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ケーススタディ4 [2007年02月01日(Thu)]

(2月1日の大阪外大ボランティア論2−2へのコメントは、この記事につけてください!)

ああ、もう2月ですね。。。

今日は先週のケーススタディの続きに取り組みました。教室でできる取り組みを具体化し、外大生にボランティアとして頼みたいことをグループごとにまとめてもらいました。今日のレジュメは下記です。



また、授業のはじめに、外国人児童生徒に関連したニュースを3つ紹介しました。これまであまりにも長い間放置されてきた外国人の子どもたちの就学について、ようやく前向きな動きが出てきたような気がします。もちろん、慎重に議論を重ねなければならない部分もありますが、関心が高まっているあいだに少しでも前進していくことが大切ではないかと思っています。これからこのテーマでレポートや卒論を書こうと思っている学生は、ぜひ、最新情報に注目しておきましょう。

今日のブログ担当者はちょっとたいへんですが、グループでまとめた活動計画を1〜5の項目順にコメントとして報告してください。パワーポイントなど、テキスト以外のファイルで提出したい場合は、田村宛で直接送信してください、代理で投稿しておきます。

来週でいよいよこの授業もおしまいです。テスト期間中で毎日お疲れだと思いますが、春休みめざして(←うらやましい。。)もうひとがんばりしましょう。

田村

ケーススタディ3 [2007年01月25日(Thu)]

(1月25日の大阪外大ボランティア論2−2へのコメントは、この記事につけてください!)

今日は教室をめぐるケーススタディとして、4つの架空のケースをもとに、まず「担任だったらどうする?」を個人で考えてグループでシェアしました。つづいて「今後の教室での取り組み」と「外大生にボランティアで頼みたいこと」の2つについて、グループでアイデアをまとめてもらいました。今日のレジュメは下記です。



今日のブログ担当者は、グループで決めたケースがどれで、取り組みと外大生に頼みたいボランティアのアイデアについて、コメントをつけて下さい。

いよいよ授業も残すところ2回となりました。テストもあってたいへんな時期だと思いますが、毎週木曜日はこの授業で気分転換して下さいね。

田村
カウンセリングの基礎 [2007年01月18日(Thu)]

(1月18日の大阪外大ボランティア論2−2へのコメントは、この記事につけてください!)

今日から通常授業です。
補講に来られなかったみなさんは、ブログで内容を補って下さいね。

今日はカウンセリングの考え方や手法について解説しました。このコースでは後半は、毎週ワークが入っていましたが、今日はずっとレクチャーでした。聞き取りにくい点やわかりにくかった点がありましたら質問して下さい。今日のレジュメは下記です。



また授業の最後に期末に提出するレポートについても解説しています。レポートのテーマや内容は上記レジュメの最後に書いていますので、しっかり読んで準備して下さい。

さて、授業中に指示していなかったのですが、今日のブログ担当者は今日のレクチャー内容に関する感想や意見をコメントして下さい。個人の意見で結構です。よろしくお願いします。

田村
学校におけるボランティアの役割 [2007年01月11日(Thu)]

(1月11日の大阪外大ボランティア論2−2へのコメントは、この記事につけてください!)

なぜか今日は、朝起きてからずっと、ちょっと冴えない田村です。授業内容もわかりにくかったのではないかと思います。確認しておきたいこととかあれば、遠慮なく質問して下さいね。今日の授業がわかりにくかったら、それは、田村のせいです。

さて今日は、学校におけるボランティアの役割がテーマでしたが、今日はどちらかというと、ボランティアにおける学校の役割、と言い換えた方がしっくり来るような内容でした。クライアントの問題解決に力点を置いてきたこれまでのレクチャーとは視点を変えて、ボランティアに配慮されたプログラムのあり方や、ボランティアの存在が学校や地域社会に与えるインパクトについてお話ししました。

後半は、自分の人生をふりかえって折れ線グラフにして、異なる文化背景の中でアイデンティティ形成をする子どもたちと比較するワークもやりました。また、比較から見えてくる共通点と相違点を考え、どんなボランティアによるサポートが有効かをグループで話し合って頂きました。今日のレジュメは下記です。(資料は提供していません)



今日のブログ担当の学生は、グループで話し合った結果出てきた、ボランティアによるサポートのアイデアをコメントとしてこの記事に付けて下さい。また授業そのものの感想などもひと言添えてもらえるとうれしいです。

では、はりきって、どうぞ。

田村

ケーススタディ1 [2007年01月05日(Fri)]

(1月5日の大阪外大ボランティア論2−2へのコメントは、この記事につけてください!)

正月休みのまっただ中の補講にもかかわらず、朝から出席してくれたみなさん、お疲れ様でした。

今日は実際に起きた日系ブラジル人へのいじめ・退学事件の新聞記事を元にして、「同級生」「(この生徒の)保護者」「担任」「近所の人」「同級生の保護者」「校長」の6つの役割(ロール)を演じるロールプレイを行いました。進行については下記のレジュメを参照して下さい。



新聞記事のコピーは次回の授業時に残部を用意していますので、欠席した人は取りに来て下さい。

ロールプレイの結果を基にして、多文化共生の教室づくりに関する「原則」をつくるグループワークを行いました。授業中は発表はせず、ポスターセッション(書き出した原則をみんなで見て回る)を行いました。最終的に決定した原則は、グループごとにこの記事にコメントとして報告してください。

題材にした記事は97年のものですが、現在も状況はそれほど変わっていません。中学生であっても「退学」できてしまうのは、「就学義務がない」というタテマエがあるためです。こうしたタテマエがまかり通ってしまう状況は、早く改善したいものです。

次回は1月11日(木)の1限です。今日と同じく補講になりますので、他の補講や集中講義と重なる学生も多いかと思います。休講が多かったのでこうした設定になってしまって申し訳ありませんが、授業も残り少なくなってきましたので、可能な限り出席して下さいね。

最後になりましたが、今年もよろしくお願いします!


1月5日
田村太郎
対人援助技法の基礎 [2006年12月23日(Sat)]

(12月21日の大阪外大ボランティア論2−2へのコメントは、この記事につけてください!)

また記事のアップが遅くなってすいません。このところの仕事の量は尋常ではなく、自らのマネジメント能力の低さを痛感しています。。。授業でもしゃべりすぎてしまって、せっかく菊池君がプレゼンの用意をしてくれていたのに、発表の時間が少なくなってしまいましたね。来年(こそ)は計画的な人生を送りたいものです。

さて、21日は今年最後の授業でした。ケースワークの手法を中心に、対人援助技法について基礎的なお話をしたあと、インタビューゲームを通じて「聴く」ことの意味を感じてもらう演習を行いました。新しいチーム分けも行いましたので、欠席した人は次回出席時に新しいチームに参加してください。レジュメは下記の通りです。



ボランティア、とくに子どもと接する就学支援関連のボランティアは、対人援助です。目的意識を持って計画的に状況を改善するようなアプローチでなければなりません。一ボランティアとして活動に参加するだけなら、本当はそうした計画性まで考えなくても良いほど洗練されたプログラムになっていればいいのですが、みなさんが「通訳に来て」とか「勉強を見てあげて」と依頼を受けて行く現場は、残念ながらそうではありません。一ボランティアとしても持っておきたい「心構え」として、今回学んだことを活かしてもらえればと思います。

今年も残すところわずかとなりました。
新年は早くも5日に補講でスタートですが、よろしくお願いします。

田村太郎
異文化理解とコミュニケーション [2006年12月11日(Mon)]

(12月7日の大阪外大ボランティア論2−2へのコメントは、この記事につけてください!)

記事をアップするのが遅くなってごめんなさい!
すっかり公開済にしたと思っていましたが、なぜか、アップロードすらされてませんでした。確認しないとだめですね。。。

今回からは趣を変え、就学サポートを志すみなさんに持ち合わせて欲しい心構えや、タイ人援助者としての考え方を学ぶ回がつづきます。初回の今回は、異文化理解とコミュニケーションをテーマに、演習とレクチャーを行いました。レクチャーの資料は下記の通りです。



演習は、「ドラえもん」分析を行いました。まず、ドラえもんについて100文字で説明する文章を個人作業で行い、つづいてグループ内でそれらを共有して、メンバー全員が納得する解説文に変えてもらう、というもの。誰もが知っている「ドラえもん」ですが、ドラえもんのカタチや機能について書く人や、ストーリーを中心に書く人、「金曜夜7時から放送している日本で一番有名なテレビアニメ」といったフレームから解説する人など、さまざまでした。ストーリーも、のび太くんがいじめられてそれを助けるところを強調する人や、いろんな道具で助けてくれる部分に絞って書いた人も多かったです。

同じような年齢、同じ大学に通う学生同士でも、ひとつの事実(ドラえもん)をこれだけ多様にとらえているわけです。例えみんなが知っているようなことであっても、他人は自分とは異なる視点で捉えている、ということに気づいて頂ければと思います。また、みんなが納得する文章に変えてみるプロセスはどうでしたか。今回は構成員にとって利害が関係しない内容でしたが、これが地域のルールを決めるというものだったら、どうでしょうか。あるいは、教室でのルールを決める、というものだったら?

私たちは無意識のうちに、自分の視点、自分の価値観でものごとを見ています。誰も「客観的」にものごとを見ることはできません。他人は自分の視点以外の視点を持っている、ということを忘れずにいたいものです。

では、今回のブログ担当のみなさん、よろしくお願いします!

追伸:12月14日は休講、次回は21日です。
母語・母文化保持のための取り組み [2006年11月17日(Fri)]

(11月16日の大阪外大ボランティア論2−2へのコメントは、この記事につけてください!)

朝晩、めっきり冷え込んできましたね。

今日は母語教育や母文化保持の取り組みが持つ意味合いについてお話ししたあと、4つのグループに発表をお願いしました。みなさん、丁寧に調べ、丁寧に発表してくださっていて、うれしかったです。

外国人児童生徒を取り巻く環境は、みなさんが調査する前と今とでは、印象が変わったのではないでしょうか。今日はアイデンティティの話も少しふれましたが、みなさん自身のアイデンティティ形勢をふりかえってみて、どこがどんなふうにちがうのか、あるいは同じなのか、という視点でも考えてみましょう。そこにあるのは、外国人の問題と言うよりは、差異を認めない日本社会の問題であることに気が付くのではないかと思います。今日のレジュメは下記の通りです。(資料の図は省略)



授業中にもお話ししましたが、来週は勤労感謝の日で休み、その次は休講です。次回の授業は12月7日になります。11月23日は社会起業家のためのビジネスプランコンペ「edge」の公開最終審査会です。前期を授業を受けたみなさんは、必ず、お越し下さい!

今日のブログ担当者はグループ発表とレクチャーの感想と、グループワークでの追加情報についてコメントしてください。(記事の作成が遅くなってごめん!)

田村太郎
外国人児童生徒と日本語教育 [2006年11月09日(Thu)]

(11月9日の大阪外大ボランティア論2−2へのコメントは、この記事につけてください!)

今日も快晴でしたね!

今日は言語習得に関する基本的な情報と用語の解説をしました。今日もはじめて聞く言葉がたくさん出てくると思いますが、頑張って吸収して下さい。次回の母語教育に関連して、バイリンガル教育についても少し解説しました。日本ではバイリンガル教育というと、裕福な家庭でやっていること、というイメージがあるかもしれませんが、アメリカのバイリンガル教育は不就学対策や貧困対策の側面が強いようです。今日のレジュメは下記の通りです。



これまでのグループリサーチのうち、地域バランスなどを考慮して今日は3組の発表をお願いしました。たまには、授業の風景も紹介しましょう。写真は「我愛ニィ」(中国語のにぃが入力できないのでごめんなさい)のみなさんです。



今日のブログ担当の学生は、グループリサーチの追加があればそのことと、レクチャーおよび発表の感想をコメントにつけて下さい。

追伸:12日の彩都でのイベント、大阪外大のすぐ近くなので、関心がある学生はちょっとでも覗きに来てくれるとうれしです。子どもがたくさん来てくれそうなので、ボランティアも追加募集中です。来られそうな学生は、田村宛でメール下さい。武蔵工業大学の先生でもある手塚さんのワークショップは、大阪では初めてではないかと思います。絶対楽しいです!

田村太郎
外国人学校と学校教育法 [2006年11月02日(Thu)]

(11月2日の大阪外大ボランティア論2−2へのコメントは、この記事につけてください!)

このところ晴天続きで気持ちがいいですね。

今日は、教育基本法における外国人の扱いや、学校教育法と外国人学校の関係などを解説しました。前回の在留資格の話と同様に、はじめて聞くことも多かったと思います。在日コリアンの友人がいたとか、自分がそうだという学生も少なくないと思いますが、民族学校がどんな位置づけになっているのか、正しく知っているひとは少ないのではないでしょうか。

後半のグループワークでは、前回からの追加調査や、さらに追加で調べるための分担などを決めてもらったと思います。ひとまずは、今日の提出分で「これは!」というものを選んで次回の授業で発表して頂きます。

今日配付した資料は下記のレジュメと、『多文化共生キーワード事典』から「民族学校」のページと巻末の「教育基本法」「学校教育法」の抄を配布しました。



今日のコメント担当者は、前回から追加で調べて新しくわかったことや、前回調べきれなかったことについての報告と、今日のレクチャーを聴いての感想を書いて下さい。

ではよろしく!
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