「障害者市民防災提言集」のご紹介 [2009年01月17日(Sat)]
障害者市民防災提言集 NPO法人 ゆめ風基金 2006年8月発行 定価 500円 A4版88ページ 「ゆめ風基金」は阪神淡路大震災を教訓に、自然災害での障害者救援と復興支援を目的に1995年6月に発足しました。 障害者市民を対象とした、被災時の救援・復興活動を行うためのネットワーク作り、防災や災害時に備えた提言活動に取り組んでいます。 今回ご紹介する「障害者市民防災提言集」は、障害者市民から防災提言を発信し、災害に強い共に生きるまちづくりをめざしてまとめられました。 被災時の、つらく悲しい体験。あの時、必死の思いで生み出したアイディアや工夫。あの時できていれば、もっとたくさんの命をつなげたかもしれない仕組みや備え。 15にまとめられた提言の1番、「あの手この手で『いのち』をトコトンいとおしむ」。 ここにこの提言集への想いが集約され、さいごの「防災・減災はふだんのまちづくりから」に、現在から未来への希望が込められています。 「防災」について考えることは、私たちが生きる社会の在り方を考えること。 たくさんの「弱者」を一瞬のうちに作り出す災害。 「安全、安心のまちづくり」に、障害者からの「発信」がとても大切だということに改めて思い至り、この提言が一日もはやく「常識」となることを願ってやみません。 本資料のご購入、お問い合わせは「ゆめ風基金」まで。ウェブサイトから注文が可能です。 |