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マンガはプロット作りへ [2010年04月30日(Fri)]

ブログ開設から、ひと月が経ちました。
まだ本格的なお披露目をしていないにもかかわらず、毎日たくさんのアクセスをいただいています。
本当にありがとうございます。
毎日のように更新を続け、ようやく形になり始めましたので、近いうちにURLを印刷した告知用のカードでも作ろうと思います。

マンガ「長谷川泰物語(仮題)」は、現在プロットと呼ばれる肯定に入っています。
大まかに言うと、ストーリーが何章に分かれて、そこにどんなエピソードを盛り込むかを構成する作業。
マンガの土台作りの作業です。



6月には、歴史物も描かれるプロの漫画家さんを、東京からお招きして、
「長谷川泰を語る会」スタッフの漫画担当と、打合せを行ないます。
そこからが、いよいよ本格的な漫画制作の段階に入ります。

それまでに取材も頑張るぞ!
みつけ伝承館 [2010年04月29日(Thu)]

見附市の民俗文化資料館が、学校町(旧産業振興センター)へ移転して「みつけ伝承館」として4/20からオープンしました。
展示された古い民具からは、昔の生活が目に浮かぶようで、とても興味深い施設となっています。
見附に点在する各遺跡の資料もワクワクしますよ。

見附市webサイト「みつけ伝承館」
http://www.city.mitsuke.niigata.jp/ctg/00670140/00670140.html


先日、かつて耳取にあった「青りょう館」について調査に伺った際には、担当の方には大変親切にしていただきました。
今後も施設を活用させて頂きます、ありがとうございました。

「青りょう館」についての過去の記事はこちら
https://blog.canpan.info/taisensei/daily/201004/12
悠久山公園の夜桜 [2010年04月28日(Wed)]

週明け、長岡市の悠久山公園では桜が満開。
夜桜見物に行ってまいりました。



平日にもかかわらず、出店が長く並び、とても賑わっていました。
公園や蒼柴神社には、小林虎三郎、河井継之助、山本帯刀ら、
長谷川泰と同じ時代を生きた、長岡の歴史上の人物の碑が置かれています。

泰先生も、悠久山での花見を楽しんでいたのでしょうか?
そんな風に想像しながら、桜並木の下を歩きました。
【泰先生メモ04】福井町の生家跡 [2010年04月28日(Wed)]

長岡市教育委員会によって、長谷川泰生家跡に立てられた案内板。



多一(後の泰先生)は、天保13年(1842)長岡領福井村に、この地で開業していた漢方医の父、長谷川宗済の長男として生まれました。
長谷川家は、福井村の開祖を先祖に持つ名家でした。
多一は、20歳で下総国佐倉の医学塾「順天堂」に入塾するまで、ここ福井村で生活しています。

戊辰戦争で長岡藩軍の基地となった屋敷は焼失しますが、その後に再建された家で育った泰先生の孫養子の長谷川亀之助は、長岡中央病院の院長を務めるなどして村民の尊敬を集めました。

現在のこの場所に住まわれる長谷川泰行さんの元には、泰先生を慕う医学関係者の方が、今でも時折この地を訪れるそうです。
泰先生自筆の書簡 [2010年04月27日(Tue)]

福井町の長谷川泰生家跡、長谷川さん宅に残された、泰先生直筆の手紙です。



消印は薄れてしまい、判別しづらい状態です。
差出元の住所は東京市本郷となっています。

手紙の多くは、福井村の長谷川家に住んでいた孫養子の亀之助へ宛て、学費の仕送を報告するものです。
10通以上が残されていますが、その内容からは、
亀之助を気にかけて可愛がっていた様子や、後輩たちの教育に熱心であった泰先生の性格が想像できます。

全ての封筒の宛名面には「至急」「大至急」と書き添えられています。
多忙であった泰先生の日々ががうかがえますね。
(そしてちょっと、せっかちだったのかも??)
豪放な筆跡も、たいへん魅力的です。

手紙の内容を詳しく読み解くのは、なかなか大変ですが、新しい事が判りましたら追って報告しますね。


当ブログ関連記事
「泰先生の孫養子、亀之助さんの話」
大河津分水桜並木 [2010年04月27日(Tue)]

分水町の大河津分水桜並木です。
少し散り始めていました。



約3000本の桜が堤防脇に、延々と列びます。
終わりが見えません!
毎年4月に、艶やかなおいらんが桜並木を練り歩く「分水おいらん道中」が行われます。

「分水おいらん道中」(新潟見どころナビさん)
http://www.naviu.net/oirandoutyuu05/oirandoutyu05.htm



桜越しの国上山と弥彦山も綺麗。



並木の中に入ってみると、これまた素晴らしい桜のアーチです。
この下で花見が出来たら幸せですね。

筒場諏訪神社の春祭 [2010年04月26日(Mon)]

25日、新組町の筒場諏訪神社で春祭が開催されました。
境内の桜が満開で、空も快晴のとても良い日。



朝から、宮路さま(宮路の石動神社)の神主からご祈祷をいただき、子ども会の神輿が町内を練り歩き、お昼には五穀豊穣を祈願する神楽舞が奉納されました。



諏訪神社の神楽舞は、長岡市蔵王の金峰神社と、宮路の石動神社に起源を置きます。
そこに加えて、かつては多くが稲作農家であったこの地域ならではの特色も反映した、素朴ながら楽しい舞です。
舞殿からの餅まきには、子どもたちが大はしゃぎで駆け回っていました。
デイホーム新組からも、お年寄りの皆さんにお越しいただき、舞を楽しんでいただけたようです。



写真は、前日の夜宮から当日の奉納舞の様子です。



神社の設営をされた各担当町内の皆さん、お疲れさまでした。
そして、お仕事も多忙な中、ひと月に渡り練習をしてきた「諏訪神社舞保存会」の皆さん、ありがとうございました。
大黒古戦場から福井町を望む [2010年04月26日(Mon)]

大黒町にある「大黒古戦場パーク」から、泰先生の生まれた福井町を眺めてみました。
公園の桜はもうすぐ満開でした。
今日は見頃でしょうね。



「大黒古戦場パーク」について。
慶応4年(1868)の夏、北越戊辰戦争最大の激戦地となり、長岡/会津/米沢藩兵らの奥羽越同盟軍と、薩摩/長州藩兵らの新政府軍との間で/激闘がかわされました。付近の人びとは、その勇戦を讃え「大黒戊辰戦跡記念碑」を建てました。碑は山本五十六の筆跡によります。
また、河井継之助の長岡城奪回で有名な「八丁沖」方面を見渡すことができます。


当時26歳の長谷川泰は、軍医として長岡藩の部隊に従軍しました。

長岡市観光課「大黒古戦場パーク」
http://www.city.nagaoka.niigata.jp/kankou/rekishi/shiseki/daikoku.html

長岡市観光課「八丁沖古戦場パーク」(富島)
http://www.city.nagaoka.niigata.jp/kankou/rekishi/shiseki/hacchouoki.html
投稿いただいた写真の紹介 [2010年04月25日(Sun)]

新組地区民の方から写真の投稿をいただきました!
猿橋川の土手で、桜と水仙の競演です。
空の青とピンクと黄色が、とっても鮮やかなコントラストで、春気分満点ですね。



皆さんからも、紹介したい新組地区の風景がありましたら、投稿をお待ちしております!

<長谷川泰を語る会のメールアドレス>
taisensei@me.com
【泰先生メモ03】湯島天神の銅像 [2010年04月24日(Sat)]

済生学舎の跡地にほど近い、東京の湯島天神の裏に建立されていた長谷川泰の銅像。



明治45年に泰先生が亡くなると、その功績を後世に遺す声が上がりました。
元号は移り、大正5年4月5月の良く晴れた空と桜の花のもと、長谷川泰翁を慕う人々が湯島天神に集いました。神社の境内に長谷川泰翁の功績を讃えるべく銅像が除幕されたのです。
その銅像は、生前お気に入りの羽織袴姿で医学書を片手にした、高さ170cmにもなる堂々たる座像でした。
像はさらに巨大な台座に乗せられ、湯島天神の間近にあった済生学舎の方向を見据えるようであったとされます。

済生学舎初期からの同志であり、銅像建造を指揮した同郷人の石黒宇宙治は後に語ります。
“泰先生は死後に銅像を造られる事を望んだでしょうか?判断に迷います。私は先生の性格を考えるとおそらく反対されたと思います。しかし、済生学舎の出身者たちは日本社会に貢献した功績を永久に伝えるために建造を決定しました。”
自己顕示の苦手なその性格が知られていながら、全国3千人を超える教師・出身者から多額の寄附が集まったというところに長谷川泰校長の偉大さがあります。


昭和に入り日本が第二次世界大戦に突入すると、甲子園にあった外山脩造の像(泰の幼馴染)や全国の多くのモニュメントがそうなったように、長谷川泰の銅像も残念ながら軍備の材料として徴集されてしまいました。
残されていた台座部分も、近年撤去されたそうです。
「長谷川泰先生に親しむ集い」で講師をお願いした西片正栄さんは、「台座だけでも、なんとかして故郷に移してさしあげるべきでした」と語られます。
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