阪神淡路大震災と東日本大震災の相違 [2011年03月17日(Thu)]
阪神淡路大震災と東日本大震災はどの点が違うか。規模、津波、原子力発電などが大きく異なっている。
私は1995年の阪神淡路大震災の時には、すでにボランティア活動をしていた。そして東日本大震災。違う。 まずは、今は現地にNPOが沢山ある。1995年にはNPO法がなかったのだ。だから、私は阪神淡路大震災の時には、ボランティアの拠点場所を探すために震災後の神戸を歩き回った。ところが、今回はNPOが経営するデイサービスやグループホームは十分な拠点になりうる。 そして、阪神淡路大震災のときの私たちの目標は、何も無いところからボランティア活動をつくり、定着させることだった。 ところが、宮城県の場合には全国に誇るほどのNPOが存在している。だから、外部からは、ボランティア活動をつくることではなく、存在するNPOを支援すればいいのだ。現地のことがもっとも詳しいのは現地のNPOだ。外人ではない。 だから、私たちは「現地のNPO支援」を東日本大震災のキーワードにしようと思っている。そうした動きを今後、皆さんにお知らせする。 |
Posted by
田中尚輝
at 23:31