• もっと見る

種プロのブログ〜種あったね!

 種プロ(種プロジェクト)は「NPO法人 食の自給ネットワーク」の「種」をテーマにしたプロジェクトチームです。
 流通している野菜の多くは、規格がそろい、経済効率を求める市場に合うように作られた「F1種」です。一方、地域にはその風土に合って継承されてきた野菜があり「在来種」等といわれています。
 種プロは、在来種の栽培に取り組む農家との交流や、種に関する学習等を行っていきます。


<< 2025年07月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
最新記事
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
日別アーカイブ
Kisukeの畑から〜北海道の伝統野菜「札幌黄」「サッポロミドリ」の生育日記➂ [2025年07月13日(Sun)]
サッポロさとらんどの市民農園利用者用の第4駐車場近くに展示農園があり、参考にさせて頂いています。最近気が付いたのですが、その向かい側に船型の大きなプランターがあり、それは何と「札幌の伝統野菜」を植えていたのでした。
サッポロミドリも札幌黄もありました。ちょっとライバル意識(?)が芽生えました。
thumbnail_➂さとらんど札幌黄.jpg


6月末〜定植から1か月近くが経ち、サッポロミドリの本葉が7枚となり、2回目の土寄せをしました。花もつけて可愛いです。
7月に入って、マルチをかけたサッポロミドリにさやが!?(欲目かな?)
札幌黄の葉は、元気がないのが気がかりです。
thumbnail_➄サッポロミドリ土寄せ2回目.jpg

thumbnail_Fサッポロミドリの花.jpg

thumbnail_H7月の札幌黄.jpg
Kisukeの畑から〜北海道の伝統野菜「札幌黄」「サッポロミドリ」の生育日記➁ [2025年06月15日(Sun)]
玉ねぎの「札幌黄」とエダマメの「サッポロミドリ」を定植して2週間が経過。
先日、市民農園の相談員の方が巡回の折に、玉ねぎの追肥は定植から2週間後に過リン酸石灰をベッドの肩に播くと良いとアドバイスしてくれました。私の玉ねぎ栽培を見て、「これくらいだと300gかな」と。50株植えたので、1株あたり6gというところでしょうか。今日は札幌黄の追肥と共に、中耕と草取りをしました。
 市民農園はこのようなアドバイスが得られやすく、隣近所の畑の方から「お一人ですか、大変ですね」と声を掛けていただいたり、ハサミなど忘れ物を貸していただいたりと大変ありがたい環境です。
実はサッポロミドリを8株多く購入してしまい、隣りのマルチをかけたサヤインゲンのベッドに定植しました。サヤインゲンは豆ですが、豆用の化成肥料(N3-P10-K10)ではなく、普通の化成肥料(8-8-8)の基肥を施します。これはエダマメの生育にどのような違いが発生するのか、今後比べてみていこうと思います。
どうもマルチがけの方が生育経過は早いようで、この日しっかりした本葉が3枚になっていました。したがって1回目の土寄せをしてべたがけは外しました。通常の方は、豆用化成肥料が手に入らなく、堆肥にリンを補って基肥としました。この日は3枚目の本葉がまだ小さく、土寄せは午後からの予報の雨が過ぎた頃でしょうか。
成長の速度よりも最終的な実の付き具合はどうなるかが大事なので、これからが楽しみです。
定植から2週間と2日目。マルチのないサッポロミドリもしっかりとした本場が3枚となり、1回目の土寄せをしてべたがけは外しました。葉っぱが風にそよいでいい感じです〜。

202506153.jpg

202506152.jpg

202506151.jpg
Kisukeの畑から〜北海道の伝統野菜「札幌黄」「サッポロミドリ」の生育日記@ [2025年05月31日(Sat)]
今年の種プロジェクトは、畑などがあるメンバーが「札幌黄(玉ねぎ)」と「サッポロミドリ(えだまめ)」を栽培し生育過程を報告します。

私Kisukeは「さとらんど」の市民農園で畑をお借りして野菜栽培をしています。

札幌黄は入り口付近に一列に、サッポロミドリは、ミニトマト、きゅうりなどのベッドの隣に2列で植えました。どちらもマルチなしで、サッポロミドリは植えてからべたがけしました。

定植日は、5月28日。 苗は前日に「花ときのこのほそがい」の細貝陽子さんから購入しました。細貝さんには、5月24日に種プロジェクト公開学習会「美味しくて、安全な野菜を食卓に」で講師をしていただきました。

札幌黄は昨年も植えたので、そのときにお伝えしましたが、北海道農政事務所が「北海道の伝統野菜」とした野菜7種類のうちのひとつです。日本の玉ねぎ栽培は札幌から始まりました。札幌黄は明治初期にアメリカから種子を導入して試作を開始し、自家採種でつくり継いで確立した最初の品種です。しかし病気に弱く栽培が難しい等の点から、安定したF1品種への転換が進み生産量が減少しました。しかし、札幌黄は辛味、甘味がともに濃く、やわらかい肉質である性質が再評価されています。昨年の栽培はほぼ失敗に終わり、今年こそと成長を願っています。

サッポロミドリは、JAさっぽろが札幌黄と共に「札幌伝統やさい」として取り上げています。雪印種苗株式会社が開発を進めて、1974年に種苗登録された札幌発祥の枝豆です。実入りがよく、甘味があるということですが、果たして・・・。

秋の収穫期には、伝統野菜について語り、収穫した野菜を料理したものを味わう交流会を企画しますのでお楽しみに

サッポロミドリ苗.jpg

札幌黄 植えました.jpg

サッポロミドリ定植.jpg

サッポロミドリべたがけ.jpg
リンク集
検索
検索語句
タグクラウド
プロフィール

種プロジェクトさんの画像
https://blog.canpan.info/tanepro/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/tanepro/index2_0.xml