本校は、出水市の高尾野町にある、児童数476名の中規模校です。平成18年3月13日に、旧出水市と高尾野町・野田町が市町村合併して、現在の出水市となり、それに伴い、出水市立高尾野小学校となりました。
高尾野町が豊かな農村地帯であったという背景と出水地区(出水市、阿久根市、長島町)の中央に位置しているという地理的な条件の下、有り難いことに児童数は横ばい状態であり、本市2番目に多い児童数の学校になります。
創立以来、令和4年度で147周年目を迎える伝統のある学校です。本校への地域の人々の期待は大きいものがあります。その期待に応えるために、学校も積極的に地域行事等の参加やボランティア活動への参加、地域人材や地域素材の活用を行っています。
令和4年度は,学級数22学級、教職員数35名です。子どもたちは元気で明るい子どもが多く、笑顔で元気な挨拶や朝の挨拶運動、清掃活動、読書活動に取り組んでいます。
また、かつて高尾野町は「陸上の高尾野」や「吹奏楽の高尾野小」とも言われて、文武両道を誇っていました。このことを受け、体力のある元気な子ども、歌声や音楽があふれる学校も目指しています。
さらに、本市は「読書活動日本一」を掲げる読書活動推進の市でもありますので、本校でも読書活動の質的改善を積極的に進めてまいります。