最終回 ケーススタディ3+4 [2008年02月14日(Thu)]
(2月7日の大阪大学外国語学部ボランティア論2−2の受講生を主な対象にして書いています)
とうとう最終回となりました。今回は2時限連続の補講でした。配布しました授業レジュメは以下です。 今回は前期のボランティア論でも紹介した、事業計画の基本づくりに臨みました。後期のみの受講生からはコミュニケーションカードで「レポート書く前に教えて欲しかった!」とのコメントも多かったですが、これからも企画をまとめたり、課題に直面して打開策を見いださなければならなくなることは必ずありますので、そのときには思い出して活用して下さいね。 提出されたプランをみましたが、1限の「外国人児童生徒へのサポート」は、さすがに外大生、という感じで、学生ボランティアによる日本語や教科学習のサポートが多かったです。2限はなかなかバラエティに富んでました。総合学習での相互理解が多かったですが、教員向けや保護者向けにチャレンジしている学生もいました。 レポートもすべて目を通し、昨晩ようやくすべての評価をつけ終わりました。ネット検索で引っかかりやすいのと、私が授業中に紹介した事例も多かったことからか、東海地方のブラジル人についてのレポートが圧倒的に多かったです。他は、地元の事例を丁寧に調べている学生も多数見受けられました。外国人の人数が少ない地域でもしっかりした取り組みがありますので、そうした事例にも目を向けていく必要性を改めて感じました。 成績ですが、第1回の授業でお伝えした通り、日常点が60、レポートが40です。レポートだけ提出しても単位は取得できません。また、コミュニケーションカードに「レポート出さなくてもAをもらったという友人がいましたが、ちゃんと評価して下さい」というクレームを頂きました。ボランティア論は他にもあるので、たぶんその学生の記憶ちがいか、私の方の記録ミスかと思います。私の授業では3回未満の欠席+レポート点が30点以上でなければAはつけていません。毎回のコミュニケーションカードへのコメントも含め、丁寧な授業を心がけてきたつもりですが、もしミスがありましたらお知らせ下さい。 * さて大学の統合の影響もあってか、来年度は大阪外大(大阪大)での私の授業はありません。個性豊かな外大生が、私は波長があって好きでした。長い間お世話になりました。これからもそれぞれの道を自信を持って歩んで下さいね。 2月14日 田村太郎 |