「たっち」のひろば登録には毎日20人近くの方がいらっしゃいます。子どもの遊び場、ママ友、サークルを求めていらっしゃる方、通りがかりの方、転入されてきた方など、さまざまな人との出会いが受付の場で生まれます。
あるとき、8月に引っ越されてきたばかりという4か月のお子さんを抱いて、若いお母さんがいらっしゃいました。
「誰も知り合いがいないので、同じような月齢のお子さんのいる集まりの場を探しています」ということでした。
「たっち」関連の情報はお伝えしつつ、地域の小さな居場所も紹介したところ、後日、
「とても落ち着いた場所で、ゆっくり遊べました。お友達もできそうです。今度、ピアノとバイオリンのコンサートが開かれるそうで、また行ってみたいと思います」
と弾んだ声での話がありました。
親子ともども、ホッとできる居場所が地域にあること、出会いの場があることは大事ですが、そのような地域との繋がりを結ぶ役割を担っていることも改めて感じています。
緩やかに気軽に利用できるさまざまな居場所がたくさんできるといいなぁと頭の中にはいろいろな想いが膨らみます。
(たっち ふわふわ)