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ここだけの話 vol.19 [2008年04月08日(Tue)]
4月8日、幼稚部トイレが完成しました!限られた期間で工事を頑張ってくれた豊永建設の皆さん、こども環境デザインの井上さん、本当にありがとうございました。

タイル敷きだった床は幼稚部の子どもたちに合わせてドライになりました。男子トイレには幼稚部用の小さな小便器と小学生用の小便器が仲良く並んでいます。女子トイレは全て洋式便座に取り替えて、幼稚部用の小さな便座を用意しました。工事期間はわずか2週間。限られた予算と限られた工期で、本当に大変だったと思います。みんなで、いつまでもキレイに使わせて頂きます!




ここだけの話 vol.18 [2008年02月19日(Tue)]
明晴学園使用の教室工事が始まりました。ろう児に合った、ろう児のための教室づくり!スタッフや子どもたちからのリスクエストやアイディアが、NPO法人たてもの再生ネットの設計士さんと大工さんたちによって形になって行きます。
例えば、「読むこと、書くことが大切だから、黒板や掲示板をもっと活用したい」というスタッフの声。「黒板が高くて届かないの」という小学生の女の子の声を設計士さんたちはちゃんと受け止めて、他にはない素晴らしい黒板(ホワイトボード)が計画されています。
どんな教室が出来上がるのか?楽しみで〜す(^^)
ここだけの話 vol.17 [2008年02月06日(Wed)]
明晴学園の応援団のひとつ、品川区の名士ともいえる財団法人六行会(りっこうかい)さんにご挨拶に行ってきました。六行会さんでは、城南地区の6つの区立小学校を長年支援していますが、今年4月から明晴学園もその仲間に入れて下さることになりました。まずは、開校記念品を準備して頂けるそうです。ありがとうございます。どんな記念品にするか考えなければ!

写真は、六行会さんが作った「品川"ふる里"かるた」です。元小学校の校長先生を中心に品川在住の大先輩たちが絵を描いて、品川の歴史と名所を紹介したもの。他では手に入れることができないレアものです!記念に1つ頂きました。重ねて、ありがとうございます(*^^*)

六行会HP
http://www.rikkoukai.com/
ここだけの話 vol.16 [2008年01月28日(Mon)]
年が明けたと思っていたら1月もそろそろ終わり!今年も昨年同様にアッという間に過ぎていきそうです。
さて、学校づくりの準備は着々(バタバタ)と進んでいますが、細かい作業が山のようにあります。例えばゴミ!産廃業者との契約は「1キロ/何円」なんですね。蛍光灯は特別回収で料金は高いようです。学校が始まったら「ゴミは出さない、リサイクル!」といつも叫んでいそうです(^^;)

そんな事をよそに、子どもたちは元気いっぱい!教室の外には、子どもたちの作品が並んでいます(写真)。1月にちなんだ屏風とネズミの人形。その上は、先日、漢字の先生がくれた象形文字。
作業に追われて疲れたときに、この廊下を通ると「よ〜し、もうひと息だ、頑張ろう」という気持ちになります。

学校はつくるところじゃなく、通うところだとばかり思っていたので、想定外のことばかりで大変ですが、夢の学校まで、あと少しです(^^)

ここだけの話 vol.15 [2008年01月23日(Wed)]
「担々麺と龍の子」

スタッフ研修会の日。
日本手話の文法分析に、バイリンガルろう教育のカリキュラム研究など、1日研修を行いました。

手話通訳学科のある 国立リハビリテーションからの帰り、新所沢駅前でこんな看板を発見!
おお、ブログネタだとパチリ。



ここだけの話 vol.14 [2008年01月19日(Sat)]
「ここだけの話」

バイリンガルろう教育の研究を行う「ハルミブック・プロジェクト」では、漢字学習についても研修を重ねています。

18日は、新宿区大久保小学校の国際学級で、外国人児童を指導している漢字博士の善元先生に来ていただき、「ろうの子どもたちの漢字教育について」勉強会を行いました。

漢字を楽しく学べる具体的な実践に、すっかり魅了されました。

NHKわくわく授業
ここだけの話 vol.13 [2008年01月09日(Wed)]
久しぶりの「ここだけの話」です。これは、ブログを見ている人にだけわかる明晴学園設立にかんする舞台裏ネタ(ここだけネタ)です(^^)

今日は、午前中に品川区の濱野区長さんと本間副区長さんに学校法人として新年のごあいさつをしてきました。区長さんからは「意義のあることなので、品川区も出来るだけお手伝いしたいと考えています。逆に明晴学園さんは地域の活性化にも協力してもらえればと思います」とお話を頂きました。実は学校法人明晴学園としては、すでにいくつかのユニークで魅力的なイベントを計画しています。八潮地区のみなさん、楽しみにしていてくださいね。もちろん、明晴学園応援者の皆さんにもご案内します!

そして、午後は東京都教育庁・特別支援教育課にも挨拶に行ってきました。担当の方がEVホールで出迎えてくださり、応接室では副参事以下6名の方と和やかに歓談しました(^з^)♪

ここだけの話 vol.12 [2007年12月11日(Tue)]
とってもステキ!

以前、バイリンガルろう教育の教材づくりを進めているとご紹介しましたが、イラストが決まりました。写真はイラストレーターさんから頂いた名刺です。優しくあったか〜い絵ですよね。見ているだけで楽しくなります。

これまで多くの方から、「手話と日本語をどう結びつけるのか?」と質問されましたが、この教材はその代表的な答えになると思います。ただし、この教材があれば誰でもバイリンガルろう教育ができるというものではありません。一番大切なことは、日本語とは異なる独自の言語である日本手話の文法・構造を学習し正しく理解していること。1つめの言語である日本手話の力があってこそ、2つめの言語の書記日本語の力がつくのですから。そして、忘れてはいけないことが「手話は日本語を教える(覚える)ためのツールではない!」ということです。

今回の教材に出てくるエピソードは、どれもろう者からの採話で作られています。ろう者やろう児の親なら「ある、ある〜!」と笑ってしまうような出来事も含まれています。教材というより、日本で初めての「ろう児が主人公」の絵本とDVDが誕生する!と思った方がいいかも知れません。どうぞ、ご期待ください。
ここだけの話 vol.11 [2007年12月07日(Fri)]
教室の模型

学校法人の申請と同時に、学校設置の準備も着々と進んでいます。NPO法人たてもの再生ネットの建築家の方たちが、要望と予算を調整しながらいくつかの教室プランを出してくれました。クローズタイプ(一般的な教室)、オープンタイプ(見学に行った港北小学校タイプ)、セミオープンタイプ(オリジナル)の3パターンを基本にそれぞれデザインされています。この他、教室表示(一般には教室の出入り口の上にあるプレート)をどうするか?黒板の位置をどうするか?など、可能な限り要望を取り込んで調整して下さっています。

また、この日は、各教室のフラッシュライトと連絡用モニターの設置に関して、大森事務所の仲間である石原さんもかけつけてくれました。石原さんは工業用ロボットの設計者です。「始業・終業の黄色ライト」と「緊急時の赤ライト」をつけ、更に「呼び出し用の青ライト」をモニターと接続し、教室と職員室が手話で双方向連絡できるように…というのが私たちの希望です。石原さんには、制御装置の設計について相談に乗ってもらいました。明晴学園は、ろうの生徒も先生も、聴者の学校と同じように情報を得ることができる「ろう児のためのろう学校」を目指します!予算が許す限り・・・(^_-)
ここだけの話 vol.10 [2007年11月25日(Sun)]
ろう者の夢がかなうとき


BBEDろう教育センターの米内山代表理事が、来年4月に明晴学園となる予定の校舎を訪れました。案内する特区担当に「桜の木はどれかな?」と訪ねる米内山さん。長年のろう者の夢がかなう瞬間を想像したのかも知れません。

米内山さんのお祖父さんは中国の釜山にろう学校を創った方だそうです。もちろん当時ですから口話法の学校です。それでも、ろう児が集まる学校は貴重な場所で、教室に入れない子どもたちが窓にかじりついて中を見ていたといいます。

かつて日本のろう学校にもろう者の先生がいました。そんな先生たちも次々にクビになり、ろう学校は完全に聴者のものとなりました。10年前に「ろう児のための本当のろう学校をつくりたい」と言った米内山さんに、周囲は「馬鹿なことを言って」と取り合わなかったそうです。もちろん、米内山さん自身も「はかない夢」と思っていたことでしょう。米内山さん、これで天国にいるろう者の先輩方に報告することができますね!

校庭を囲むようにして植えられた何本もの桜の木が、ろう者74年間の夢がかなう瞬間を待っています。
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