研究会 [2016年12月06日(Tue)]
「2025年の社会政策の在り方」について、腰を落ち着けて検討すべきではないか。
年金、医療、介護保険の社会保障制度の骨格がそれぞれ揺らいでいます。1つ1つの制度を見直すことも必要ですが、社会保障制度全体の再編成を中長期的にどのように構想するのかの整理が必要になってきています。ところが、この主要3制度はいずれも高齢者を主要なターゲットにしたものであり、最近課題になっている子育てや教育をふくむものではありません。そこで、制度による縦割りではなく、課題別の切り口で研究する必要があります。 1.各論 長期的な展望をしつつ2025年に焦点を当てた研究 (報告と議論) 1)就業と給付の関係(年齢等) 2)現金給付(現行は年金)と現物給付(現行は医療、介護保険)の関係 3)社会保障と生活保護制度の関係 4)公的制度と共済、助け合い制度 5)各種制度の民主化 2.総論 個別政策課題ではなく、社会政策を我が国において、どのような位置におくか こんなことを議論できる場を作ろうと思っている。 |
Posted by
田中尚輝
at 17:35