オスロから@ [2016年10月18日(Tue)]
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ノルウエー オスロ市役所
18日、ノルウエー市役所を訪問した。この12月10日にノーベル平和賞の授与式の行われるところだ。美術館のような1階ホールから2階へ上がり、歴代の市長の肖像画のかかった立派な部屋に案内された。 ノルウエーは面積は日本と同じくらいだが、国民数は500万人と少し。そのうち、51万人が首都オスロに住む。 ノルウエーも日本と同じく高齢化の真っただ中だ。市役所の説明を聞いていて感じたことを書く。 第1点は、在宅介護に集中していることだ。 第2点は、行政の縦割りの反省、個人のニーズが政策化されることの重要性、そしてこの実現のためにコミュニティ(オスロに15区といっているから1区3万人程度か)に権限を下していることだ。 第3点は、高齢者の尊厳を創造的に守っていくことだ。 孤老にならない、ライフ クオリティの確保、高齢者のニーズを聞いて政策化する*そのために「高齢者審議会」を設置し、委員は4年間の任期、選挙で選出される。その意見が政策化されなければならない法律をつくっている。 第4点は、出会いの場に力点を置いている。これはかっては、「シニアセンター」と呼ばれたものだが、ネーミングに評判が悪く、健康に良い場所 社交、食事をする場というイメージの名称に変えていっている。その1か所を訪問したが、そこは「アクティブ センター」となっていた。 そして、そこでは、散歩、文化、テクノロジー等の多様な展開ができるようになってきている。そして、重要なことは、ボランティアの育成とそのネットワークができてきていることだ。 肝心なことは、プロフェショナルにやりたいというシニアの意欲を喚起する、ボランティアの貢献を認めることだ。市当局は市民に依存しているのだから、市民の意向を尊重しなければならない。 以上を統括していえることは、WHOに「高齢者に優しい街づくりプロジェクト」があるが、ここの理念に統合される。 高齢期になっても能力は衰えないのだから、ことに」リタイア以降に職業人時代に蓄積した能力を発揮できるようにしていくことだ。 シニアには、自立性」があり、ヘルプする必要性はない。社会環境としては、「ボランティアありがとうね」、「ボランティアをしている人はダンディね」とか評価されるご褒美があるようにし、ネットワークを強くすることだ。 日本の自治体にはない「人間賛歌」の哲学を感じた。 |
Posted by
田中尚輝
at 01:25



