• もっと見る
« 2024年05月 | Main | 2024年07月»
令和6年度第1期定例研修会並びに高梁地区保護司会総会 [2024年06月01日(Sat)]


DSC_0628_s.jpg

令和6年5月30日 高梁市文化交流館において 第1期定例研修会並びに令和6年度高梁地区保護司会総会が開催されました。

研修会は今年広島から岡山保護観察所に転任され、高梁地区主任官に配属された藤岡基恵保護観察官より刑法等の改正に伴う保護観察制度の変更についての説明等がありました。保護司の活動は過ちを犯した人の立ち直り支援することを主な目的としていますが、今回の改正で犯罪被害者への配慮が大きく盛り込まれたこと、また過ちを犯した人への支援においても、保護観察が終わった後でも支援を受けられる制度に変更されたことをお話されました。

DSC_0627_s.jpg
藤岡基恵保護観察官


総会では以下の皆様の挨拶がありました

高梁地区保護司会会長 那須照嗣氏

岡山保護観察所所長 石田清文氏

高梁市役所福祉課長 斎藤正則氏

高梁地区更生保護女性会会長 赤木啓子氏



DSC_0638_st.jpg
岡山保護観察所所長 石田清文氏


DSC_0644_st.jpg
高梁地区更生保護女性会会長 赤木啓子氏


【会長挨拶※抜粋】

皆様 おはようございます。保護司の総会にお忙しい中ご出席いただきありがとうございます。近年は情報通信技術の発達によって私たちのライフスタイルは大きく変化しました。一人ひとりがスマートフォンを手に指先一つ、或は指先すら使わず音声で多くのことが実現可能になっていることはご承知のとおりです。世界的にまん延した感染症もそれに拍車をかけ、私たちのコミュニケーションはリアルだけだったものが 今やインターネットを併用がニューノーマルとなりました。この変化は私たちの生活を飛躍的に便利にさせたということは言うに及びません。

一方で子どもも大人も多くの人が寸暇を惜しんで掌中のデジタル世界を見つめ、「いいね」や「既読」は気にしても、通勤電車の車窓の景色を忘れさっているように感じます。またインターネット社会の即時性は効率化や時短を可能にするものですが、それを重視しすぎるあまり、これまでにないストレスを生み出し、人間関係の形成にも少なからず影響を及ぼしているのではないでしょうか。

最近ではSNSを使っての犯罪が横行してきていますし、コロナの行動制限緩和により刑法犯認知件数は増加しています。保護観察所の皆様 また市内保護司・更生保護女性会の皆様と共に犯罪・非行のない明るい高梁市になるよう活動してまいります。今後ともよろしくお願い致します。 


挨拶に続き通常総会議事を行い、議事の中では保護司活動をもっと広報すべき等活発な議論が交わされ、議案は全件承認され、閉会挨拶として、高梁地区保護司会副会長 原田純子氏より 来賓への謝辞および当会の女性保護司が取り組んでいる紙芝居活動の報告を含めた挨拶をもって終了となりました。


DSC_0648_st.jpg
原田純子副会長


Posted by 樋口三城 at 07:25 | 活動記録 | この記事のURL | コメント(1) |