TBSサンデーモーニングは深い内容だった [2015年12月27日(Sun)]
本日のTBSのサンデーモーニングは内容ある番組だった。 広範で、現状の世界の行き詰まり、イスラム国、テロ、紛争、格差などを指摘し、世界の街角の声を拾う。世界各国で「不安」や「希望無き未来」のコメントがある。 この原因だが、姜さんは1989年以降、社会主義体制が崩壊し、資本主義に対するカウンターパンチが亡くなり、資本主義のやりたい放題の世界、それもアメリカ主導によるグローバリゼーションで、世界のアメリカ化にしていることを指摘。 岸井氏は、そのアメリカが失敗ばかりしている。ことに9・11のイラク攻撃は今は間違ったと言っているが、あれがイスラム国をつくった原点だと指摘する。 出口がない状況をどう突破するのか? 姜氏は、「国家権力と資本主義が癒着していることを阻止しなければならない。これには社会を強くする以外にない」と指摘。 私が昨年発刊した『社会を変えるリーダーになる 〜「超・利己主義」的社会参加のすすめ』(明石書店)と同じ主張だった。 2015年はくれゆく。2016年をどうつくっていくか。 |
Posted by
田中尚輝
at 12:14