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種プロのブログ〜種あったね!

 種プロ(種プロジェクト)は「NPO法人 食の自給ネットワーク」の「種」をテーマにしたプロジェクトチームです。
 流通している野菜の多くは、規格がそろい、経済効率を求める市場に合うように作られた「F1種」です。一方、地域にはその風土に合って継承されてきた野菜があり「在来種」等といわれています。
 種プロは、在来種の栽培に取り組む農家との交流や、種に関する学習等を行っていきます。


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枝豆試食会!! [2020年10月02日(Fri)]
 9月16日に札幌のエルプラザで種プロメンバーがつくった枝豆の試食会を行いました。

 自給ネットの「家宝種」を育てていくのがこの企画の目的ですが、やっぱり、自分の育てたものを食べてみたいもの。

 育てた場所で味が変わるのか、種類によって味がどう違うのか、なんてことを学ぶのも大切なことです。

 枝豆は4種類。

 まずは、一般的枝豆品種。

 kisukeの栽培したもの。
枝豆品種kisuke.png
 こぐまの栽培したもの。
枝豆品種こぐま.png 

 kisukeの栽培したもう一つの枝豆品種。
枝豆品種名2kisuke.png

 みやちゃんの栽培した味噌つくり向きの品種。
味噌大豆みやちゃん.png

 だちゃんの栽培した、だちゃんちの家宝種の黒大豆。
F10だちゃん.png

 こうして並べると…う〜ん、どれも枝豆だ(笑)

 色を見ると、味噌用品種が一番緑が深くて濃くて美味しそうですね。
 黒豆は、なんとなく黒っぽい。
 茹でる前は、そんな変わらないんだけどね。
 二人が栽培した枝豆用品種は、茹で方なのか土地の違いなのか色が違うね。
 もう一つの枝豆品種は、心なしか3連(豆3つ入り)の鞘が他より多い感じがする。

 みんなの味の感想は、「やっぱり、枝豆用に品種改良されたものが一番美味しいね」というものでした。
 私も、そう思いました。
 いつもは、茹でたてのうちの枝豆を食べて「だだちゃよっかうまいんじゃない?(現地で食べたことないけど)」なんて思ってたけど、さすが専用品種、味も香りも鮮やかですね。
 味噌用品種は、完熟して真価発揮!っていう感じでした。

 こういうふうに用途に合わせて品種を作っていく。
 大変なことだなあ、すごいことだなあと思いました。
 試行錯誤を繰り返して、選抜されていくんですよね。

 枝豆用品種は、新鮮な香り、甘さが命。
 黒豆は、じんわり続く甘さ、コクが命。
 味噌用品種は、熟成してこそ開花する旨味が命。

 ってこんな感じかな。

 なんて話しながら、大変なことが発覚!

 枝豆用品種は何本かを完熟させて収穫し、来年F2として栽培して代を重ねて自給ネットの家宝種にする予定でしたが「あんまり美味しいんでみんな食べちゃった」と(笑)。
 
 でも、大丈夫、みやちゃんが「あ、私、播くの遅くなってここに間に合わなかったのあるよ」とのこと。
 みやちゃんので、来年もトライすることになりました。

 さて、枝豆だけでは寂しいので、一人一品持ち寄り。
試食会1.png

 粉雪姫という小ぶりな新しい品種の南瓜の煮物。
 ホクホクして美味しかった。
南瓜の煮物.png

 とうきび。キャンベル88って言ったかな。

 キャンベル88.png

 エノキダケとシーチキンの炊き込みご飯。
 後ろは、ヒマワリの種。
 種プロだけにふらふら
試食会2.png

 苫小牧の銘柄豚肉B1とんちゃんのソテー。
 本当に美味しい豚肉は脂身がうまい。
B1とんちゃん.png 

 ビールが欲しかったなあ〜。 
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