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街のまなびプログラム「kaeru」 [2008年12月31日(Wed)]


昨年のedgeファイナリスト、スマイルスタイルの塩山さんからイベントの案内です。

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みなさん こんにちわ。
毎回毎回、社会を変えるをお仕事にされている方、世界を変えるをお仕事にされている方、
などなど各界のトップランナーの方、めっちゃカッコイイ方をお招きする
「kaeru」プロジェクトの第3弾!のお知らせです!
「新しい時代のカタチを考える」をコンセプトに、未来に繋がる様々な企画を手がけている。
GENERATION TIMES編集長の伊藤剛さんをゲストにお招きして
トークライブを行います♪

なかなか大阪に来られない方なので
ぜひこの機会に伊藤さんの魅力を感じにきてください!


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街のまなびプログラム「kaeru」
第三回「kaeru」、お申し込み受付開始!
WEB http://smilestyle.jp/kaeru/

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日  時 2009年1月10日(土)
時  間 15:30〜18:30(開場 15:00〜)
場  所 学校法人山口学園 ECC国際外語専門学校
参加費 1,500円
ゲスト  GENERATION TIMES 編集長 伊藤 剛さん

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テーマタイトル
「世界を彩る先入観。考えることで、見えてくるもの。」トークライブ

虹の色は7色。A型は几帳面。イスラム教徒はこわい。カエルは緑・・・。
数え切れないほどの先入観や偏見が存在する社会の中で
わたしたちは、日常に溢れる情報を疑い考えることを忘れ
実際に「わたしたちが」聞いてきたもの・見てきたものから遠ざかった世界に生きているように感じます。
虹の色は2色だという民族。部屋が汚いA型の友人。笑顔がチャーミングなイスラム教徒。真っ赤なカエル。
そんなことだって世界のどこかでは、起こっているかもしれません。
あなたは本当に知っていますか?
立ち止まって、あなたの世界をもう一度疑い考えてみる。
そんなふうに先入観を脱ぎ捨てたら、これまで気づいてこなかったもうひとつの世界が、見えてくるかもしれません。
停止してしまいそうな「考える」ということ。もういちどそのスイッチをONにして、わたしたちの時代をみつめてみよう!
これぞ「kaeru」のテーマ、「世界観をカエル」にもってこいのトークライブ!!

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プログラム

15:30〜17:30 「世界を彩る先入観。考えることで、見えてくるもの。」トークライブ
          GENERATION TIMES 編集長 伊藤 剛さん

17:40〜18:30  GENERATION TIMES 編集長 伊藤 剛さん×スマイルスタイル代表 塩山 諒 トークセッション

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ゲスト紹介
GENERATION TIMES 編集長 伊藤 剛 さん

明治大学法学部卒。在学中は、ヨーロッパ、アジア、中東地域など世界各地を旅行。
卒業後、外資系広告代理店を経て、2001年、時代を超えて伝えたいメッセージをデザインするクリエイティブ会社『ASOBOT inc.』を設立。
2004年には、未来を担う次世代に向けて「新しい時代のカタチを考える」をコンセプトにした ジャーナル・タブロイド誌『GENERATION TIMES』を創刊。
現在は、国立法人・東京外国語大学大学院地域文化研究科『平和構築・紛争予防コース』にて非常勤講師を務め ボスニア・イラク・アフガニスタンなど紛争当事国からの留学生に向けて 「平和構築・紛争予防に活用する広告コミュニケーションのあり方」について教育・研究しておられます。
生涯学習を推進する特定非営利活動法人「シブヤ大学」理事。

ASOBOT inc  http://www.asobot.co.jp
GENERATION TIMES  http://www.generationtimes.jp
シブヤ大学 http://www.shibuya-univ.net/

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教室紹介
学校法人山口学園 ECC国際外語専門学校

〒530-0015 大阪市北区中崎西2-3-35
http://hello.ecc.ac.jp/kcfl

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第3回「kaeru」 お申し込み方法(定員100名)

<参加者氏名、参加ご希望の回のテーマタイトル、連絡先電話番号、職業、参加人数>
を記載の上、下記アドレスへメールを送信。
または、kaeruHPの申し込みフォームよりお申し込みください。

kaeruHP http://smilestyle.jp/kaeru/
メールお申し込み先 kaeru@smilestyle.jp

定員になり次第、受付を終了させていただきます。お早めにお申し込みください。

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主  催 NPOスマイルスタイル
協  力 学校法人山口学園 ECC社会貢献センター

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街のまなびプログラムkaeru 事務局
〒550 0004 大阪府大阪市西区靭本町1-7-2-403
tel 06-6136-6031(スマイルスタイル内)
mail kaeru@smilestyle.jp
WEB http://smilestyle.jp/kaeru/
国際ワークショップ「始動する外国人材による看護・介護−受け入れ国と送り出し国の対話」 [2008年12月22日(Mon)]


昨日のワンワールドフェスティバルでのワークショップ
11月27日の記事をご参照ください
は、予想外の大入りで、びっくりしました。時間が足りなかったですね。

1月のイベントを紹介します。私も初日のモデレータとして登壇します。

(以下、転送歓迎)
―――――――――――――――――――――――――――――――――
1/15(木)・16(金)国際ワークショップ
「始動する外国人材による看護・介護−受け入れ国と送り出し国の対話」
【主催】笹川平和財団
   https://blog.canpan.info/jinkou 
―――――――――――――――――――――――――――――――――

外国人材による看護・介護制度が動き出しています。EPAにおける看護師・介護福祉士候補者の受け入れは、今後の日本の外国人材の受け入れ方にも大きく影響を及ぼすと考えられます。すでに医療・福祉部門に、外国人材を受け入れている各国の先行事例や、送り出し国の実情について、それぞれの現場の声を聞き、日本の受け入れ制度について考えるワークショップを開催します。

【日時】2009年1月15日(木)10:00-17:00、1月16日(金)10:00-17:00
【会場】日本財団ビル2F 大会議室
【地図】http://www.spf.org/profile/location.html(会場は2階)
【定員】200名 【参加費】ワークショップ、懇親会ともに無料
【登壇者 紹介】(一部抜粋)
 A. Yani Syuhaimie Hamid氏(インドネシア看護協会 代表・インドネシア)
 Fely Marilyn E. Lorenzo氏(フィリピン大学公衆衛生学部教授・フィリピン)
 崔 麟祥 氏    (老人養護施設 施設長・台湾)
 後藤 純一 氏 (神戸大学教授)
 宣 元錫 氏 (中央大学総合政策学部兼任講師)
 安里 和晃氏 (笹川平和財団特別研究員・京都大学大学院特定准教授)
田村 太郎(ダイバーシティ研究所代表)

 ◇ワークショップ詳細・申込・問い合わせ先はこちら◇
   https://blog.canpan.info/jinkou
雇用危機と多文化共生 [2008年12月21日(Sun)]


「ブラジル人がたくさん雇い止めになってるけど、田村さんはどうお考えですか?」

12月に入ってからこのような質問をたくさんいただくようになりました。就労支援については3年前から「早くやってください」と、各方面に訴えていたのですが、「まずは就学支援で手いっぱい」と言われることが多かったです。大量の失業者が出る事態になってようやく動き出すことようになり、心中、複雑です。2ヶ月雇用の連続という異常な雇用形態では、いつかこうなることはわかっていたのですから、何でもっと早くから雇用対策や職業訓練にもっと力を入れてこなかったのか、日本の行政やNPOはもっと先を読むチカラをつけてほしいです。

大分県文化スポーツ振興財団の機関誌「エスタシオン」に、長岡の羽賀さんと交代でエッセイを書いています。1月に出る次の号で、雇用問題についての私の考えを書きました。財団さんの許可をもらいましたので、同じ文章をここにも掲載しておきます。なお、過去の文章は
おおいた国際交流プラザのウエブサイトでご覧になれます。

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第5回 困難なときの友が、真の友

多文化共生センター大阪
代表理事 田村太郎

 昨夏以降の金融危機で、日本で暮らす外国人、とくに製造業に従事していた日系ブラジル人の雇用に深刻な影響が出ています。人材派遣会社を通した雇用が主流だったため、雇用契約の終了とともに会社の寮を出なければならなかったり、日本語がわからないので公立の小・中学校に行かない子どもたちの受け皿となっていたブラジル人学校では、学費が払えなくなった子どもたちの退学が相次いだりしています。
 経済界や政界では昨年、相次いで「日本型移民政策」についての提言が出されました。これまでの短期雇用・出稼ぎ型の外国人受け入れから、永住を前提とした移民政策への転換を指向したものでしたが、景気の後退で「もはや移民はいらないのではないか」という意見も出ており、受け入れを巡る議論はやや下火となってきました。しかし、すでに日本に永住しはじめていた日系ブラジル人にとっては、景気が悪くなったから帰国する、という選択肢は簡単に選べるものではありません。日本社会の大方の予想に反して、私は日系ブラジル人の多くは日本に残るだろうと思っています。
 また、景気が後退すると、一時的には外国人労働者は雇用整理の対象となって困難に陥りますが、中・長期的には非正規雇用の増加や設備投資の抑制による人材需要の増加によって、外国人労働者は増えると考えられます。さらに今回は世界同時恐慌ですから、本国に帰っても仕事はありません。移民送り出し国側の「送り出し圧力」は高まりますから、来日を希望する外国人は増えると考えるのが自然です。
 製造業以外でも外国人への期待が高まっていた分野で、見直しの機運が広がっています。例えば観光。ここ数年の円安傾向で中国や韓国はもとより、欧米から来日する観光客も増加していましたが、夏以降、激減しました。大学でも、日本国内の18歳人口の減少によって、地方の大学では留学生がいなければ経営が成り立たないところも出てきていますが、アジアからの留学生は観光客同様、一時的に減少するか、これまでのような伸びは期待できなくなるかもしれません。
 だからといって、外国人の受け入れや住民としての外国人との共生のための施策をあきらめるのはまちがいです。まず日系人については、バブル崩壊以降も日本の製造業の現場を支え続けてきました。景気が悪くなったからといって帰国を促すのは、あまりにも恩知らずといいますか、恥ずかしい話です。それなりに技術を身につけた人や日本語能力を有する人まで帰国しはじめており、これは日本の製造業にとってもマイナスです。こんな送り返し方をしたら、次に人材が必要になっても、どの国からも日本に働きに行こうという人はいなくなります。そんな事態になって本当に困るのは、日本人です。
 世界はこれまで何度か、同時不況に見舞われていますが、それを気に新しい社会の概念を紡ぎ出して、私たち人類は危機を乗り越えてきました。1970年代の2度の石油危機は、多文化主義の概念が生まれるきっかけとなりました。例えば、第2次大戦後の復興で労働者を必要としたヨーロッパは、アフリカやアジアからの労働者を受け入れていましたが、石油危機以前はあくまでも臨時の労働者でした。しかし、石油危機で景気が冷え込み、仕事がなくなっても外国人労働者は帰国しなかった。臨時の労働者ではなく、ともに暮らす住民として、彼らをどう受け入れるのか、という議論の過程で取り入れられたのが多文化主義です。またオーストラリアでも、宗主国のイギリスがEC(現在のEU)への参加を表明することで、自らをアジアの中に位置づけ直し、それまでの「白豪主義」を捨て、多文化主義に舵を切りました。
 現在、日本が置かれている状況は、オーストラリアに似ているかも知れません。このあたりはオーストラリアにお詳しい、羽賀さんのご意見も伺いたいところです。日本は、アメリカ人にローンを組ませて自動車や住宅を買ってもらい、クレジットカードで家電やAV機器を買ってもらうことで、経済を維持してきました。今後はそうした道はあきらめて、そろそろ移民政策を導入して内需をしっかり拡大し、多文化共生を掲げてアジアとつきあい直すべきだと、私は考えています。

 日本の多文化共生を考えるうえで、この1年はとても重要な1年だったと思います。このような重要なタイミングで、今回、1年間にわたって羽賀さんとの連載を書く機会をいただいたことに、心から感謝します。本連載の最後に、11月に大阪で開催された外国人児童生徒の教育に関するフォーラムで、あるブラジル人の参加者が訴えた言葉を紹介して、締めくくりたいと思います。「日本の多文化共生の運動は、阪神大震災で始まったと聞いていますが、現在、私たちが直面していることは、まさに災害です。突然多くのブラジル人が職を失い、家を失い、子どもの教育の機会を失っています。災害への対応と思って、支援を急いでください。」
 日本の製造業が困っているときに助けてくれた友である外国人労働者が、今度は助けを求めています。真の友になれるかどうか、日本は試されています。

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小児がんの子どもたちへクリスマスプレゼントを! [2008年12月21日(Sun)]


チャイルド・ケモ・ハウスでは、12月26日までの期間限定で、寄付キャンペーンを展開しています。チャイルド・ケモ・ハウスでは小児がんの子どもと家族のための専門施設の設立をめざして、総額8億円の建設費を目標に寄付を集めています。なかなか遠い目標です。

そこでクリスマスにあわせて、まずは「プレイルーム」の整備にかかる費用として、1,000万円を目標にした寄付キャンペーンを、日本財団CANPANと共同で展開しています。

このブログもCANPANのサービスですが、来年からCANPANではクレジットカードによる寄付や会費の決済サービスがはじまります。これは便利です。で、その第1号として、チャイルド・ケモ・ハウスの寄付キャンペーンを実施していただいています。

寄付キャンペーンのブログはこちらから
「小児がんの子どもたちにクリスマスプレゼントを!」

同サイトでは日替わりで、各界の有名な方に応援メッセージをいただいています。
是非毎日、お越しいただいて、毎日、少額で良いので、ご寄付をいただければうれしいです!!!

よろしくお願いします!!!

12月21日
田村太郎