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「地域生活移行支援におけるピアカウンセリング活用試行実施及び普及・啓発ツールの作成」報告書 [2009年10月02日(Fri)]
 昨年度(2008年度)、大阪府が地域の障害者団体と協力して取り組んできた「地域生活移行」の取り組みの報告書が、府のウェブサイトにアップされました。

「地域生活移行支援におけるピアカウンセリング活用試行実施及び普及・啓発ツールの作成」報告書


(府のサイトでの紹介文↓)http://www.pref.osaka.jp/jiritsusodan/tiikisien/pia-haken.html

 地域生活移行は、障がい者自らが選択した地域で、必要なサービスや資源を利用し、安心して地域で生活し続けるものであり、一人ひとりの自己選択・自己決定を基本とすべきであり、地域生活移行を支援する際にも、本人の意向を尊重することが最も重要となります。

 大阪府が平成19年度に実施した入所施設利用者及び支援者への「地域移行に向けた意向調査」では、地域生活移行の一人ひとりの意思形成、意向確認を進め、自己選択・自己決定を支援していくうえで、当事者自らが同じ障がいの立場で入所施設利用者に地域での暮らしぶりを伝えるなど、ピアカウンセリングの重要性が明らかになっています。

 また、平成20年3月に作成した「大阪府地域移行推進指針」において、ピアカウンセリングを活用した入所施設利用者に対する地域生活移行への働きかけの方策を、今後の検討課題としました。

 そこで、平成20年度厚生労働省障害者自立支援調査研究プロジェクト事業により、ピアサポーター(*)を活用した地域生活移行支援の取り組みを進めていくために、以下の事業に取り組みました。



1、「地域生活移行支援ピアカウンセリング活用方策検討委員会」を設置し、地域生活移行支援におけるピアカウンセリング活用方策を検討。

2.地域で生活する当事者の交流研修を行い、入所施設利用者にどのように地域生活を伝えるかの方法を学びあう。

3.モデル施設へのピアサポーター派遣を実施し、入所施設利用者がどのような感想をもったのかについてアンケート調査を行い、ピアサポーターの派遣システムやプログラム等を検討。

4.地域生活移行支援経験者を含めた障がい者等の参加・協力により、地域生活移行の意思形成、意向確認を進めていくうえで地域生活をイメージしやすくするためのツールの検討を行い、地域生活移行啓発のためのDVDを作成。



 本報告書では、それぞれの事業の概要や資料をまとめています。


* 「ピアサポーター」について

 今回の事業においては、養成研修を終了した「ピアカウンセラー」に限定せず、地域生活移行の実体験を持つ人も含め「ピアサポーター」として入所施設に赴いた。



※報告書[Wordファイル/2.71MB]


(以上、府のサイトより転載)


 昨年度取り組まれてきたこの活動に、私たちも微力ながら関わらせていただきました。

 大阪府に橋下知事が誕生し、様々な施策が「見直し」をされていく中で、府が当事者の声を大切にして取り組んできた「地域生活」を大切にした障害者施策は、むしろその意義を改めて確認されてきたと思います。

 そんな時期に取り組まれてきたこの取り組みは、ピアサポーターとして施設に出向いた当事者にとっても、とても力の入ったものとなったと思います。

 「地域生活」を実現した障害者の多くが、これから地域生活を始めたい障害者を、一生懸命応援したいと思っています。

 その思い、情報、力を施設入所者に届ける今回の一連の取り組みは、今後も継続されることでさらに大きな力になっていくと思います。

 今後も継続していきたい、そして大阪以外の各地でも、ぜひ取り組んでいただきたいと思います。

 報告書は90ページ。

 施設入所者の皆さんへのアンケート結果や、ピアサポーターが作った資料、取り組みの集大成として作成したDVD「はじめてみませんか!地域のくらし 〜ひとりじゃないよ〜」のシナリオなども掲載されています。
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