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種プロのブログ〜種あったね!

 種プロ(種プロジェクト)は「NPO法人 食の自給ネットワーク」の「種」をテーマにしたプロジェクトチームです。
 流通している野菜の多くは、規格がそろい、経済効率を求める市場に合うように作られた「F1種」です。一方、地域にはその風土に合って継承されてきた野菜があり「在来種」等といわれています。
 種プロは、在来種の栽培に取り組む農家との交流や、種に関する学習等を行っていきます。


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苫小牧の畑2021の4 [2021年05月25日(Tue)]
 5月22日には、いろいろ撒きました。

 人参。
 札幌太人参。(サッポロフトニンジンって読むのか?)
 西洋ニンジンが北海道の気候に適応したものらしい。
 (サッポロノウエンHP )
 この種は、コメリで買ったもの。

ninjin1.png

ninjin2.png

 北海道土着の人参だけど生産地はイタリア。
 薬剤処理済。
 イプロジオンもチウラムは殺菌目的ですが、チウラムには、鳥の忌避剤(食べてみたら不味かったのでもう食べない)としての目的があるそうです。
 
 人参はね〜発芽が不揃いで…。
 光が好きだから、埋められないし。
 切りワラがあれば、それをかけるのがいいんだけど。

 土を十分に湿らせて、その上に筋撒きして軽く圧迫して…

ninjin3.png

 右下寄りに散らばってる赤いのが人参の種。
 筋撒きになってないじゃん(笑)。

 その上から去年の植物残渣を載せる。

ninjin4.png

 札幌太は越冬できるらしいから、一部は収穫せずに3月に掘り起こしてみようかと思う。

 カブ。
 耐病にしき。
 生産地は福岡県。これも薬剤処理済み。
 キャプタンは殺菌目的、イプロジオンは前述。

kabutane1.png

kabutane2.png

 参考にしている「家庭菜園の不耕起栽培 水口文夫著 農文協」によると、カブは底畝に撒き、寒冷紗などで風邪に揺すられない様に育てると、それはそれは美味しいカブになるのだそうです。
 最後まで覆うことはできませんが、ある程度まではできるので、こんなふうにしました。

kabuune.jpg

 葉っぱを食べるものは、サンチュ、春菊、青紫蘇しか育ててなかったのですが、今年は小松菜とタイナにも挑戦。
 小松菜。
 夏楽天。
 生産地デンマーク、農薬処理なし。

komatuna1.png

komatunatane2.jpg

 タイナ(タイサイ)。
 去年買ったもの。

tainatane.png

 実は、去年の秋に育てようとしたら間に合わなかった。

 小松菜と似てるらしい。
 コマツナもタイナもカブが改良されたものなんだそうだ。
 コマツナは日本で改良され、タイナは中国で改良されたものらしい。
 ちなみに白菜は、カブとチンゲンサイを掛け合わせたものらしい。
 カブは偉大なり。

 そもそも日本には、野菜の種類が本当に少なかった(今でいう山菜みたいなものしかなかった)と何かの本で読んだ。
 葉物野菜の多くが古くに中国から入ってきて日本人の好みに合う様に改良されてきた(北海道 わたしの家庭菜園 石村桜著 北海道新聞社)のだそうだ。
 
 菜っ葉類、うまく行くかな?
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