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種プロのブログ〜種あったね!

 種プロ(種プロジェクト)は「NPO法人 食の自給ネットワーク」の「種」をテーマにしたプロジェクトチームです。
 流通している野菜の多くは、規格がそろい、経済効率を求める市場に合うように作られた「F1種」です。一方、地域にはその風土に合って継承されてきた野菜があり「在来種」等といわれています。
 種プロは、在来種の栽培に取り組む農家との交流や、種に関する学習等を行っていきます。


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北海道の伝統野菜「札幌黄」の生育日記D 〜札幌市東区のベランダから〜 [2024年09月12日(Thu)]
毎朝タマネギたちを観ていたのですが、ブログに投稿しないまま収穫時期となりました。(反省(-_-;))
7月、8月は暑い日が続きました。プランターに植えられた作物たちは、人からの水やり以外に水を吸収できません。畑なら自らの根を伸ばして、土に含む水分を吸収するのでしょうが…。プランターでのタマネギ栽培は初めてで、どの程度水やりをするといいのか、賭けのようなものでした。(葉を観て水が欲しいかな?とか)8月初めにもう一度追肥を3種類共に施しました。あとは苗の力にお任せです。
9月に入っていよいよ葉が枯れて、収穫してプランターの土の上に並べて乾かしています。
収穫したタマネギの状況です。
札幌黄、Dr.ピルシー、レッドアイの3種類ともに10本の苗を購入し、ミニトマトのプランターにDr.ピルシー、レッドアイの2種類の苗1本ずつを植え、単独のプランターには、札幌黄は10本、Dr.ピルシーとレッドアイは各々9本ずつを植えました。
何故かミニトマトのプランターのタマネギはいずれも育たず、跡形もなくなりました。ミニトマトのプランターは、ミニトマト主体の水やりだったのが影響したのでしょうか?
札幌黄は縦9cm×横55cm×高さ15cmのプランターに札幌黄10本の苗を植えました。収穫は9個で端の1個が細長くて育ったとはいえませんでした。(写真@)

写真@札幌黄収穫.jpg
写真@ 札幌黄収穫

球形が6個、楕円形が3個で、最も大きいのは直径4cmの球形と、4cm×5cmの楕円形でした。
Dr.ピルシーは縦8cm×横43cm×高さ15cmのプランターに苗を9本植えました。ピルビン酸が通常より辛味が少ないタイプでタキイ種苗が育成した品種です。収穫は9個と全て育ちました。(写真A)

写真ADr.ピルシー収穫.jpg
写真ADr.ピルシー収穫

球形が2個、楕円形が7個と形状の割合は札幌黄と違いました。最も大きいのは球形で直径4.5cm、楕円は4cm×6cmとやや札幌黄より大きめでしょうか。
赤タマネギのレッドアイはDrピルシーと同じサイズのプランターに9本の苗を植えました。葉の段階から育ちが遅く、収穫は8個と1個は育ちませんでした。(写真B)

写真Bレッドアイ収穫.jpg
写真Bレッドアイ収穫

球形が1個、楕円形が7個で、最も大きいので楕円形の3.5cm×4cmと3種類の中で最も小ぶりでした。
直径8cmの中型サイズを目指していましたが、半分くらいの大きさに留まりました。
問題は味ですね。次回は3種類の味についてお知らせします。
種プロジェクトリーダー 高橋恭子
北海道の伝統野菜「札幌黄」の生育日記C 〜札幌市東区のベランダから〜 [2024年06月29日(Sat)]
6月27日−。定植から1か月がたったので追肥をしました。玉ねぎのプランター栽培について調べて、一株に一つまみ(2〜3g)の化学肥料を札幌黄の他に、Drピルシーとレッドアイにも同様に施しました。thumbnail_C定植1か月後のDrピルシーとレッドアイ.jpgthumbnail_A(札幌黄)追肥しました.jpg 
thumbnail_@(札幌黄)定植1か月後.jpg
 スコップで土と肥料を混ぜて、根元に土を指で寄せます。こうしてお世話をすると愛着が増すものですね。
札幌黄の苗は他の2種よりも小ぶりだったのですが、札幌黄の丈は、Drピルシーと同じ34cm位。レッドアイは24cmでした。
thumbnail_B(札幌黄)計測.jpg
順調に大きくなることを願って、今後も観察を継続します。

種プロジェクトリーダー 高橋恭子
​北海道の伝統野菜「札幌黄」の生育日記B 〜当別の畑から〜 自分 ​ 北海道の伝統野菜「札幌黄」の生育日記B 〜当別の畑から〜 [2024年06月10日(Mon)]
5月26日(日)始発のJRに乗って植えてきました。
当別の畑です。水道がないので、2ℓのペットボトル2本に
水を入れて持って行きました。
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雑草の中に植える「菌ちゃん農法」という農法で育てている方の畑です。
「1畝好きなものを植えていいですよ」と言っていただいたので、
札幌黄10本、スイスチャード1つ、サッポロミドリ(枝豆)、
種の交換会でもらった黒トウキビ、サンチュ、キュウリの種を播いてきました。
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近くに万葉の湯ふとみ温泉があります。今度行ったら入ってこようと
思ったら入館料1600円でした…
片道電車で30分。なかなかお世話に行けませんが、時々雨が降って
くれてありがたいなあと思います。

宮川
北海道の伝統野菜「札幌黄」の生育日記A 〜札幌市西区のプランターから〜 [2024年06月10日(Mon)]
​5月25日購入の札幌黄の苗をプランターに植えました。
毎日話しかけています。

10日目、しっかり立ち上がっています。
初めてのタマネギ、楽しみです。

渡辺
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北海道の伝統野菜「札幌黄」の生育日記@ 〜札幌市東区のベランダから〜 [2024年06月09日(Sun)]
 今年3月20日、昨年実施した札幌大球についての家族学習会の報告をPDFで掲載しました。(まだ読んでいない方は是非開いてください)札幌大球は北海道農政事務所が「北海道の伝統野菜」とした野菜8種のうちのひとつです。
 その伝統野菜には、玉ねぎの札幌黄が含まれています。
 日本の玉ねぎ栽培の歴史は札幌から始まりました。札幌黄は、明治初期にアメリカから種子を導入して試作を開始し、自家採種でつくり継いで確立した最初の品種です。
 しかし、病気に弱く、栽培が難しい等の点から、安定したF1品種への転換が進み、生産量が減少しました。しかし、札幌黄の辛味、甘味がともに濃く、やわらかい肉質といった性質が再評価され近年再び栽培農家が増えているようです。
 今年は種プロジェクトメンバーそれぞれが、この品種の栽培にチャレンジします。
 
 私はアパートのベランダでプランター栽培に取り組みます。札幌黄の他に、Dr.ピルシーとレッドアイも育てて生育の比較を試みます。
 苗はメンバー4人で札幌市豊平区の細貝農園さんから購入したものです。
私は5月26日に定植しました。その時期は気温が上がらず、2階なので風もあり、アルミホイルでマルチングをしました。中玉サイズを目指します。
thumbnail_札幌黄.jpg
thumbnail_手前レッドアイ、奥Drピルシー.jpg 残った苗をミニトマトの鉢にも植えました。(これは小玉か?)
thumbnail_トマト鉢の玉ねぎ.jpg
thumbnail_トマト鉢の玉ねぎA.jpg

 メンバーは、札幌市西区、北広島市、当別町と栽培場所も様々です。
 各メンバーの報告もお楽しみにしてください。

種プロジェクトリーダー 高橋恭子
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