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白ナンバーで有償運送 [2012年04月16日(Mon)]
「福祉有償運輸」という概念がある。普通車(白ナンバー)で、条件付有償運送ができるという制度で法律は「道路交通法」だ。私たちNPOが15年くらいかかって、法律改正をさせた。まだまだ使いにくいのだが、それは法律だけのことではない。

 移動制約者は人口の6%もいる。私たちはせめて週に2回くらいは自由な外出ができるようになったらよいと思っている。このためにはタクシー会社にも、公共交通機関にも頑張ってもらわなければならないが、他方において自家用車を持っている人は多いのだからボランティア活動として移動制約者のお手伝いをすることだ。


 これにはいくつかのネックがあるのだが、その1つが「福祉車両」だ。この分野はマーケットが大きくないために自動車会社等が熱心でない。

 福祉車両というのは、普通の車に移動制約者を乗せるために加工をしなければならない。この時間が何と長いのだ。

 私の福島にいる友人によると父親の移動のために前の座席が90度回転して外に出て、そこに座らせ90度もどす簡単な福祉車両を注文した。それから納車までに6ヶ月間かかった。車が来たときには父親は死んでいたというのだ。移動制約者のために、この分野を充実させることをNPOは推進しなければならない。

 4月16,17,18日、そして21日は、この福祉移動のことで全国を回る。NPOと自動車の販売修理のオニキスグループとをつなぐためだ。16日は山形市・米沢市を回った。

 オニキス側からの情報によれば、ようやく福祉車両の中古車マーケットが形成されつつしるという。ここが充実してくれば、福島の友人の場合には、発注したら直ちに代車を貸し付けるということも可能になるはずだ。

 また、NPOが持っている福祉車両はたかだか1台か、2台だ。これが故障すると動きが取れない。こういうときに代車があればよい。また、福祉車両のレンタカーがあってもいいだろう。

 NPO側も顧客として自動車会社にもっと注文をつけていいだろう。NPOと企業との「協働」の在り方についての実験例をつくろうという旅だ。
Posted by 田中尚輝 at 08:23
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