おおさかふみんネット/南河内生涯学習広域講座のご案内 [2010年11月30日(Tue)]
おおさかふみんネット/南河内生涯学習広域講座が下記のとおり、
開催されます。毎年、南河内の歴史や文化を紹介する講座として 開催されており、今年は中世の城郭をテーマに全4回の連続講座 となっています。興味のある方は、是非、ご参加ください。 南河内郷土探訪−南河内の中世城郭−(全4回) 第1回 2月2日(水)午後2時〜 松原市民ふるさとぴあプラザ 「南河内から見た日本の城」 千田嘉博(奈良大学文学部教授) 概要;中世の城郭への関心が高まっています。しかし中世の城跡 は建物が残されておらず、わかりやすくありません。そこで中世の 城跡の見方をまずお話します。ついでに南河内のすぐれた中世城 館跡を紹介し、そうした城跡を日本各地の城跡と比較して、特徴を 明らかにします。 第2回 2月9日(水)午後2時〜 松原市民ふるさとぴあプラザ 「楠木正成と中世山城−赤坂城塞を中心に−」 和泉大樹(千早赤阪村教育委員会) 概要;南北朝動乱期、楠木正成は千早赤阪の地に城塞群を築き、 幕府軍と相交えました。それらはどのような山城だったのでしょう か?計画的に配置されたのでしょうか?発掘調査の成果なども 盛り込みながら、楠木正成により千早赤阪に築かれた山城の概 要を中心にお話したいと思います。 第3回 2月25日(金)午後2時〜 河内長野市立三日市市民ホール 「南河内の内乱と烏帽子形城」 太田宏明(河内長野市教育委員会) 概要;烏帽子形城は、河内の守護大名・畠山氏の城として登場し、 その後は三好氏、織田氏、豊臣氏などの勢力によって使われて きました。まさに、戦国時代の合戦史の証人なのです。河内長野 市教育委員会では、この城についての調査・検討を進めています が、今回の講演では、最新の調査成果をもとに、城の構造や歴史 的役割について解説したいと思います。 第4回 3月4日(金)午後2時〜 河内長野市立三日市市民ホール 「嶽山城の盛衰について」 中村浩(大阪大谷大学文学部教授) 概要;富田林の南郊の嶽山は、東中腹に奈良前期の龍泉寺が 位置し、南北朝時代にはその頂上に龍泉寺城が構築されていた ことが『太平記』に見えます。しかし歴史史料に頻繁に登場するの は室町時代末期に岳(武)山城で畠山義就との関連でみられ、や がてその没落以降まったく歴史上から姿を消します。今回はその 嶽山城の盛衰について史料から考えてみたいと思います。 申込人数;150名(申込多数の場合は抽選) 対象者;全4回出席可能であればどなたでも 受講料;500円(全4回分) 申込方法;往復ハガキに住所、氏名、郵便番号、氏名(ふりがな)、 年齢、電話番号と返信用宛名を明記の上、申込。 1枚のはがきで2名まで申し込めます。その場合、2名とも住所、氏 名、年齢、電話番号を明記ください。 申込期限;平成22年12月22日(水)必着 申込先;〒583−8585 河南町大字白木1359−6 河南町教育委員会教育課「ふみんねっと南河内係」 お問合せ;河南町教育委員会教育課 0721−93−2500 |