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人生いろいろ [2022年05月24日(Tue)]

松本様4.jpg特別養護老人ホームでは、出会いもあれば別れもあります。
約3年前に99歳でかんだ連雀にご入居されたA様が、先日、老衰のためご逝去されました。悲しさや寂しさはもちろんありますが、私はこの方やご家族に出会いお手伝いさせてただけたことをとてもうれしく誇りに思っています。
A様は、(鏡を見ながら)「なんか、そこに私に似た人がいる」と、にやりとしながらおっしゃったり、職員と一緒に歩いていると「さぁ走ろうか!!」と早足で歩き始めたりと、ジョークや職員が驚く行動をしてくださいました。100歳を超えても職員と一緒に歩き、ご自身でお食事し、新聞や本の小さな字も読むことができていました。
ある日から、お食事を口まで運ぶも食べなくなり、ご家族が交代で寝泊まりをしながら最期の時間を過ごしました。食事や飲み物も飲むことが難しくなっておりましたが、A様は自宅で生活していた時も、かんだ連雀にご入居されてからもワインを晩酌で呑んでおり、ご家族のお手伝いでワインを一口呑み「苦い」という反応。その後お顔が赤らみ「酔っぱらいましたか?」と伺うと首を横に振り否定し、A様を中心にご家族と職員が笑いに包まれました。
家族に厳しく、他人には気遣いのできる方で、言葉が出なくとも最期まで冗談を交えた表情や首振りで応えてくださり、笑いが多い日々を過ごし、眠るように息を引き取りました。
その後A様はご自宅に戻り、家族に囲まれ葬儀を終えました。私は、職員と一緒にご自宅に伺いお線香をあげさせていただき遺影からは今にも飛び出して来て話始めようとしているのではないかと笑いが絶えないほど、ご家族と一緒にA様のお話をしました。A様を通して一人の方の人生と家族との繋がりや私たちが関わらせていただく時間を大事にしていこうと原点に返ることができました。
(かんだ連雀 ワイン)


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Posted by かんだ連雀 at 09:00 | かんだ連雀 | この記事のURL