編み物が得意なH様。「煮干しだし」をとる時に使っている「だし袋」を縫っていただけないか針仕事をお願いしたところ、快く引き受けてくださいました。
メガネを2重にかけて針に糸を通し、こだわりの金具の指抜きをはめ、見本を見ながら「ここは袋縫いだね」と慣れた手つきでどんどんと縫っていきます。「昔は浴衣を1日で縫い上げたよ、ミシンなんてなかったからね」と教えていただきながら1時間であっという間に一袋縫い上げ完成。手捌きや完成度ともに、足元にも及ばないほどにお見事でした。
「このくらいならいくらでも縫えるよ、またもってきて」とおっしゃっていただけたので、お裁縫の時間を続けていこうと思います。