NPOリーダー、2代目、労働者性について [2015年11月30日(Mon)]
NPOのリーダー、2代目、労働者性 同志社大学での議論は、@NPOのリーダーが若いリーダーへバトンタッチされている、Aリーダーや職員の報酬がどのように変化しているか、こうした周辺の議論をした。 私は介護系NPOとの接点が多いが、2代目にスムーズに移すのは意外に難しい。 @ いくつになってもリーダーをやめようとしない。 A 若い世代がリーダーを引き受けようとしない。 B 血縁関係による譲渡が決まっており、組織の停滞を生んでいる。 労働者性については、NPOの場合にはミッションによる結集ということが多く、賃金欲求が高くないという傾向も一部にはある。介護保険系NPOの創始者などは1億円を超える事業高になっても月額10万円も取らないリーダーもいる。 他方、賃金労働者と同化していくメンバーもいる。これは、ボランティア団体時代を知らないメンバー、あるいは団体としてのミッションをはっきりさせていない、学習をしない団体に多い。 さて、さて、どうするか。 |
Posted by
田中尚輝
at 17:02