昨年創部30周年を迎えた、東京都の「ぜんかいビアーズラグビーフットボールクラブ」より、明晴学園中学部設立資金の一部として貴重な御寄附をいただきました。この場をお借りして心よりお礼申し上げます。
「ぜんかいビアーズRFC」
http://www.ne.jp/asahi/zenkai/beers/ぜんかいビアーズは、現役選手やマネージャー、「優良会員」と呼ばれる現役引退後もチームを支えるクラブ会員を含め、総勢約150名からなる温かいクラブチームです。上智大学グラウンドでの平日夜間の練習や週末の試合、東京都クラブ選手権などの公式試合を重ね、創部30年目を過ぎてますます活気に満ちています。
ぜんかいビアーズの活動はチーム内に留まらず、社会慈善活動も行ってきました。特に盛岡市の知的障害者職業訓練施設「緑生園」が、体力作りや協調性の育成を目的に結成したラグビー部と17年来にわたり交流支援し、チャリティ試合やクラブグッズの販売、財団からの寄附などで集めた資金を元に、園児たちの夢だったラグビーの本場ニュージーランドへの海外遠征を実現させ、現地の知的障害者のラグビーチームとの交流試合を実現させたこともあります。また、デフラグビーの「クワイエットタイフーン」との交流試合を行っていた時期もありました。
http://members.at.infoseek.co.jp/ejdrc1995/今回の御寄附は、秩父宮ラグビー場近くの会場で行われたぜんかいビアーズの新年感謝の会でのチャリティーオークションの収益金全額です。オークションに先立ち、ぜんかいビアーズ代表である奥村敏明氏よりチャリティオークションの趣旨が述べられました。70年来日本のろう学校で手話が禁止され、口話教育重点のもとでろう児の教育が疎かにされてきた事実、ろう者とろう児の親が立ち上がり明晴学園が設立された経緯、そして中学部設立に向けて募金活動を行っている旨が紹介され、オークションの収益金を明晴学園の中学部設立資金の一部として寄付することに、会場に集まった約100名のラガーマンとその家族から大きな賛同の拍手をいただきオークションが開始されました。
ぜんかいビアーズの皆様の温かいご支援は明晴学園だけのものではなく、今もなお日本手話の環境で暮らせない全国のろう児たちへの応援と感じ、私たちの奮闘心を大きく後押ししてくれるものとなるでしょう。
安田 明弘