一か月前から泉苑ケアセンターに新しく登場した彼はとても働き者です。ご利用者の皆様が帰宅されてから仕事と始め、活動室を一晩中働いて綺麗にしてくれます。とてもよく働いてくれるので評判も良く、私たちの夕方の忙しい時間帯の業務に少しゆとりが出来ました。噂を聞きつけ、事務所や食事係などからも一目見ようと見学者が押し寄せています。人なつっこい性格で職員にかわいがられていますが、たまに行方不明になってしまうのが心配です。今後もお掃除ロボットの力も借りて環境整備に努め、デイサービスご利用の皆様に快適に過ごしていただける空間づくりを行っていきたいと思います。

泉苑の食事係にとって敬老のお祝いは、お正月と並ぶ大切なイベントです。
本格的な夏が始まる前の７月から、早速準備を開始します。
昨年好評だった献立は？　改善したいメニューは？　新しくお出ししたいごちそうは？色どりは？　見た目は？　盛り付ける食器は？　などなど、食事係内で意見を募り、献立を練り上げていきます。
また、お食事を飾るランチョンマット、ポスターなども毎年デザインを見直しご好評をいただいています。デイサービスのご利用者の方には、ランチョンマット・献立表をお持ち帰りになる方もたくさんいらっしゃいました。
さらに素晴らしい敬老の日を来年も皆様とご一緒に迎えられるよう、食事係一同さらに精進してまいります。

9月になりました。まだ暑い日もありますが、朝夕は爽やかな風が吹き、虫の音も聞こえてきました。
季節の変わり目ですが皆さま体調はいかがでしょうか？8月は猛暑やコロナウイルス感染症の増加もあり、日々ご利用者のご様子や体調管理について話に上がっていました。泉苑では7月に利用者健診を実施、施設医師の確認、必要時は精密検査を行いお薬の変更や調整を行いました。現在、ご家族の皆様へ結果をお送りするための作業を行っています。
今月は祝日も多く、敬老の日もあります。ご利用者の皆様にできるだけ健やかに、安心して過ごしていただけるよう務めてまいります。

ホームでは、ご利用者の皆さんにこの夏の暑さを忘れ、一時の涼を楽しんでいただこうとかき氷パーティーを企画しました、いちご、抹茶、メロンなど、お好きなシロップを選んで召し上がって頂きました。「抹茶がいい人〜？」と職員がお聞きすると、「は〜い。」と元気に答えていただき、楽しいパーティ−となりました。

暑さも毎年毎年きびしさが増しているような気がしますね。
そんな中、涼を求めて、泉苑では、かき氷を皆様に召し上がっていただきました。
このかき氷、実はひと工夫がありまして、水分にとろみが必要な方には、とろみをつけた水を凍らせて、その氷を使用しています。
なので、お口の中で溶けてもとろみがある、そんなことをしています。
ご利用者の皆様に、見て涼しい、食べて涼しいかき氷で体の中から涼しくなって夏を乗り切っていただきたいと思います。

2024年7月28日、泉苑ではしらとりと合同での恒例行事「むさこいまつり」を開催しました。コロナの感染状況をどう捉えるか迷った結果、昨年同様地域の皆様への開放は見送り、ご利用者及びそのご家族の方のみにお楽しみいただく形を取りました。
今回地域の踊り手さんから提供していただいた盆踊り曲のカセットテープ、ラストを飾るは「バハマ・ママ」。1980年代のディスコソングです。ノリのイイ昭和テイストのディスコソングに乗っての振り付けは何とおなじみの炭坑節！これなら皆バッチリです。泉苑のお年寄りも、しらとりの子供たちも、ご家族も、そして我々職員も…正に老若男女皆が楽しめる盆踊りとなりました。
出店・お囃子・盆踊り…。イマドキなりの夏祭りの風情を楽しんでいただけていたら嬉しいなぁと思った夏の夜でした。

7月２７日に武蔵台文化センターにてオレンジサロンを開催しました。認知症の方が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるように、認知症について学んでいます。今回のテーマは『認知症の方の行方不明に備える』でした。今年度から始まった、「認知症高齢者等おかえりサポートシール」について地域の皆様とご一緒に理解を深めることが出来ました。
新しいツールを使って、道に迷われている方が、早くご自宅へ帰宅できることを期待しています。

泉苑ケアセンターでは、夕方のレクリエーションとしてみんなでクイズをしたりして過ごしていますがこの日は久しぶりにドミノ倒しに挑戦しました。まずは皆さんの手元で慎重に並べてもらいました。するとあるご利用者から「せっかくだから皆のを繋げてみればいいんじゃない？」と提案があり隣の方とつないでどんどん大きくなっていきます。さらに「ここの丸いところは花火みたいじゃない？」とう意見がでると「おおお！花火だ！」と盛り上がり、ドミノで作った花火が完成しました。最後はドミノを倒してレクリエーションの時間は終了しましたが、何だか本物の花火大会を見たあとのように、満足な気持ちになり夏を感じることが出来ました。
皆さんもこの夏、どこかで素敵な花火が見れるといいですね！！

7月に入った途端に連日の猛暑となっています。夏らしい雰囲気が盛り上がってきました。あちらこちらで夏祭りや、花火大会のお知らせを目にします。コロナの自粛期間を経て、世の中もイベントの活気が戻ってきているようです。この季節になると、子どもの頃、親戚と一緒に毎年花火を観たことが思い出されます。親戚の家の屋根に布団を敷き詰めて、屋根の上から眺める花火です。今では近隣にマンションなどの高い建物が増え、もう家の屋根から花火は見えないのだそうです。雨に濡れて艶やかに開いたユリに、花火の思い出が重なりました。
泉苑のむさこい祭りも昨年から復活し、今年もまた開催されます。まだ地域の皆様はお誘いできませんし、花火もあがりませんが、ご利用者の皆さまに楽しんでいただき、活き活きとした夏の思い出となりますよう取り組みたいと思います。

改めて調べてみると、結婚してから遊んでばかりで働かなくなった機織りの名手織姫と牛使いの彦星が、仕事に励むことを条件に、七夕の夜に限って再会することが許されたという伝説があります。技芸に励み働くことの大切さを説いた話の由来から、短冊には物事の上達、努力で成し遂げられる夢や目標を書くのが相応しいようです。苑内の壁に飾られ日に日に増えていくご利用者様の願い事に微笑みながら、私の願い事は？と考えてみました。“泉苑で心身ともに健康で長く働けますように”ということにしておきましょう。