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第4回 起業の基本を学ぶ(3)目標とする状態の表現方法 [2010年04月30日(Fri)]

(この記事は甲南女子大「社会起業論1」の受講生を主な対象として書いています。)

4月29日は祝日でしたが授業がありました。やはりちょっと少なかったかな。海外にお出かけなのでしょうか。今回配布した授業レジュメは下記でした。



今回は目標の立て方についてのレクチャーをしたあと、前回の宿題だった調査対象団体の「対象とする課題」を書き直し、その中から課題と目標の関係を考えるために「使用前→使用後チラシ」づくりの演習を行いました。課題の絞り込み方や表現の仕方は回を重ねるごとにみなさんうまくなってきましたね。チラシもよく書けてました。ただ、目標とする状態の表現はまだこれからだなあという感じです。世の中を変えるという「成果」は、何を何回やったという「行為」だけでは実現できません。「行為」の背景にあるストーリーがとても需要です。「成果」を状態目標で考え、表現する習慣をつけましょう。

宿題として、いよいよ、自分で考える事業計画の基礎となる「事業計画の基本的な構成要素」のラフなアイデアを考えてくることを課しています。なお、来週(5月6日)は休日の振替で全学休校、またその次(5月13日)は私の都合により休講となります。この授業は次回は5月20日と間が空いてしまいますが、そのぶん、しっかりしたプランを構想してきてくださいね。

さて、授業中に案内しました関学のセミナーの件ですが、下記にチラシをアップしておきます。紹介した5月6日の村田さやかさんだけでなく、連続講座としてゲストを呼ばれていますので、日程が合えばぜひ参加してみてください。

よいゴールデンウイークを!

4月30日
田村太郎
第3回 起業の基本を学ぶ(2)対象とする課題の絞り方 [2010年04月23日(Fri)]

(この記事は、甲南女子大学「社会起業論1」の受講生を主な対象者として書いています。)

今回は、事業計画のなかで最も重要な「対象とする課題」の表現方法について解説した後、宿題として調べてきた「対象とする課題」に関する情報をもとに、社会の課題を解決する事業を行う団体について紹介する文章を書き出してみる演習を行いました。配布した授業レジュメは下記でした。



個人作業で書き出した文章は教室内で回覧し、その事業にもっと共感し、支援したいと思うためにはどんな情報を調べておくべきかについて、直接紙に助言として書き足す時間を取りました。みなさん黙々と、しっかり手と頭が動いてましたね。(ちなみに、授業で実施したこの手法は「Squawking」といいます。授業では口頭でしか説明しなかったので「なんて言うんですか?」という質問がけっこうありました。説明不足でごめんね)

宿題として、もらった助言を元に、もういちど対象とする課題に関する情報を調べてくることを課しています。次回は4月29日です。世の中は祝日ですが、甲南女子は授業がありますので、間違いないように来てくださいね。

4月23日
田村太郎
第3回 グループ発表の準備 [2010年04月23日(Fri)]

*この記事は関西学院大学「起業演習(田村担当)」の受講生を主な対象として書いています。

今回も、事業計画の基本的な構成要素の復習を兼ねて、NHKの番組から社会起業事例を鑑賞し、事業の組み立て方についてみんなで学びました。そのあと、宿題の共有とグループ発表の準備を行いました。配布した授業レジュメは下記でした。



どのグループも準備が進んでいたようですが、発表に向けて何かわからないことがあったらメール過去の記事へのコメントで質問をしてください。24時間以内に回答します。

次回は5月6日(木)です。2週間空きますので、しっかり調べて発表に備えてください!

4月23日
田村太郎
韓国併合100年と日韓市民の新たなパートナーシップ [2010年04月20日(Tue)]


日本希望製作所の方からお知らせを頂きました。NPO法人化、おめでとうございます!
イベントは大阪です!

<以下お知らせ>

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◆日韓の交流から学び、協働から高めあう◆
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日本希望製作所 NPO法人化記念イベント(大阪)

□ □ □韓国併合100年と日韓市民の新たなパートナーシップ□ □ □

*日時:2010年5月15日(土)13:30-16:30
*会場:PLP会館 (大阪・天満)
*イベント・ページ http://japan.makehope.org/112
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

韓国併合100年を迎える今年、日本と韓国の関係をもう一度見直そうという
動きがあちこちで起こっています。この100年の歩みは、市民社会同士の地道
な交流や相互理解を欠いた両国の関係がいかに互いの誤解や離反をもたらすのか
を如実に物語っています。

日本希望製作所は3年間の任意団体としての活動を通して、日韓の市民社会
が連携して学びあい、刺激しあうことでともに新しい芽をつむぎだせる可能性
があることを見出してきました。

今回、NPO法人化記念イベントを通して、日本希望製作所の生み出してきた
可能性を、仲間たち、新しい人たちと分かち合い、共に新しい団体を創る仲間
を広げていく新しい出合いをつくりたいと思います。

当日は、朴元淳(パク・ウォンスン)希望製作所常任理事が訪日し、講演を
行います。朴常任理事は、人権弁護士の活動を踏まえ、1994年に政治への市民
の参加・連帯・監視・代案を掲げる「参与連帯」を創設、2000年には寄付文化
づくりを目指した「美しい財団」、2002年にはリサイクル文化づくりを目指す
「美しい店」、2006年に市民参加型シンクタンク「希望製作所」を創設するなど
韓国の市民社会における新しい動きを牽引してきた第一人者です。

新しい100年に、日本と朝鮮半島はどのような関係をつくっていくべきか、
ともに考えたいと思います。

多くの皆さまのご参加をお待ちしております。


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■ 開催概要
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日 時 :2010年5月15日(土)13:30-16:30

場 所 :PLP会館 (大阪・天満)
JR環状線「天満」駅下車5分、地下鉄「扇町」駅下車3分
Map http://plp-kaikan.net/cont7.html

定 員 :250名

参加費:1,000円

*後援:八尾市人権協会、NO法人コリアNGOセンター、NPO法人京都自由大学、
「韓国併合」100年併合ネットワーク、株式会社FMわいわい

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■プログラム
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第一部
講演「新しい100年を築く日韓の出合い」

朴元淳(パク・ウォンスン)希望製作所 常任理事(逐語通訳付)


第二部
トークセッション
「日韓市民の出合いが生み出す希望
〜日本希望製作所が紡いできた物語」

*市民活動・社会的企業の交流から協働へ
*未来をつくる若者たちの可能性を拓く
*人権を尊重し、貧困をなくす

日本希望製作所の交流活動やプロジェクトに携わってきた皆さんと共に
未来を拓く日韓交流のあり方を考えていきます。


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■申込み
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下記の受付フォームよりお申し込みください。
https://pro.form-mailer.jp/fms/bcc64d3d8345

お席に限りがございますので、お早めにお申し込みいただければと思います。


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【お問い合わせ】
NPO法人 日本希望製作所

電話・ファックス:03-6272-6041

mail:hopemaker@hopemaker.org
http://www.hopemaker.org/
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第2回 起業の基本を学ぶ(1)笑顔をつくる仕事とは?(事業計画の基本的な構成を知る) [2010年04月16日(Fri)]

(この記事は、甲南女子大学「社会起業論1」の受講生を主な対象者として書いています。)

今日は「事業計画の基本的な構成要素」についての復習からスタートして、edgeのプロモーションDVDから、「のーまらいず」と「インターナショクナル」の事例を紹介し、練習問題として構成要素を書き出してみることをやってみました。そのあと、各自が宿題として持ってきた社会起業事例から、構成要素を拾い出して書く演習を行いました。今日配布した授業レジュメは下記でした。



授業の後半では、各自が書き出した基本的な構成要素をもとに、グループ内でその事例の紹介を行いました。毎年、同じような課題を出していて、学生が持ってくる事例は私も知っている団体がほとんどなのですが、今年は新しい事例がちょこちょこあって、社会起業家の裾野の広がりを感じました。

来週は、対象とする課題の絞り込み方を中心に解説します。宿題として、自分で調べてきた団体が取り上げている課題についてのデータの調査を課しています。欠席した人は授業レジュメを参照して、必ず宿題をやって授業に臨んでくださいね。

まだ2回目ですが、今年はみなさんのノリの良さに好感を持ってます。この調子でノリの良い社会起業プランを描いてくだることを期待しています。

4月16日
田村太郎
第2回 社会起業事例の共有 [2010年04月16日(Fri)]

*この記事は、関西学院大学「起業演習」(田村担当)の受講生を主な対象として書いています。

今日は寒かったですね。いや、授業中のダジャレじゃなくて、気温ですよ。

今日は社会起業事例の共有として、宿題として持ち寄った社会起業事例から「事業計画の基本的な構成要素」を拾い出す作業を通して、さまざまな事例を共有しました。また、共有に先立って「事業計画の基本的な構成要素」について復習し、edgeのプロモーションDVDから「のーまらいず」と「インターナショクナル」の事例をもとに、構成要素を書き出してみる練習問題もやってみました。今日配布した授業レジュメは下記でした。



宿題として、持ち寄った社会起業事例の中からテーマの近い学生でグループを作り、分担して追加調査を行うことを課しています。

今日から履修者が5名増えたと聞いていますが、今日新しく教室に来た人は2名でした。残りの3名の方、ブログからレジュメをダウンロードしてよく読んで来るようにしてくださいね。あと、生協でテキスト『好きなまちで仕事を創る』が売り切れているという話も聞きました。去年は履修者が少なかったので在庫が少なめだったのではないかと思います。AMAZONでも買えるようですので、来週までに購入しておいてください。

ではまた来週!

4月16日
田村太郎
滋賀で「多文化共生地域づくりフォーラム」 [2010年04月15日(Thu)]


4月25日に滋賀で講演します。

主催者の方から情報を頂きましたので、そのまま載せますね。
お時間が許せばぜひお越しください!



「多文化共生地域づくりフォーラム」

日時:2010年4月25日(日) 13時30分〜16時30分
場所:滋賀県庁新館7階 大会議室
(参加費無料)

多文化共生の地域づくりを進めるとはどういうことか・・・
地域で多文化共生に取り組むにはどうしたらよいのか・・・
多文化共生センター大阪の田村太郎さんによる講演会のほか、
多文化共生に関する先進事例の紹介もあります。

■第1部 滋賀県事業の説明 13:10〜
  「滋賀県多文化共生推進プラン」について 
「多文化共生の地域づくりモデル事業」公募説明会
  
■第2部 講演 13:40〜
 「多文化共生の視点からの地域づくりとは」
 講師:多文化共生センター大阪 代表 田村 太郎 氏

■第3部 先進事例紹介および意見交換会 15:00〜  
 先進事例紹介 
  1) 明日に向かって−東浦で手をつなごう−
    愛知県東浦町立石浜西小学校 
     TAH(タア)(Todos sao Amigos em Higashiura)
    日系の子どもをもつ保護者への相談活動や日系の小中学生向けの学習支援について
  2) 日本語教室のための防災副読本を作成して
    (財)大津市国際親善協会
    日本語とあわせて防災についても学べる副読本を作成するまでと活用について
■第4部 交流会(16:30まで)

詳しくは、滋賀県のホームページをご覧下さい。
http://www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/fh00/20100409.html
第1回 コースオリエンテーションと社会起業イメージの共有 [2010年04月09日(Fri)]

(この記事は甲南女子大「社会起業論1」の受講生を主な対象として書いています)

「社会起業論」としては2年目の授業になります。どうぞよろしくお願いします。

第1回は、授業全体の解説と田村の自己紹介のあと、社会起業家の定義や社会的企業に関心が高まる理由についてのレクチャーを行いました。使用した授業レジュメは下記でした。


授業を通じて、みなさんには社会の課題を解決する「事業計画書」を作成していただきます。シラバスではグループワークを基本とする旨を書いていますが、授業でも伝えたとおり、個人での事業計画の作成でもかまいません。個性的でチャレンジ精神のあふれるプランを期待しています。

履修については、2年生以上という制限を設けています。また、4年生は「社会起業論」という授業名では受講できませんが、「ボランティア行動論」という授業名に置き換えての履修は可能ですので、パソコンからの登録ができなかった学生がいたら、教務課に相談してみてください。

授業の内容を毎回、このようにブログで紹介しています。前期は同時進行で関学の「起業演習」の授業も紹介します。最初の方はよく似た展開となりますので、間違えないように注意してくださいね(関学の学生も)。

宿題として、顔写真を貼った個人カードの作成と、世の中にある社会起業の事例のパンフレットやウエブサイトのコピーの持参、またその事例から事業計画の基本的な構成要素を書き出してくること、の3点を出しています。何かわからない点がありましたら、メールかこの記事へのコメントとして投稿してください。

ではまた来週!

4月9日
田村太郎
第1回 オリエンテーションと社会起業イメージの共有 [2010年04月09日(Fri)]

*この記事は関西学院大学の「起業演習」(田村担当)の受講生を主な対象者として書いています。

新学期、1回目の授業でした。昨年とちがって受講者が多く、うれしく思います。

今回配布した授業レジュメは下記でした。



今回は授業全体のオリエンテーションと田村の自己紹介、社会起業イメージの共有を行いました。宿題は、授業中にも伝えましたが、実際にある「社会起業」の事例を1つ以上、持参してくることとしています。レジュメにあった「事業計画の基本的構成要素の書き出し」は、次回農業時間中に行いますので不要です。また、写真を貼った個人カードの提出も宿題としていますので、持参してきてください。あ、テキストも指定のものを忘れずに購入してくださいね。

コミュニケーションカードに「驚いた」という感想を書いてくれた学生が多かったです。これからの授業でもたくさんの驚きをみなさんと分かち合えたらと思います。7月までの15回、どうぞよろしくお願いします。

4月9日
田村太郎