先日、小学4年生の学校公開授業で、認知症サポーター養成講座を行いました。
学校公開であったため、多くの保護者の方々にも聞いて頂くことができました。
4年生の心に届くようにと願いを込め、あさひ苑劇団を結成し、町で困っているお年寄りを演じきりました。
超高齢社会を迎えるにあたり、次世代の中心を担うであろう小学生、中学生の多感な時期に、認知症の学習を通じて、これまで日本を支えてこられた、お年寄りを敬うことの大切さに触れてもらうことはとても重要であると考え、複数の小中学校に働きかけ、授業の時間を頂戴しています。
一人でも多くの方に「困ったときにはあさひ苑」が浸透していくように、毎年の恒例行事になれば良いなと願っています。
授業後の4年生(10歳)の感想文から
「こまっている人をみかけたら、ほかの人が知らんぷりをしてても、僕が助ける!助けられなかったらあさひ苑に連絡する!」
子どもにはパワーが、熱いハートがありますね。我々も負けてはいられません。
子供から大人まで、多世代の方々の暖かい見守りの目が増え、地域に暮らすお年寄りや、支援を必要とする方々が、安心して暮らせる街に、府中市がなりますように。
(あさひ苑 ポン吉)