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NPOリーダー「今が一番充実している。」 [2015年11月23日(Mon)]

今が一番充実している。NPOリーダー語録。


あるNPOリーダーにあった。その話を聞くと、地域でのNPOのネットワークの広がり、また、自治体への注文などを活き活きとのべていた。


私が「NPO活動をして、今が一番楽しい?」ときくと、「そですね。25年間やっているけど今が一番充実して、楽しい」という答えが返ってきた。


彼女の市は、改正介護保険制度についても、お世辞にも進んでいると言えないところだ。


この楽しさ、はどこから来るのか?


それは充実感だと思う。ボランティア団体を作って活動を始めたときには、それなりに成果が上がり充実していたと思う。


だが、今は、地域を変え、自治体を変え、町を変えていかなければならない時期だ。このことに手ごたえがあるということだ。


つまり「自己満足型レベル」から「社会改革レベル」に水準があがってきているのだ。


私は嬉しくなった。

Posted by 田中尚輝 at 15:10
立川市大山自治会長の凄い人 [2014年12月05日(Fri)]
4日は面白い話を聞いた。

立川市大山自治会会長佐藤良子さんのお話。

佐藤さんは15年間、自治会会長をしている。自治会加入率は100%。

葬儀を自治会でやるという。葬儀費用は4万円弱。自治会会員に自治会の保険へ入れることによって、「個人情報」はしっかり集まる。自治会としてビジネスをいろいろとやっており、会員が月額5万円くらい稼げるようにしたいという。

凄い自治会だ。

私は質問した。「今は素晴らしい自治会だが、最初の頃は大変だったでしょう。ことに全員一致主義がある自治会では会長に反対意見を持つ人もいたでしょう。どのように運営したのですか?」

彼女の答え。「それまでの自治会役員は会計がずさん、汚職もあったので、関係者は全部やめてもらいました。最初は郵便箱に蛇や毛虫がいれてあったり、唾を引っかけたり、大変でした。」

「しかし、起こったことを、そのまま全部自治会新聞に書くのです。そのうちにフアン倶楽部ができて、支えられました。全会一致主義はとらずに多数決で生きました。小数派の人には、あなたの意見は来年ね」
 
猛者はいる。もう会長はやめてビジネス(コミュニティ)をするという。今後の活躍に期待したい。
Posted by 田中尚輝 at 04:57
NPOのリスク [2014年08月05日(Tue)]
東日本では暑い日が続いており、西日本では大雨ですが、皆さんお元気でしょうか。

私は昨日、ある市民協会員のNPOの事務所を訪問しました。それは、その団体の代表が長期に入院していることを知ったからです。近いうちに退院になるのですが、病院にお見舞いに行かず、団体の方へお見舞いにいったわけです。

NPOは、零細・小企業ですから、最大のリスクは代表者の健康にあります。いま、代表がひっくりかえると団体として維持していける団体はどれだけあるでしょうか。不安です。

ことに創業リーダーは、個性的でエネルギッシュな人が多く、必ずしも組織運営が得意ではありません。

市民協では昨年より「二代目リーダー」育成研修会を実施しました。今年はより強化することにします。組織は個人の責任だけでもたせては駄目です。しっかりとした複数のリーダーを創り上げておきましょう。

冒頭の訪問した団体は、しっかりしており、改正介護保険への対応もできる要支援でした。桃とお茶を頂き、帰りには南京豆をお土産にいただきました。こちらが、元気を頂いて帰ってきました。
Posted by 田中尚輝 at 11:10
リーダーと利己 [2014年03月06日(Thu)]
リーダーと自利

人間が何らかの目標をもって動くのは自分にとって何らかの利益(自利)があるからだろう
私は多くのリーダーの排出をめざしているが、このリーダーにも当然「自利」があるだろう。

この際の「自利」に二種類があるようだ。
1つは、「自己中」とでもいうべきもので、自分の利益だけがあればよい、とするものだ。この場合、そのリーダーを応援する人は利用されているだけである。

2つは、自分の利益も考えるが、協力してくれている人や多くの人々を思いやる人だ。自利+利他の人で、私はこういう人を「超利己主義」とよんでいる。

この差がどうして生まれるのかわからないが、現行のリーダーはたえず自分がどちらに行っているのはチェックする必要がある。

Posted by 田中尚輝 at 11:40
リーダーの資質 [2014年03月05日(Wed)]
リーダーの資質

わたしは立派なリーダーがたくさん出てきてほしい、と思っている。

どんな人がリーダーになるのだろうか。1つは、自分を最大限に成長させようと考える人、私はこういう人を「超利己主義」と呼んでいる。2つは、広く人に対する「愛」を持つ人だろう。

以上は本物のリーダーなのだが、金のためにリーダーになるひとがいる。これは営利企業の場合には当然だろう。金が目的で起業するからだ。

ややこしいのはNPOを含む非営利団体の経営者だ。たとえば、社会福祉法人の多くは公益性がなく、法人は血縁による資産管理会社になっている。ようやく今頃になって行政は社会福祉法人に対して公益活動をはじめよ!などといっているが、こうしたことで社会福祉法人が変わるとももえない。

ところでだ。NPOのリーダーもこういう人がいるのではないか?
Posted by 田中尚輝 at 08:37
「7人の侍」で叱られる [2014年02月15日(Sat)]
「7人の侍」で叱られる

朝、東京を出て、名護や乗り換え近鉄で津へついた。市民協主催の「法人後見人の未来像」
へ参加。

ところで、このブログで「7人の侍」やーい、とボランティア募集をしたら、何人かに叱られた。
それは「7人」にこだわっておられる。「自分もボランティアとして応援しているのに、7人程度がいないのか?」というわけだ。

私は人材集めの事例として「7人の侍」を例示として出しているだけであって、この程度
の数としてたりないわけではない。後ほど書いたが200名程度のボランティアが必要であり、
その内100人程度はすでに活躍されています。あと、100人程度たりない。

誤解がおこらないように私や市民協がボランティアが足りないと思っている県を列挙しておこう。
青森、岩手、秋田、石川、滋賀、京都、島根、鳥取、愛媛、徳島、熊本、大分など。手を挙げてくれる人がいればうれしい。
Posted by 田中尚輝 at 11:19
求「7人の侍」 [2014年02月10日(Mon)]
7人の侍ヤーイ!

取り組みを始めた介護保険改正に合わせた市民福祉の形成が、多分、私の人生で最後の仕事になるだろう。日本社会を根底から揺り動かすもので、いい時期によい仕事にぶつかった。

そこで、7人の侍ヤーイ!ということになる。市民協は比較的多くのボランティアの協力を得ているNPOだが、大きな仕掛けをするときには人材が足りない。金があれば簡単なのだが、金なくて人材を集めるのは苦しい。

ことに企画力や組織力のある人がほしいのだが、こういう人がプラプラしているわけはない。

だから、仕掛ける私の方からの舞台設定が必要なのだ。配役がぴったりときまると面白いほどにうまくいく。

いろいろ構想はできてきているのだが、それにしても時間のないことよ。

なお、黒澤明の志村僑は自分を含めた6人を選定した。守らなければならない村に三方から攻め込まれるために二人づつとおいた。そこに三船敏郎が扮する若者が押し寄せてくる。これで7人だが、映画では1人は見張り役をしていた。

さて、全国展開をしなければならない私は、何人いればいいのだろうか?
Posted by 田中尚輝 at 11:37
研修会参加者の感想 [2014年01月13日(Mon)]
市民協主催の二代目リーダー養成塾大好評で、参加者は勝手にフォロー研修と来年の研修も開催場所をきめていた。


2日目 たんぽぽ訪問研修
・ NPO法人の事業でありながら、年商5億7千万円というのは驚きでした。職員の研修がしっかりなされていることが
印象的でした。福祉の事業としても、多角的に事業を展開されているのが印象的でした。
・行政との協働での事業が多く、行政の方が頼りにしている感じ。
研修の多いこと。評価をしっかりとすること。
・デイサービスを生涯学習の場としていることは素晴らしい。


最終日の感想
・自分に何が足りないのかを確認することができた。リーダーとして本気でやる覚悟ができた。
・素晴らしい講師と仲間に恵まれてよかったです。次回楽しみです。

Posted by 田中尚輝 at 11:05
二代目リーダー研修会・参加者の感想 [2014年01月12日(Sun)]
第二代目リーダー研修会の二日目。初日の私のリーダー論への感想。

・もっとリーダーシップを発揮して、自分もスタッフも今より広い視野で
ものごとを見れるようにしたい。

・自分がリーダーとしての意識を日常業務だけで発揮するのではなく、国を動かす
という意識をもって意欲的に動くということを学ばさせていただきました。
・リーダーとしての資質がどんなものか。これからどんなリーダーになればいいのか、方向性を
つかめた。
・いよいよ追い詰められたな、というのが正直の感想です。現場の充実でうまく切り抜けようとしていましたが、
そうはいかない。社会を変革していくちからなくてはリーダーはつとまりませんね。心をいれかえなくてはと肝に銘じました。

 ≪全体感想:初日≫
・他団体の考え方や現在行っている取り組みなどを聞くことができて大変に参考になった。
・組織のマネジメント、ミッションを共有するための運営方法、ミッションと事業性を両立させる
組織運営等について、改めて重要サービス、必要性を感じました。
・リーダーとしての不十分さ、これからどのようにひっぱっていけばよいのか気づくことができた。団体・組織の
リーダーだけではなく、社会のリーダーを目指したい。
Posted by 田中尚輝 at 10:24
二代目リーダー養成塾 [2014年01月11日(Sat)]
11,12,13日の2泊3日で市民協の「二代目リーダー養成塾」を開催。

市民協は2000年3月にスタートしたので、うまれて15年目になる。初代代表がつかれてきたり、歳になったりして、だんだんと交代期に入ってきている。ところが、NPOの場合は企業レベルでいえば、零細・小企業がほとんどだ。だから、次世代のリーダー研修を自力でやる余裕は持っていない。

いずれの団体も忙しく、当面する課題の処理で精いっぱいだ。だから長期的なみ通しを持たないでやっている場合が多い。

市民協は、NPOのn中間支援団体なので、介護保険系以外のNPOにも進出していきたい。

カリキュラムは、次のようにした。
11日 リーダー論(田中尚輝)
   介護系NPOのマネジメント(グループ藤、鷲尾理事長)、人材養成(研修、評価)
   企業のマネジメントとNPOのマネジメント(中野喜文)

 
    交流会

12日 NPO法人たんぽぽしてのマネジメントを現地視察を兼ねての講義。
桑山理事長は、つぎのテーマをだした。
二代目として、資質を自己分析する。
1. 法人の理念の二代目の理念のすり合わせ
2. 法人の理念を実現するために
1) 事業を企画立案できる
2) 企画を実現するために運営資金の調達
・助成金や企画コンペに申請する
・銀行などから融資をうけられる
そのためには、
法人の経営能力などをプレゼンできる能力が必要

13日は、じゃんけんぽん、エプロンの会、ウィラブ北茨城の理事長から、人事、財務、ITなどを
どのようにマネジメントしているか

Posted by 田中尚輝 at 11:35