はタネを採ってF2を作るぞー。
苫小牧の畑〜サッポロミドリ! [2022年09月26日(Mon)]
 収穫から1ヶ月以上経っちゃった。

 初めて植えた枝豆品種「サッポロミドリ」収穫しました8/15。
 お盆に間に合いましたね。

 さすがワセ品種。
 うちの家宝種の湯上り男子はまだまだですし、人気品種湯上り娘だってまだ市場に出てません。

sapporomidori1.png
 手前がサッポロミドリ、後ろが湯上り男子。
 背の高さが全然違う。
 
sapporomidori2.png
 しっかり食べごろ♡

 どんな味かな?
 ワクワクハート

sapporomidori3.png

 香りが良いですね。
 どうしても湯上がり娘と比較してしまいますが、あっさりタイプですね。
 「ミドリ」って感じ。
 北海道の夏には、いい感じ。
 
 美味しいものが揃い始める9月には、ちょっとインパクトが弱くなっちゃうと思うけど。

 来年も栽培することにしました。

 夏と秋と楽しめる!!

===================

講演会の申し込みお待ちしています。9/29まで。
tanepurogakusyuukai.png
クリックして拡大
種苗法改正で考える食と農 [2022年09月25日(Sun)]
 締め切りまで間も無いですが、公開学習会のご案内です。

 「種子」は誰のものなのでしょう?
 「品種」は誰のものなのでしょう?

 例えば、公園に咲いている珍しい品種の花。
 そこでできたタネは誰のもの?

 公園を管理する役所のもの?
 公園はみんなのものだからみんなのもの?
 その品種を開発して品種登録したA社のもの?

 B社が作り出したF1じゃない固定種の大豆。
 それを買って、自己採取したら使用料を払うの?
 JASRACに著作権料を払うみたいに?
 
 種と品種の持つ「公共材」と「知的財産」の両面。
 実は、私たちの食生活に大きな影響を与えます。
 一緒に考えてみましょう。

===========================

種苗法改正で考える食と農
ー公共財と知的財産権の側面からー 

開催  2022.10.1(日)13:30〜15:30
    (受付13:00〜)
会場  かでる2・7  510会議室
    札幌市中央区北2西7
講師  正木 卓 氏 酪農学園大学農食環境学群 准教授
参加費 一般500円 時給ネット会員400円
定員  27名
申込  締切 2022.9.29
    電話 090-2818-5502(自給ネット事務局)

tanepurogakusyuukai.png
クリックで拡大します。
リンク集
検索
検索語句
タグクラウド
プロフィール

種プロジェクトさんの画像
https://blog.canpan.info/tanepro/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/tanepro/index2_0.xml